フランスで40万部の大べストセラーになった、ドミニック・ローホーの本を数日前に拝読しました。
ドミニック・ローホーの『シンプルに生きる』は、フランスのミニマリスト本です。
大変共感して一生読み続けたいと思える、私のバイブルの一つになりました。
今日は『シンプルに生きる』から学んだ、上質な暮らしのために必要な5つのコツについて、ご紹介したいと思います。
ドミニック・ローホーの『シンプルに生きる』はミニマリスト本
私は最近、ドミニック・ローホーの『シンプルに生きる』を拝読しました。
彼女の「シンプル主義」はミニマリズムとほぼ同等だと感じました。
こちらの本は、ヨーロッパで大ベストセラーになり、フランスで40万部を突破しています。
ドミニック・ローホーはフランス人ですが、30年間日本に住んでいた日本通です。
本を開いてから終わりまで、ずっと共感しながら読みました。
私にとって何度でもじっくり読み返したい、珠玉の宝石のような存在になりました。
今後もずっとミニマリストのお手本として、大事に読み続けたいと思っています。
ドミニック・ローホー『シンプルに生きる』から学ぶ上質な暮らしのための5つのコツ
ドミニックは、残念ながらものが私たちを支配していると言います。
ものに振り回されないためには、自分なりの考えや姿勢を持っていることが大事。
その考えや姿勢に基づいて、必要なものだけに減らすことが精神的に豊かに暮らすことになると説きます。
私もまさにその通りだと納得しながら、読み進めました。
そんなドミニックがおすすめする、上質でシンプルな暮らしのコツを5つご紹介します。
1、大好きなものだけに囲まれて暮らす
自分が本当に好きなものを知ることは、とても大事です。
喜びを与えてくれるものだけを持つ覚悟が必要なんですね。
ほどほどに良いもの、ほどほどにお気に入りだったものは処分し、完璧なものと取り替えること。
出典:『シンプルに生きる』ドミニック・ローホー著(幻冬舎)
たとえ高くついても、持ち物はとびきり気に入った選りすぐりだけにします。
そうすることで、最小限のもので満足できるシンプルな暮らしができます。
これはまさにミニマリストです。
お金のかけ方は人それぞれだと思います。
それでも、必要最低限のもので暮らすには、気に入ったものだけにするのは必須の条件ですね。
2、ベーシックで上質なものにこだわる
持ち物はベーシックで上質なものを選ぶことが特に重要です。
ものを購入するということは、つまり、自分のからだの一部となるものを買うということ。
出典:『シンプルに生きる』ドミニック・ローホー著(幻冬舎)
自分の体の一部だと思えば、真剣に選ぶしかありません。
それほど気に入ったものばかりならば、暮らしは潤いますよね。
私もミニマリストを目指すようになってから、持ち物はできるだけ上質なものを選ぶようにしています。そうすることで、暮らしの質が格段にアップした気がします。
例えばマグカップは一つだけですが、ノリタケのものを使っていて毎日快適です。
カリスマホストのローランド様も、上質な暮らしを体現するミニマリストです。
スーツも傘も1つしか持たない潔さに憧れます。
私のミニマルライフのお手本です。
3、まずは住まいをシンプルに
シンプルに生きるには、常に自分をコントロールし、暮らしの細部にまで気を配る必要があります。
出典:『シンプルに生きる』ドミニック・ローホー著(幻冬舎)
最初にすべき事は、本当に必要なものかどうかチェックして処分すること。
住まいをシンプルにすると、人生をよりはっきり見通すことができるようになります。
これは不思議ですが、私も感じます。
不要なものに囲まれていると、やるべきことに集中できないんですよね。
具体的には、家の中にあるものを全てリストアップすること。
そうすると同じようなものをいくつも持っていることがわかって、無駄に気づきます。
また、住まいの色をモノクロに揃えることも重要です。
色彩は目を疲れさせるので、シンプルな暮らしにモノクロは必須なんですね。
私もインテリアの色は、できるだけモノトーンにしたいと思っています。
きれいな色のものも少しあり、冷蔵庫はバーガンディです。
4、ワードローブの再点検
ドミニックによると、シンプルな服を少なく持つべきだそうです。
そうすると、「まあまあな服」や「少しましな服」がなくなります。
本当にお気に入りのよく着る服だけが残るというわけです。
これは私も実践しています。
少ない服で暮らそうと思ったら、シンプルなものばかりになりました。
少ないシンプルな服で暮らすのは、とても快適です。
私はアクセサリーやストールなどで、アクセントをつけています。
5、お金を自分の奴隷にする
お金を失う原因は、実は理性的な大きな投資ではなく、もう思い出すこともできない小さな出費の積み重ねなのです。
出典:『シンプルに生きる』ドミニック・ローホー著(幻冬舎)
小さな無駄遣いの積み重ねがお金を失う原因なのは、私も痛感しています。
こういった小額のお金でも不要なものに使わないことが、お金に支配されないコツだと感じます。
ドミニックのすばらしいところは、気まぐれな出費にも対応していること。
気まぐれな出費をしないのは無理なので、最初から予算を取っておくそうです。
このようにお金を使うと、自分がお金の奴隷になることはありませんね。
他にも、1年間使わなかったものは捨てることや、美容、人づきあいなど、暮らし全般にわたるドミニックのこだわりが満載です。
どのページを開いても心に深く届く内容ばかり。
よろしかったら、皆様もぜひご一読下さい。
『シンプルに生きる』以外にも、おすすめなミニマリストや片づけの本があります。
よろしかったらぜひこちらもご覧ください。
50代の私がおすすめする15冊のミニマリスト・片づけ本。 - ミニマリスト三昧
お手数ですが、押していただけると大変喜びます♪
最後に
日本に30年間住んでいたドミニック・ローホー。
本の中にはあまり日本の話は出て来ませんが、かなり影響を受けているようです。
日本の素晴らしさを外国人に教えてもらうのは不思議な気がしますね。
外国人だからこそわかる良さがあるのかもしれません。
『シンプルに生きる』は私の大事な1冊になりました。
今後も繰り返し読みたいと思っています。
ミニマルな暮らしの参考になる『シンプルに生きる』。
よろしかったら、皆様もぜ一度お読みになってみてください。