高知へ引越しすることを考えていたら、はるか昔の学生時代を思い出しました。
それは当時アパートに下宿していた私が、実際に経験した思いがけないこと。
引越しで退去する際、掃除したことで思わぬ幸運が舞い込んできた話です。
今思うと、そのおかげで掃除に目覚めた気さえします。
それでは早速ご紹介しますね。
学生時代最後に住んだ部屋のこと
若かりし頃、私は都内の大学に進学しました。
あいにく茨城の実家からは通えなかったので、アパートを借りることに。
大家さんの都合などで、4年間の在学中に3回の引越しを経験しました。
その中で最も印象に残っているのが、最後に住んだアパート。
部屋を下見に行った時、換気扇が油汚れでベタベタでした。
どうやら前の住人が掃除せずに退去したようです。
下見に同行した不動産業者さんも驚くほど、汚れていました。
それ以外は、さほど汚れが目立つことはなかったような。
住み始めてから掃除すればいいと思い、契約することにしました。
入居後はもちろん、すぐに換気扇を掃除しました。
ただ換気扇の掃除に慣れていないので、外した部品にいきなり洗剤をかけて掃除。
なかなか汚れが落ちなくて大変でした。
かなり洗剤を使って、ようやく掃除が完了。
その後頻繁ではないのですが、汚れが気になったらたまに掃除していました。
私は元から掃除が好きなわけではありません。
それまでの実家暮らしでは、たまに気が向いた時にキッチン周りを掃除したくらい。
最初にある程度油汚れをふき取ったほうがいいことを知ったのは、結婚してからです。
部屋の退去時に敷金を全額返金してもらった
2年ほど住んだそのアパートで、退去時にまた換気扇をきれいに掃除しました。
退去時はきれいな状態で返すと、入居時に決めていたからです。
気合を入れてピカピカにして、私の気分もスッキリ。
すると想定外のことが勃発。
なんと当時一般的には返金されない、敷金を全額返していただいたんですね。
思いがけないことで、大変うれしかったのを覚えています。
換気扇以外にも、確かトイレや窓も時々掃除していたような。
お風呂はありませんでした。
部屋をきれいに使っていたことが評価されたのだと思います。
不動産業者さんによると、大家さんは元校長先生だとか。
とてもフレンドリーな方のようで、入居時と退去時に電話で話す機会がありました。
直接お会いしたことはないのですが、好感を持っていただいたのかもしれません。
それ以降無意識に掃除すればいいことがある、とどこかで感じていた気がします。
苦手な掃除を続けられたコツ
学生時代は、汚れに気づいたら掃除するというスタイル。
それだと、なかなかやる気が出ないことも。
最近、ルーテイン化すれば掃除が苦にならないことを発見しました。
トイレ掃除は10年以上実践していましたが、日課にしていたおかげで続いたのかなと。
玄関やお風呂、床の掃除も、全捨離を始めてから毎日するように。
窓拭きも月1回のペースで続けています。
以前掃除が苦手だと思っていたのは、ルーテイン化していなかったから。
自分に考える余地を与えず、習慣にしてしまえばいいのでは。
掃除しないと気持ち悪いくらいになれば、やめる可能性は低いと思います。
あまり掃除が好きとは言えない私でも続いているのは、ひとえに方法を変えたから。
気になる習慣があれば、ルーテイン化することをおすすめします。
お手数ですが、押していただけたらうれしいです♪
最後に
掃除が好きでなかった私が、掃除のすばらしさに目覚めたエピソードをご紹介しました。
当時はあまり意識していなかったことですが、プチ成功体験というのは人生にジワジワと影響を与えるものだなと実感。
今後は意識的に、人様に喜ばれることを実践していきたいと思います。
この記事が少しでも皆様のお役に立てばうれしいです。