私は、50代になればそろそろ少しずつ人間関係を断捨離していってもいいと考えています。
そのことに罪悪感を感じる方も多いかもしれませんが、その必要はないと思います。
今日はそのお話をさせていただきますね。
人間関係の断捨離について
先日、少し年上の友人と電話で話をしていて、人間関係について考えさせられました。
その友人は60代前半ですが、人間関係について私と大変意見が似ています。
その友人も私もしがらみがだいぶ減ってきて、本当に気の合う人とだけつき合いたいと考えていたんですね。
これから歳を重ねるにつれて、今まで気が合わなくても付き合わざるを得なかった人間関係を手放しやすくなります。
50代と言えば、定年退職したり子供が独立したり親の介護が始まったりと、ライフスタイルが大きく変化しやすい世代。
これまで仕事や子育てなどでがんばってきたのですから、残りの人生は楽しく過ごすことを考えてもバチは当たらないでしょう。
私は自分にとって居心地が悪い人間関係は、手放していってもいいのではないかと考えています。
突然縁を切るわけではない
人間関係の断捨離と言うと、気が合わない人と突然縁を切るイメージがあるかもしれません。
私はそのような過激な事をしよう、と言っているわけではないんですね。
以前年賀状を断捨離する記事にも書きましたが、こちらから絶縁宣言をするなどという事をするつもりは全くありません。
年賀状の断捨離記事は、よろしかったらこちらをご覧ください。
そうではなくて、ゆるやかに人間関係が推移していけば良いと考えています。
そもそも本当に気が合う人とならば、めったに会わなくてもご縁は切れないと思います。
現に前述の友人とは 20年ほど会っていませんが、いまだに年に数回電話で話す間柄。
たまにしか連絡を取り合わなくても、お互いに相手のことを忘れない。
そういった人間関係だけが、残っていけば良いのではないでしょうか。
もちろん、ひんぱんに会って楽しいと思える友人もいたらありがたいですよね。
人生も半ばを過ぎて、我慢しなければいけない人間関係はできるだけ手放しませんか。
それが身内となると話は別ですが、それでも気の合わない身内とは法事など必要最低限しか会わないようにすればいいですよね。
私は50代になれば、そろそろ自分で付き合う人を選んでも構わないのではないかと思っています。
何があっても受け入れる
以前、人間関係の断捨離記事にも書きましたが、相手から離れていくこともよくあります。
その記事もよろしかったらこちらをご覧ください。
相手が離れていったとしても、それは潔く受け入れようと思っています。
「来るものは拒まず、去るものは追わず」
私は今、この言葉を信条にしています。
時には離れたくない相手が離れていくこともあり、辛く悲しい思いもします。
私が離れていくよりも、その方が多かったかもしれません。
それでも、相手に執着することはやめたい。
いつでもそうできるわけではありませんが、そのつもりでいるだけでかなり気が楽になります。
また、自分から離れる時は申し訳ないと感じることもあるでしょう。
そういう気持ちもしっかり認めて感じればいいと思います。
罪悪感を感じたくないから付き合いをやめないのは本末転倒なので、辛くても自分の気持ちに正直になることをおすすめします。
私の場合は昨年、60代前半の夫を急病で亡くしたので、いやでも残りの人生について考えざるをえませんでした。
夫の話はよろしかったらこちらをご覧ください。
人はいつ死ぬかわかりません。
もし今日が人生最後の日ならどう過ごしたいか考えると、付き合いたくない人と一緒にいる選択肢はありませんよね。
残りの人生を充実したものにするためにも、必要以上に気を遣う人間関係は少しずつ手放していきたいと思います。
最後に
50代半ばにもなると残りの人生について考えるようになります。
自分にとってあまり必要でないと思う人間関係は、少しずつゆっくり手放していきたいですね。
もちろん離れても、それまでご縁があったわけですから、相手の方には心の中で感謝します。
人間関係について皆様はどうお考えでしょうか。
この記事が少しでも皆様のお役に立てばうれしいです。