私は今日、卒業アルバムを断捨離しました。
卒業アルバムは、思い出の品。
なかなか手放すことができないだろう、と思っていました。
それが、意外とあっさり手放すことができたんですね。
今日はそのお話をしたいと思います。
断捨離する卒業アルバム
私が今日手放したものは、卒業アルバムです。
卒業アルバムは中学、高校、大学のもの3冊。
卒業アルバムは、ある意味思い出の品。
私はこういうものは、なかなか手放せないタイプでした。
普段見る事は滅多にないのに、思い出の品だから取っておかなければと思っていた節があります。
きっとアルバムを手放すと、思い出までなくなる気がしていたんですね。
卒業アルバムを断捨離する方法
1)断捨離の目的を思い出す
今回手放そうと思ったのは、断捨離の目的を思い出したから。
昨日の記事でも書きましたが、最近の私は断捨離がなかなか進まない状態でした。
どうしてかというと、ある程度手放しやすいものは手放してしまったからだと思います。
ですから、残っているものは手放すのがむずかしいものが多い状況。
やはり、思い出の品がたくさん残っている印象があります。
1、生前整理のため
まず、思い出の品を手放さないことには生前整理が進まないと考えました。
生前整理と言うのは、私にとってはかなり切実な問題。
私は50代半ばで、娘が二人います。
夫は昨年亡くなったので、一番近い身内は二人の娘。
私の遺品整理の際、娘たちに片付ける手間をかけさせる価値があるだろうかと考えました。
そうしたら、それはないというはっきりとした答えが返ってきたんですね。
これはかなり思い出の品を手放す際の決め手になる、と思いました。
生前整理を前提にした断捨離の場合、後に残された人の負担を考えると言うのは意味のあることでは。
負担をかけてまで残したいものかどうかはある意味究極の選択ですが、それくらいしないと片付かないと感じています。
自分がそれを手放したいかどうか迷った時は、遺品整理をする人のことを考えるといいかもしれません。
2、ミニマリストになるため
ミニマリストさんの多くは、卒業アルバムを手放していると聞きます。
私の中で思い出の品を処分するのは、ミニマリストになるための条件の一つ。
ここでお断りさせていただくと、ミニマリストになるために無理矢理思い出の品を手放そうとしているわけではありません。
手放す必要があると判断したからです。
2)手に取ってみる
今回卒業アルバムを手放そう、と決めたきっかけがあります。
数日前に卒業アルバムのことが気になり、何年ぶりかで開いてみました。
懐かしさは感じましたが、私にはもうなくても大丈夫な気がしたんですね。
それは卒業アルバムというトリガーがなくても、思い出はなくならないと思ったから。
私のように実際に手に取ってみると自分がどうしたいか、わかることもあります。
これは『人生がときめく片づけの魔法』の著者である、近藤麻理恵さんも提唱されていること。
こんまりさんは「ときめき」という有名な言葉を使われていますよね。
ときめくかどうか、必要だとと感じるかどうか、は手に取ると分かることもあります。
ただしこのやり方はカリスマブロガーの筆子さんによると、逆に手放すのがむずかしくなる場合もあるそうです。
ですが、モノを捨てることに慣れていない場合には、この「触る行為」が、モノに執着させ、捨てづらくしてしまうと思ったのです。
出典:「1週間で8割捨てる技術」筆子著(KADOKAWA)
ですから、必ずしも毎回手に取らなくてもいいと思います。
今回私はたまたま卒業アルバムを手に取りましたが、正解でした。
卒業アルバムは 3冊とも手元になくても大丈夫だと言う気がしたので、感謝して手放します。
最近断捨離に行き詰まっていた時に救われた考え方があり、昨日の記事に書いています。よろしかったらこちらの記事もご覧ください。
本棚のビフォーアフター
ここで卒業アルバム3冊が収納されていた本棚のビフォーアフターを載せたいと思います。
(ビフォー)
(アフター)
3冊といえども結構厚みがあったのでだいぶ本棚が空きました。
この本棚はパソコン作業をする時に座る場所からよく見えるのですが、少しノイズが減ってストレスが減りました。
最後に
思い出の品と言うのはなかなか手放せないことが多いものです。
思い出の品を手放すかどうかということについては多くの本にも手放し方が書かれています。
卒業アルバムは思い出の品であり私にとってはなかなか手放せないものだと思い込んでいました。
それが目的を思い出して実際に手に取ったことで意外とあっさり手放すことができました。
断捨離に行き詰まった時は、自分が何のためにしているか思い出してみると今回のように進むこともあります。
毎回必ず効果があるとは限りませんが、行き詰まった時は試してみてください。
これで弾みがついたので、手放すのがむずかしいと思い込んでいたものも手放していけるような気がします。
今後も一つ一じっくり向き合いながら、断捨離していきたいと思います。
この記事が少しでも皆様のお役に立てればうれしいです。