ミニマリスト三昧

夫と死別した50代ミニマリスト。砂糖断ちとカフェイン断ち中のゆるベジタリアン。

30歳のミニマリストの価値観。50代の私には目から鱗だったこと。

20〜30代の世代にはミニマリストが多くて、私と価値観が違うと感じています。

先日、30歳になったゆるいミニマリストの長女にこの話をしました。

その時に聞いたことが目から鱗だったのでご紹介しますね。

     

若いミニマリストのこと

私は昨年からミニマリストを目指していて、たくさんのミニマリストさんのブログを拝見したり、本を拝読したりしています。

その中で、若い世代にはミニマリストが多くて、50代の私とは感覚がだいぶ違うなぁと感じていました。

私には娘が二人いますが、 どちらも私から見たらミニマリストです。

長女の方がゆるい感じでしょうか。

次女は自覚はないのですが、持ち物にこだわりが強くて厳選している印象があります。

詳しい話はよろしかったらこちらの記事をご覧ください。

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それでは長女に聞いた話をご紹介します。

長女から聞いた話

物欲が少ない

30歳の長女は、生まれた頃から必要なものがある程度すぐ手に入ったので、もっとものが欲しいとは思わなかったそうです。欠乏感がないとも言っていました。

所有の概念が薄く、物欲が少ないんですね。

このことが1年前までの私の考え方とは逆で、目から鱗が落ちた気がしました。

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私は以前、物を手に入れることがステイタスだと感じていた部分もありました。

立派な家や高級車などを手に入れることが幸せだとも思っていました。

それは欠乏感が原因だったんですね。

 2~30代の若い世代は、生まれつき欠乏感があまりないから物欲も少ないんですね。

そういえば少し前に、草食系などと言われて車や家、異性にまであまり関心を持たないと騒がれましたよね。 

物欲が少なければ物も増えにくいですよね。

これは私たち50代とはスタート地点から違っていたことになります。

若い世代の考えが少し理解できた気がしました。

捨てるのも抵抗がない

もう一つは物を捨てるのもあまり抵抗がないそうです。

子供のころから、無駄ないらないものを片付けたい、という気持ちが大きかったと言います。

持ち物に対する執着が少ないのかもしれませんね。

その分、不用品を手放すのもハードルが低そうです。

これなら不用品が増えようがないですね。

もちろん持ち物を粗末にするというわけではありません。

それでも、娘たちは50代の私よりはあっさり不用品を手放しているように見えます。

ただ、娘はカーシェアリングも平気だそうですが、私もそれは気にしません。

田舎にはなかったのですが、都会に住んだら利用してみたい気持ちはありました。

私は1年前の引っ越しで自家用車を手放しているので、車が必要な時は便利そうだと思っていたんですね。

車を手放した話はよろしかったらこちらの記事をご覧ください。

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娘の分析

どうして私とこんなに価値観が違うのか、長女の分析をご紹介します。

娘たちが生まれてまもなくバブルがはじけました。

物心ついた頃には経済が上向きでない社会状況でした。

そんな時に、とりあえずものを手に入れて一時的に心を満たすという、上の世代がしていたやり方ではどうにもならなくなったのではないか。

外堀から埋める方法では真の幸せは見つからないと気づいていたのでしょう。

そのかわり、人との繋がりを大事にしたり、趣味やライフワークを優先するようになりました。

本当の幸せが何か、真剣に考え始めたのが若い世代なのかもしれません。

50代の私が若い頃に信じられていた、一流大学から一流企業というレールももはや何の保障もありません。

大企業に就職してもいつ倒産するかわからない世の中です。

それなら個人がそれぞれの幸せを見つけていくしかないのですね。 

生まれた時から厳しい状況だったおかげで、若い人たちは冷静に見つめる目や人と比べない独自の価値観を身につけたのではと思います。

 

長女についてはよろしかったらこちらの記事をご覧ください。

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(この中に片づけのヒントがたくさんあります)
断捨離シンプル&ミニマムな暮らし

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最後に

 30歳の長女に聞いた考えをご紹介しました。

生まれた時代背景が違うとこんなにも考えが変わるのかと驚いています。

若い世代の価値観も参考にしつつ、自分の目指すミニマリスト像に向かって進んでいきたいと思っています。

この記事が少しでも皆様のお役に立てばうれしいです。