私は今年5月に引越しましたが、直前に当時所有していた車を手放しました。
引越しまで時間がなかったので、少しくらい損してもスピード重視で車を処分。
結果的に関わった人全員が満足して、お得だったなと感じました。
「損して得取れ」ということわざもありますよね。
今日はその話をご紹介したいと思います。
引越しで車を手放したこと
私は今年5月に、岡山から埼玉に引越しました。
新生活にやっと慣れてきたせいか、最近以前のことをよく思い出します。
岡山では山間部に住んでいたので、車は必須。
こちらの軽自動車を所有していました。
ただ困ったことに、当時から私は目の具合が良くない状態。
車の運転にも支障があるほど。
交通の便がいい街中に引越せば、車を運転しなくても生活できます。
埼玉に引っ越す際は当然、車を手放すつもりでいました。
車の処分を手配した
ただどうやって手放したらいいのか、よくわからなかったのでネットで検索。
主な方法は、3つありました。
・なじみの車屋さんに頼んで売ってもらう
・なじみの車屋さんに、有料か無料で引き取ってもらう
・廃車にする
私の場合岡山の山間部に移住してまだ2年ほどだったので、地元になじみの車屋さんがありません。
廃車にすることを検討しましたが、思わぬところで助けの神が現れました。
手を差し伸べてくれたのは、金属ゴミ専門の廃品回収業者さん。
最初に引き取ってもらったのは普通の金属ゴミでした。
冷蔵庫4台と洗濯機3台は有料でしたが、それ以外の自転車や小型家電、石油ストーブ、金属の部品、古いカマなどを大量にタダで引き取ってくれました。
当時住んでいた市では、これらのゴミはごみ処理施設に持ち込めば処分ができます。
ただ重量制なので、金属ゴミは料金がかなりかかってしまいます。
業者さんに無料で引き取ってもらえたのは、大変助かりました。
廃品回収業者さんを知ったのは、以前チラシが入っていたから。
回収するものリストをチェックしたところ、車もありました。
ダメ元で車の引き取りも聞いてみたところ、快く承諾。
もしかしたら多少なりとも値段がつくかもしれないし、最悪でも有料にはならずにタダで処分できるという話でした。
もちろんたとえ一万円でも値段がつけばうれしいのですが、それ以上に処分費用がかからないほうがありがたいなと。
どちらでもいいので、業者さんに処分をお願いすることにしました。
車の引き取り先が決まった
半年以上経っているので詳しいことは忘れましたが、連絡があったのは確か引越しの数日前。
私の車が欲しい人が居る、という電話がありました。
タダで譲るという条件でしたが、引越しが迫る中で車を手放すメドがついたのは心底ホッとしたものです。
私の車は古かったので調子があまり良くありませんでしたが、それでも欲しい人が現れて廃車にせずにすみました。
相手の方も車が手に入って、皆が喜ぶ形で車を手放すことができました。
少しの損は逆にお得かもしれない
私の経験から感じたのは、少しぐらい損することを覚悟したほうが逆にお得なのかもということ。
はじめは、お金がかかる廃車を検討していました。
廃車にしなくてもよくなったことを考えれば、タダでもありがたいこと。
私が欲張って絶対車をお金に変えたいと思っていたら、引越しまでに車の処分ができなかった可能性も。
結果的に欲張らなかったことで、皆が喜ぶ形で車の処分ができました。
仲介をしてくれた廃品回収業者さんも大変喜んで、車の手続きに必要な書類を手紙も添えて早速送ってくれたり、メールもいただいたりしました。
ゴミや車の処分で関わっただけなのに、そこまでしてくれて大変励まされました。
誰かを喜ばせることができるのは、とても気持ちがいいものです。
お金には換算できませんね。
また、喜んでくれた人は相手に何か返したいと考えるようです。
少しぐらい損してもいいと考えると、自分でも気が楽になります。
ものすごく損するのはさすがに嫌ですが、少しくらいなら損してもいいと日ごろから考えています。
そのおかげで欲張らずに済んだので、引越しまでになんとか車を手放すことができました。
さらには仲介してくれた業者さんや相手の方にも喜んでもらえて、車も生かされていいことずくめ。
以上が少しぐらい損してもいいと思っていると逆にお得なのでは、と私が思う理由です。
損して得取れ、ということわざもあります。
昔から日本人は、よく知っていたのかもしれません。
お手数ですが、押していただけたらうれしいです♪
最後に
半年前に車を処分した際に起こったことが、私の中ではとても印象的だったのでシェアさせていただきました。
少しくらい損してもいいと思っていると、気持ちに余裕ができます。
表面上は損をしているように見えても、実は逆にかなり得をしていることがあるのだなとつくづく思いました。
以前の私は損したくない、と懸命になっていた人間。
その思いを手放してからは、だいぶ気持ちが穏やかになりました。
損得勘定で苦しくなったら、少しぐらい損してもいい、の言葉を思い出してみてください。
この記事が少しでも皆様のお役に立てばうれしいです。