私は再婚した夫を、2年半前に亡くしました。
普段から毎朝お位牌にお参りはしていますが、お盆ともなると特に夫のことをしみじみと思い出します。
お盆の提灯を出していてふと感じたのは、夫からいまだに恩恵を受けていること。
夫の遺族年金を受け取っていることが大きいのですが、受給するタイミングが不思議としか言いようがなかったんですね。
今回亡くなった夫の遺族年金を受給した絶妙のタイミングについて、お話したいと思います。
亡き夫の遺族年金を受給している
私の再婚した夫は、2年半前に亡くなりました。
直前まで元気だったのですが、急病で倒れそのまま意識が戻ることはありませんでした。
突然のことで心の準備ができておらず、目の前の手続きなどに追われる日々。
夫が他界したことも悲しかったのですが、やはり心配だったのが現実的なお金のこと。
夫が亡くなった当時、私は専業主婦。
定収入がない私がどうやって暮らしていこうか、途方にくれました。
岡山県北に夫と移住した後、一時的にパートに出たことはあります。
残念ながら目の具合が悪化。1ヵ月ほどで辞めざるをえませんでした。
夫がいなくなったからといってまた仕事に出れば、目の具合が悪化することは明白。
お金のことで悩んでいた私を助けてくれたのは、夫の遺族年金でした。
ご存じの方も多いとは思いますが、遺族年金は大金ではありません。
それでも無職の私にとっては、定期的に一定額が受け取れる遺族年金は大きな安心材料。
私は50代なので自分の年金はまだもらえませんが、代わりに遺族年金が受給できたのは奇跡だとさえ感じています。
遺族年金は通常の年金と同様、死ぬまで受給することが可能。
私の老齢年金もいずれ受給できますが、2つを同時に受け取ることはできません。
年金事務所によると、私の老齢年金が受給できる時期が来たらどちらかを選ぶのだとか。
とにかく少し早めに年金を受給することができて、夫には心から感謝しています。
遺族年金を受給するタイミングが絶妙すぎる
遺族年金の受給が始まったのは、夫が亡くなった翌月から。
実は遺族年金に関して、不思議なことがありました。
夫が亡くなったのは、63歳の誕生月。
現在は老齢年金が受給できるのは65歳からですが、当時は63歳だったんですね。
翌月から、夫は老齢年金を受給するはずでした。
残念ながら直前に亡くなってしまった夫は、一円も年金をもらえないことに。
なんてタイミングが悪いんだろう、ととても気の毒に思ったものです。
ところがありがたいことに、夫の遺族年金を私がいただけることが判明。
目の具合が悪く思うように働けない私には、天からの助け。
まさに夫が身を挺して守ってくれた、としか思えませんでした。
夫は生前から、私の目をよく心配してくれた優しい人。
あの世に旅立ってからも、いまだに私を守ってくれている。
お盆になって、ふとそんなことを感じました。
ありがたい遺族年金ですが、わずかなブログ収入と合わせても暮らすのに十分とは言えないのが現実。
ブログ以外に、目の負担が少ない専門知識を生かせる仕事を現在検討中です。
具体化したら、またご紹介させていただきます。
お手数ですが、押していただけたらうれしいです♪
最後に
夫が年金を受給する直前に亡くなり、とても残念に思っています。
代わりに私が遺族年金を受給することについては、大変感謝しています。
ただあまりにも絶妙なタイミングで、複雑な気がするのも事実。
亡くなった後も、夫が遺族年金という形で私を守ってくれているとしか思えません。
夫には感謝しつつ、とにかく精一杯できることをして死にたい。
やらずに後悔することだけは、避けたいと思っています。
今回は旧盆が近くなって夫と遺族年金のことを思い出したので、ご紹介させていただきました。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございます。