巷にはたくさんの片付け本があります。
その中でもカリスマブロガーの筆子さんの本は大変参考にさせていただいています。
今日は、ご著書に書かれた片付けられない時の考え方についてご紹介したいと思います。
ノウハウとの付き合い方
今はたくさんの片づけのノウハウがあります。
そんな本を読んで勉強したのに片付けられなかったことはありませんか。
その理由を筆子さんは「1週間で8割捨てる技術」の中で二つあげていらっしゃいます。
今日はそのうちの一つ「捨て方にこだわってしまうこと」についてお話したいと思います。
捨てられないのは次のような「正しい捨て方幻想」があるためだと筆子さんは指摘されています。
たとえば、「モノは場所ごとに捨てたらいいのだろうか」
「それともモノのカテゴリーごとに捨てたらいいのだろうか」
「捨てるモノはどういうふうに処置したらいいのだろうか」
出典:「1週間で8割捨てる技術」筆子著(KADOKAWA)
場所ごとに捨てるというのは、キッチンならキッチンだけを片付けていらないものを捨てることですね。
モノのカテゴリごとに捨てるのは、服や本などのカテゴリ別に片付けることです。
捨てるモノはどういうふうに処置するのか、は人に譲るか売るかゴミに出すか、だと思います。
こういうノウハウはどうしたらいいかわからない時は確かに目安になって便利です。
私も3か月余り断捨離を続けてきて助けられました。
ノウハウ通りにすれば作業が順調に進みます。
たとえば、食器棚の上半分だけ片付けようと決めれば、そこだけすれば済みます。
冬服を片付けようと思えばそうすればいいですね。
自分に合ったノウハウを見つけてその通りに進めていくとどんどん片づいていくでしょう。
でも、注意すべきなのはノウハウにこだわりすぎることです。
こだわりすぎて逆に捨てられなくなることがあります。
そんな時にどうしたらいいかということも筆子さんはおっしゃっています。
片づけの目標はあくまでも、モノを減らすこと。その目標さえクリアできていれば、やり方にこだわる必要はない。
出典:「1週間で8割捨てる技術」筆子著(KADOKAWA)
最終目的はモノを減らすことなので、捨て方にこだわる必要はないんですね。
ノウハウは便利だけれども手段であって、それに頼り切るのは良くないと思います。
私がモノを捨てる時の基準
私も部屋の片づけは場所ごとにしますし、服なら服だけといったカテゴリごとに片付けます。
その際に捨てるかどうかを決めるのは、自分の感覚です。
そのモノが必要かどうか、は自分の中でなんとなくわかっているものです。
それを感じ取れば捨てるかどうか判断できます。
最近も違和感のせいでダウンジャケットを手放しています。
その話はよろしかったらこちらの記事をご覧ください。
そうはいってもすぐには決められないこともありますよね。
その時は保留にしています。
筆子さんは「迷ったら捨てる」とおっしゃいますが、それは私にはむずかしいんですね。後で後悔しそうなので、しばらく置いておいてピンときたら決めることにしています。
このように筆子さんのやり方を参考にはするけれども、考えが違う部分は採り入れないこともあります。
最後に
ノウハウは納得する部分だけ採り入れるのがおすすめです。
また、モノを捨てる際は自分の感覚を大事にしてみてください。
とってもシンプルなので、捨てるのが辛くなったら試してみてください。