断捨離を続けていると、つくづく自分と向き合う地味な作業だと感じます。
物を捨てるだけではないんですね。
今日は断捨離で私が感じる精神的な効果を2つご紹介したいと思います。
断捨離効果
私は昨年の6月から本格的に断捨離を始めました。
1年近く経って、断捨離は自分と向き合う地味な作業だなと強く感じています。
その作業を積み重ねることで精神的な変化も感じています。
今日は私の経験から感じた、2つの精神的な断捨離効果についてお話ししたいと思います。
その前に精神的なことよりも先に感じやすい物理的な効果について簡単にご説明しますね。
物理的な効果
断捨離と言うと、不要なものを手放して部屋が整うイメージがありますよね。
断捨離を始めて最初に実感するのは、そういった物理的な効果だと思います。
不要なものが減っていて、だんだんとスッキリした暮らしやすい空間に変わる。
それはとても気分が良いものです。
そのうちに目に見えない精神的な面でも、いろいろな効果を感じるようになります。
精神的な効果
ストレスが減る
断捨離の精神的な効果でよく言われるのが、ストレスが減るということです。
これは断捨離をしたことがあれば誰でも経験することでしょう。
部屋がきれいになると気分がいいのはわかりますよね。
これは不用品があると、見るたびに無意識にストレスを感じているからです。
また、ものが多くて掃除がしにくい、探し物がすぐに見つからないなどの困りごとも解消されます。
私も明らかな不用品を手放してストレスが減った経験があります。
明らかに汚れたり壊れたりしたものは今すぐ手放すべきだと実感した出来事です。
詳しい話はよろしかったらこちらの記事をご覧ください。
自分の気持ちに気づく
不要なものに対する余計なストレスがなくなった分、自分の気持ちに気づきやすくなりました。
自分が心から望むものが少しづつわかってきたと感じます。
普段から使う食器も何となく使いにくかったものを使いやすいものに替えました。
10年以上使っていたこちらの木のボウルですが、縁に厚みがありなんとなく食べにくかったんですね。
最近、表面が白っぽく変色してきて洗っても落ちないので手放すことにしました。
その時に買い換えたのが無印良品のこちらの「アカシア ボール」です。
こちらは大きさが7種類あり、このボールはちょうど真ん中の大きさです。
直径16×高さ7㎝で、税込み1190円です。
こちらのボールは初めて使いましたが、縁が薄いのでとても食べやすいんですね。
また以前のものより軽いのでとても助かっています。
野菜サラダはもちろん、スープやヨーグルトなど幅広く使えます。
1日に何回も使うことがあり、少ない食器で暮らしたい私にはとても助かっています。
用途の限られるものは手放す方針なのですが、このボールは多用途に使えます。
無印良品ホームページのレビューでは、財布などの小物入れとして使っている方もいました。
以前、用途の限られるものは手放したほうがいいという記事を書いていますので、よろしかったらこちらの記事もご覧ください。
以前ならこの微妙な使いにくさには、なかなか気がつかなかったと思います。
わずかなことに気づくようになったのは大きな進歩です。
また、パートナーが欲しいという本心にも気づくことができました。
断捨離をしていなければ、亡くなった夫に申し訳ないという思いに隠れて、新しいパートナーが欲しい気持ちには気づかなかったでしょう。
これも自分がこれからどうやって生きていきたいか、わかってきたからこそです。
断捨離は自分との向き合い
断捨離や片づけは不要なものを捨てるだけではないとつくづく感じます。
自分にとって必要なものかどうか、を見極める行為では、実は自分がどんな生き方をしたいかが問われています。
自分の根本的な願いに気づくことにつながるんですね。
私が断捨離は自分との向き合いだと考える理由はここにあります。
断捨離していると生き方そのものが変わっていきます。
それはもちろん良い方向にです。
断捨離は物を捨てるだけではない、とやましたひでこさんがおっしゃるのも納得できます。
近藤麻理恵さんも、片づけは自分と向き合う行為で心を整えるとおっしゃっています。
近藤麻理恵さんについては以前の記事にも書いています。よろしかったらこちらもご覧ください。
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最後に
私が 1年近く断捨離してきて感じた、精神的な効果についてお話ししました。
私は以前に比べると、確実に自分の気持ちに気づきやすくなっています。
これからも楽しみながら続けていきたいと思います。
この記事が少しでも皆様のお役に立てばうれしいです。