私の髪は子供の頃からひどいくせ毛で、30年間縮毛矯正をしてきました。
一生続けるしかないと思っていたのですが、最近思いがけずやめることができたんですね。
それは片づけのおかげだと感じています。
どういうことなのか、これからお話したいと思います。
30年間縮毛矯正していた
私は30年ほど前から、髪の毛に縮毛矯正をしていました。
30年前はストレートパーマという名前だったかも。
私の髪は、子供の頃からとてもクセが強くてチリチリ。
お手入れが大変でした。
美容室に行っても加齢とともにクセは強くなる、と聞いていましたし、縮毛矯正しないと髪の毛がまとまらないと思い込んでいました。
3〜4ヶ月に1回必ず縮毛矯正をしていて、一生続けるものだと。
それでも内心したくなかったんですね。
縮毛矯正したくない3つの理由
1、強いパーマ液は体に悪影響がある
縮毛矯正というのはパーマの一種。
パーマ液は髪や地肌に悪影響かある、といわれます。
縮毛矯正は一般的なストレートパーマよりも、さらに強いパーマ液を使うようです。
それを年に3〜4回、髪や地肌につけるのは気が進みませんでした。
縮毛矯正するとどんなにトリートメントしても、髪にはかなりダメージがあるはず。
それで昨年から少しでも髪の負担を減らそうと思い、シャンプーを使わずにお湯だけで洗髪しています。
いわゆる湯シャンです。
また白髪が目立ってきたので、ここ数年はノンジアミンのヘナで染髪もしています。
これも髪の負担を減らすためにしていること。
2、時間がとてもかかる
縮毛矯正はいつも、癖が出てきた根元だけかけています。
それでも毎回、最低2〜3時間はかかってしまいます。
以前マイペースでゆっくりされる美容師さんにお願いした時は、5時間かかったことも。
その美容師さんはお人柄が良くて通っていましたが、引越してからは別の美容室に行っています。
毎回2〜5時間もかかるのは、正直とても気が重いものです。
それも縮毛矯正に行きたくないの一つ理由でした。
3、縮毛矯正は料金が高い
縮毛矯正は、一般的なストレートパーマに比べて料金が高めです。
おそらくストレートパーマよりも、強力なパーマ液を使うためでは。
これも経済的にかなり負担になっていました。
縮毛矯正をやめたきっかけ
こんなにデメリットがあっても、一生続けるつもりだった縮毛矯正。
やめることができたきっかけは、娘たちの一言でした。
髪がまっすぐだとボリュームがなくて老けて見える、と言われたんですね。
私はストレートヘアのほうが若く見えると思っていたので、とてもショックでした。
長女にも次女にも同じことを言われたので、おそらく本当なのでしょう。
それからどうしようか、しばらく考えていました。
1ヵ月ほど前、長女にくせ毛を生かすカットがあると聞きました。
初耳だったので、ネットで調べることに。
すると縮毛矯正せずにくせ毛を生かすカットができる美容室を、何軒か発見。
早速そのうちの1軒に予約をして、旅行直前にカットしてもらいました。
お恥ずかしいのですが、以前の後姿とカット後の前から見た姿を載せますね。
(以前のヘアスタイル)
(カット後のヘアスタイル)
髪が肩より短くなったのは子供の頃以来で、自分でもとても新鮮。
美容師さんのアドバイス通りに、毛先だけヘアアイロンで内巻きにしています。
カットしてからまだ10日ほどですが、今のところ不自然な感じはしません。
逆に、ボリュームが出て少し若く見えるような気さえします♪
美容師さんによると、3ヶ月に1回ほどのペースでカットして1年間がかりで完成するとのこと。
もっと頻繁に行かなくてはいけないのかと思っていましたが、 3ヶ月に1回なら縮毛矯正と同じペースです。
これは助かりました。
ただ、1回のカット料が3万円とお高めですが、仕方ないと割り切っています。
高い技術がないとできないと思うので、技術料と思えば納得。
パーマ液を一切使わずに1時間以内で済んだので、ストレスもかなり減りました。
これからは髪のお手入れが格段に楽になります。
30年続けた縮毛矯正をやめられたのは片づけ効果?
30年も続けた縮毛矯正をやめることができたのは、片づけの効果ではないかと感じています。
片づけすることで不要な物が減り、ストレスも減ります。
精神的に余裕ができたことで自信がついて、自分のありのままの姿を受け入れることができたんですね。
私の場合は、ひどいくせ毛だということ。
今まではくせ毛が好きではないから縮毛矯正するしかない、と思っていたことにも気づきました。
それが、くせ毛であっても私の髪の毛であることには変わりない。
もっと髪の毛を大事にして、髪の癖を生かす髪型にしたいと思うようになりました。
すると、不思議なもので必要な情報が入ってくるんですよね。
自分の髪の毛の癖を認めたら、くせ毛を生かすカットの情報が入ってきました。
片づけは目に見えないところでも、大きなメリットがあると強く感じています。
最後に
30年間続けてきた縮毛矯正をやめられる日が来るとは、思っていませんでした。
自分の髪質を認めるという些細なことで、習慣は大きく変えられるものですね。
自分でも驚いています。
今回も実感した、意外な片づけのメリット。
部屋が片づくだけではないんですね。
今後も、私自身何が起こるか楽しみです♪