ミニマリスト三昧

夫と死別した50代ミニマリスト。砂糖断ちとカフェイン断ち中のゆるベジタリアン。

生前整理のための片づけ。父の実話から得た教訓と娘へのインタビュー。

私が片付けする目的の一つに生前整理があります。

今日は父の遺品整理から得た教訓と、先日に聞いた私の生前整理についての率直な意見をご紹介したいと思います。

   

生前整理とは

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生前整理とは何か皆様もご存知だと思いますが、改めて調べてみました。

分かりやすい記述があったので、引用させていただきます。

生前整理とは、自分が死後にその家族(遺族)が相続問題はもちろん、自分の自宅(空き家問題)や遺品整理、状況によっては葬儀やお墓などで、苦労を掛けないために、自分が生きているうちから、もろもろのことを整理しておくことを指します。

出典:Money Lifehack

生前整理とは何か?生前整理の必要性とやるべきこと、やり方 | Money Lifehack

生前整理というのは葬儀やお墓の手配まで含むんですね。

私は50代なので、まだ相続や葬儀、お墓のことまでは考えられません。

ですが、遺品整理については今からでもできると考えています。

普段から片づけて不要なものを手放していけば、自然とモノは必要最低限に減っていきます。

ミニマルな暮らしをすることは即、生前整理にもつながると感じています。

私の父のこと

なかなか不要なものが捨てられない親に困っている、という話をよく聞きます。

私の父も一年前に80代で亡くなりましたが、倹約家で物を大事にする人でした。

まだ使える物を捨てるなんて考えられなかったのでしょう。

使わないなら捨てて欲しいと弟が生前から頼んでいたものが、まだたくさん残っていたそうです。

遺品整理をした弟が、大変だとこぼしていました。

父は会社勤めをしながら、お米作りと家庭菜園をしていました。

そのために、トラクターなどの大型の農機具や農業関係の道具をたくさん持っていました。

ですが、亡くなる10年くらい前から農業はほとんどしていなかったようです。

弟は場所をとって処分も大変なトラクターなどは、特に早めに手放したかったのだと思います。

それで父に捨てるように再三言っていたのに、まだあったのでがっかりしたようです。

お葬式の手配なども喪主の弟夫婦が仕切ってくれて、大変だったと思います。

それに加えてあってほしくない不用品の処理までするのは気が重かったことでしょう。

弟には感謝しかありません。

ものに対する世代間のギャップは確実にありますよね。

私と同世代なら明らかに使わないものは処分する人が多いと思います。

逆に、父の世代だと捨てないで取っておくほうがかなりの比率でいらっしゃるようです。

その違いが親の家を片付ける時にもめる原因になっているんですね。

父の遺品整理の話を弟から聞かされて、私の時は娘たちに負担をかけたくないと思いました。

また、一年前に亡くなった夫もものが捨てられない人でした。

夫と暮らした家を片付けた時は本当に大変でした。

詳しい話はよろしかったらこちらの記事をご覧ください。

www.yamanoyume.com

身内にあらかじめ聞いてみる

私は以前、生前整理する際は遺品整理をする予定の身内に直接聞いてみることをおすすめしています。

その話はよろしかったらこちらの記事をご覧ください。

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こちらの記事では近くに住む次女に聞いたことを書いています。

次女は私が手放そうと思っていた来客用の布団やベッド、テレビは無理に手放さないほうがいい、とアドバイスしてくれました。

私なりに考えて、来客用布団もベッドやテレビも手放さないことにしています。

長女の意見

今回意見を聞いたのは、もう一人の娘である長女です。

長女に私の生前整理のことを聞くのは初めてでした。

どんな答えが返ってくるか、ドキドキしながら聞いてみました。

娘に聞いたのは、私が生前整理をするに当たって何か要望があるかと言うことでした。

すると、答えはいたってシンプルなものでした。

「形見分けするものをはっきりさせておいてほしい。どの品物を誰に残すかだけわかるようにしておいてくれればいい。」

「持ち物はこれ以上減らさなくていいんじゃない。」という答えでした。

不要なものはだいぶ少なくなっていると認識しているようでした。

これはうれしかったですね。

片づけをしてきて良かったと思いました。

 形見分け

今回、形見分けするものと言われて戸惑いました。

形見分けというとアクセサリーや写真を思い浮かべます。

アクセサリー

アクセサリーは形見分けするほど持っていません。

ないものは分けようがないので、今の時点では考えなくて良さそうです。

そのうち増えてきたら考えようと思います。

写真

写真はそのうち整理しようと思いつつ、まだ大量に残っています。

スナップ写真は離婚したり引っ越したりした時にだいぶ処分しましたが、父が亡くなった時に以前私が送っていた子供たちの写真がたくさん戻ってきました。

七五三などの節目に写真館で撮った記念写真も結構あってかさばりますが、なかなか捨てられません。

写真の整理はむずかしいものの一つですよね。

今まで手が付けられなかったのですが、生前整理だと思うとのんびりはしていられません。

できるだけ早いうちにしようと思います。

着物は残さないかも 

 私は最初の結婚の時に母に着物を何枚か買ってもらいました。

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着るのは好きですが、この頃は着る機会がありません。

売れるものならと思い出張査定も依頼しましたが、結局手放しませんでした。

娘は二人ともいらないというので、何らかの形で手放そうかと迷っています。

 

生前整理は終活の一環です。

終活は寂しいイメージがあるかもしれませんが、私はそうは思いません。

逆によりよく生きるためには必要だと感じています。

その話はよろしかったらこちらの記事をご覧ください。

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最後に

二人の娘にできるだけ手間をかけさせたくないので、生前整理はしっかりしておきたいと考えています。

あとどれだけ生きるかわかりませんが、今の時点でできる不用品の整理を徹底したいですね。

長女に聞いた形見分けのことも意識しながら、片づけを続けたいと思います。

この記事が少しでも皆様のお役に立てばうれしいです。