ミニマリスト三昧

夫と死別した50代ミニマリスト。砂糖断ちとカフェイン断ち中のゆるベジタリアン。

私に片づけの原点を思い出させてくれたミニマリストの言葉とは?

先日、人気ミニマリストである筆子さんのご著書の中に、ハッとした言葉を見つけました。

私の片づけ原点を思い出したので、今日はそのことについてお話ししたいと思います。

   

筆子さんの言葉

先日、尊敬するミニマリストの筆子さんの本を読み返していたときのことです。

とても印象に残った言葉がありました。

今まで何度も読み返していますが、片づけを始めて半年が経ち、忘れかけていた言葉でした。

この言葉を目にしたとき、はっとしました。

そして改めて片づけの原点を思い出すことができました。

その言葉は「ミニマリストはモノを減らす人ではない」というものです。

私は昨年7月から本格的に片づけを始めましたが、目的の1つとしてミニマリストになりたい、ということがありました。

ですが、片づけを続けているうちに、ただ不要なものを捨ててできるだけものを減らすことがミニマリストへの近道、というようにいつのまにかすり変わっていたんですね。

ミニマリストの本質を忘れていたことにその時気がついて、とても反省しました。

ミニマリストの本質 

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ミニマリストはものを減らす人ではない、というのは深い言葉です。

もちろん基本的にミニマリストは自分の持ち物にこだわりがあるので、不要なものは手放すのが前提条件です。

ですが、物を減らすこと自体が目的なのではありません。

ともすると物を減らすことにばかり意識が行ってしまい、どうしてものを減らすのかという目的を忘れてしまいがちです。

捨てるものがなくなってお気に入りのものまで手放してしまった、ということにもなりかねません。これでは本末転倒です。

ミニマリストが不要なものを手放すのは、物を減らすことが目的なのではありません。

筆子さんは次のようにおっしゃっています。

ミニマリストは「最小限のもので最大限に生きよう」としています。

モノが少ないと、時間とスペースが生まれるので、自分の人生にとって大切なことを見つけやすくなります。モノを減らしながら、大事なものだけに意識を向ければ、節約もできるし、ストレスも減り、より健康になり、時間ができて、自分のやりたいことに集中できます。

出典:「1週間で8割捨てる技術」筆子著(KADOKAWA)

これこそがミニマリストが物を減らす真の理由です。

物を減らすことが目的なのではなく、自分の求める豊かな暮らしを目指した結果、ものが少なくなっただけなのです。

今回の筆子さんの言葉には、忘れていたミニマリストの本質を思い出させてもらいました。

今後このことを忘れないようにしたいと思います。

私が片付けをする目的

ミニマリストになりたい

私にはミニマリストになってその時の気持ちを感じたいと言う願いがあります。

自分の望むものにだけに囲まれた暮らしはどんなにすばらしいだろうと想像しています。

望むものというのは、別に高価なものである必要はありません。

ただ、私なりにこだわったお気に入りのものをできるだけ手元におきたいと考えています。

今まで持っていたものでもこれから手に入れるものでも、一つ一つ丁寧に向き合って選んでいきたいと思います。

これは意外と手間のかかる作業ですが、この作業を外すわけにはいきません。

これからはますます一つ一つのものと向き合いながら、自分の気持ちに正直にものを手放していきたいと思います。 

生前整理のため

私が片付けをするのは生前整理のためでもあります。

1年前に夫を急病で亡くした時に、人は突然死ぬことがあるということを実感しました。

自分が死ぬ時は持ち物を最低限に減らしておきたいと考えています。

亡くなった夫のことは、よろしかったらこちらの記事をご覧ください。

www.yamanoyume.com

 (この中にミニマムライフのヒントがたくさんあります)
断捨離シンプル&ミニマムな暮らし

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最後に

今回、筆子さんの言葉で私が片付けをする原点を思い出しました。

ただ不用品を手放してものを減らすだけでなく、気に入ったものだけを残して快適な暮らしができるように心がけたいと思います。

この言葉を忘れずに片づけを続けていこうと思います。

この記事が少しでも皆様のお役に立てばうれしいです。