私は断捨離を始めて3か月余りです。
断捨離で手放したものをどうするかは悩むことも多いですね。
今日はリサイクルそのものの断捨離で、気が楽になる方法をお話したいと思います。
リサイクルの断捨離
「リサイクルの断捨離」という言葉はやましたひでこさんの「人生を変える断捨離」(ダイヤモンド社)の中に出てきます。
リサイクルを断捨離するというのは斬新です。拝読してこれはかなり深いお考えだと感じました。
やましたさんはリサイクルは大切だけれど初心者にはとてもハードルが高いとおっしゃっています。
確かに売れるまで大量の不用品を家のどこかに保管しなくてはいけません。
手間もかかるので、逆にストレスを抱え込むというのもうなづけます。
リサイクルをすすめない理由としてやましたさんは以下のようにおっしゃいます。
多くの場合、そのモノを生かそうというより「買った時は高かったのに」「捨てるのはもったいない」など、金銭的な執着や捨てる罪悪感からの逃避であるケースがほとんど。ですから、むしろ「二度とこんなものは買わない」と決意するためには、思い切って捨てて、あえて”痛み”を引き受けることが必要です。
出典:「人生を変える断捨離」やましたひでこ著(ダイヤモンド社)
捨てられないのは執着心や罪悪感が原因のことも多いと思います。
捨てることであえて”痛み”を引き受けるのは立派なことだと思います。
それによって今後自分にとって不要なものを買わなくなるならとても効果がありますよね。
私が感じること
断捨離で大量に不用品が発生すればリサイクルの手間はかかります。
それは私も5月の引っ越し前に大量の不用品が出た際に経験しているのでよくわかります。
初心者は断捨離するだけで疲れてしまうことも多いですよね。
いわゆる決断疲れだと思いますが、手放すかどうか決めるのは意外に疲れる作業です。
さらに不用品のリサイクルまでするのは大変かもしれません。
無理にリサイクルする必要はないと私も思います。
捨てられないのが執着や罪悪感から来ているのならば、いっそのこと捨てて執着や罪悪感も一緒に手放したほうが今後のためです。
物を生かすということ
ただ私が思うのはモノを生かしたいという思いもあっていいということです。
たとえそれが罪悪感からだったとしてもです。
私も今まで断捨離で不要になったものは捨てることもあればリサイクルすることもありました。
ここで私が実際にリサイクルした物をご紹介しつつ、気が楽になる方法をお話したいと思います。
私がリサイクルしたもの
服
まだ十分着られる服は必要な人に使ってほしいと思ったので、リサイクルショップに持って行きました。
リサイクルショップに持って行くのは手間ですが、愛着がある服がまた生かされると思うと苦になりません。
それがお金になるよりもうれしかったですね。
また欲しいという人にあげたこともあります。
売れないものはウエス(古い服などを掃除用に小さく切ったもの)にしてトイレ掃除に使います。
これもリサイクルといえるのはないでしょうか。
最後まで使い切ったという気がするので、おすすめです。
その話もよろしかったらこちらの記事をご覧ください。
www.yamanoyume.com
本
本も少し捨てましたが、まだたくさん持っています。
以前は大量にリサイクルショップに引き取ってもらったこともあります。
本は再利用しやすいので、リサイクルショップに売ってもいいと思います。
私は小さい子供がいる娘にも少し本を譲っています。
それ以外にも、地域の図書館に寄付するという方法もあります。
まだ図書館に寄付したことはありませんが、もし寄付すれば長く多くの人に読んでもらえるので、本を生かすにはいい方法です。
また、最近はこういう地域の障害者就労支援団体のチラシがよく入ります。
こちらに寄付すると、それを売った収益が障害を持った方たちの支援に当てられるようです。
これも社会的に意義のあることだと思うので、今度不要な本が出たら寄付したいと思っています。
上の写真の団体では、CDやDVDも引き取ってもらえるそうです。
ビデオやMD
ビデオやMDといった、もうあまり必要とされていなさそうな物でも売れた経験があります。
これは逆に希少価値があったのかもしれません。
そう思うと売りに出してよかったですね。
不用品をまた生かすことができて、ありがたいと思いました。
手放し方は何でもいい
リサイクルすれば物がまた生かされます。
そうはいってもリサイクルするには一手間かかります。
それが辛いなら無理にすることはないと思いますし、したいなら自分のペースですればいいのではないでしょうか。
私は手放し方は何でもいいと感じます。
不要なものを手放すことが大事なので、それができれば後は自分の感覚に従って処理すればいいのです。
ものが生かされるのはお金ではなく人としてうれしいものです。
一度は自分の手元に来た縁のあるものをもう一度生かすことができればこんなに素晴らしいことはありません。
もう一度不用品のリサイクルについて考えてみませんか。
この記事が少しでも皆様のお役にたてばうれしいです。