ミニマリスト三昧

夫と死別した50代ミニマリスト。砂糖断ちとカフェイン断ち中のゆるベジタリアン。

これだけは処分できない。唯一残した夫の遺品に込められた想いとは?

春のお彼岸も今日で終わりですね。

今日は、1年前に亡くなった遺品の中で唯一処分できないものについてお話したいと思います。

 大変個人的な話ですが、よろしかったらお付き合いください。

   

唯一残した夫の遺品

私の夫は1年ほど前に亡くなりました。

このお彼岸はお墓参りに行きたいと思いましたが、お墓が岡山にあるのでそうそう気軽には行けません。

申し訳ないなと思っていると、ふと写真以外で唯一残した夫の遺品のことを思い出しました。

それは、夫が大ファンだった矢沢永吉さんのこちらのバスタオルです。

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このバスタオルは再婚した年に夫からもらったものです。

結構レアものだと夫は話していましたが、私にはその価値がよくわかりません💦

ただ、私にとっては別の意味で手放すことのできない大事な思い出の品です。

というのは、このバスタオルは夫と一緒に行った唯一のコンサートに持っていったものだからです。

ファンの方ならご存知だと思いますが、矢沢さんのコンサートではタオルを空中に投げる曲が何曲かあります。そのために夫がくれたんですね。

夫の想い

そして、このバスタオルには夫の特別な思いが込められています。

夫は50代後半で初婚でしたが、結婚した相手とこのバスタオルを持ってコンサートに行くのがずっと夢だったそうです。

それで私と一緒にコンサートに行った時は、長年の夢がかなったと言って子供のようにはしゃいでいました。

私も初めて行った矢沢さんのコンサートがとても楽しくてまた行きたいと思いましたが、結局いろいろな事情でその一回きりだったんですね。

なので、夫にとっても私にとっても大変思い出深い品です。

夫とは四年半の結婚生活でしたが、その中でも特に印象に残っている思い出なんですね。

ですから、夫との楽しかった思い出が詰まっているこのバスタオルだけは、どうしても手放すことができません。

これからもずっと手元に置いて、時々夫をしのびたいと思います。

これ以外に手放したタオル

このバスタオル以外は、ほとんど手放しています。

できれば全部残したかったのですが、狭い部屋では自分のものを置くだけで精一杯です。

それで、夫には申し訳ないと思いつつ、泣く泣く手放しました。

その話はよろしかったらこちらの記事をご覧ください。

www.yamanoyume.com

そして、最後まで残っていた5枚を、最近やっとファンの方に譲ることができました。

この5枚より前に手放したバスタオルはかび臭かったので捨ててしまい、ファンの方からお叱りを受けました。

それで今回はメルカリでファンの方に譲ることにしました。

メルカリに出品後、なんと20分もかからないうちに即売してしまいました。

今回はファンの方に譲りたいと思っていたので、夫もそれを応援してくれたような気がします。

何といっても夫が生前大切にしていたものなので、粗末にはできません。

それが大変なプレッシャーでしたが、価値の分かるファンの方に譲ることができて肩の荷が下りました。

夫の一周忌に私が感じたことも記事にしています。よろしかったらこちらの記事もご覧ください。

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最後に

夫の遺品で唯一残したバスタオルには、楽しかった思い出が詰まっています。

ずっと手放すことはできないでしょう。

夫の大切にしていたバスタオルをたった1枚しか残せなくても、夫も許してくれそうな気がします。

そういう心の広いところがある人でした。

これからも大事に管理しながら時々、夫をしのびたいと思います。

今日は大変個人的なことをお話してしまいましたが、最後までお付き合いいただきありがとうございます。