ミニマリスト三昧

夫と死別した50代ミニマリスト。砂糖断ちとカフェイン断ち中のゆるベジタリアン。

『ぼくたちに、もうモノは必要ない。』に私が心底共感した5つのこと。

尊敬するミニマリストの一人に佐々木典士(ささきふみお)さんがいます。

佐々木さんのご著書『ぼくたちに、もうモノは必要ない。』の中には「元気でも生前整理してみる」など、50代の私でも共感できることがたくさんあります。

その中でも特に共感した5つのことをご紹介したいと思います。

   

佐々木典士さんの  『ぼくたちにもうモノは必要ない。』

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佐々木典士さんは人気ミニマリストの一人です。

ミニマリストになったきっかけは汚部屋だったこと。

汚部屋出身なのはミニマリストしぶさんと一緒ですね。

 

 

佐々木さんは元編集者なだけあって語彙が豊富で、佐々木ワールドにどんどん引き込まれていきます。

そんな佐々木さんのミニマリスト像はこちら。

ぼくが思うミニマリストは、ただ他人の目線だけを気にした「欲しい」モノでなく、自分が本当に「必要」なモノがわかっている人。大事なものが何か分かっていて、それ以外を「減らす」人のことだ。

出典:『ぼくたちに、もうモノは必要ない。』 佐々木典士著(ちくま文庫)

そんな佐々木さんの言葉には、大変共感することがたくさんありました。

その中から特に強く共感したことを5つご紹介します。

私が『ぼくたちに、もうモノは必要ない。』に激しく共感した5つのこと

1、手放す事は失うことではなく、得ることである(第3章 rule03)

モノを手放すと損だと思いがちですが、逆に得られるものは想像以上にたくさんあります。

得られるものは目に見えないからわかりにくいのです。

これには大変共感しました。

私も1年ほど前から本格的に片づけを始めて、ものをたくさん手放してきました。

その代わりに手に入れたものは穏やかな気持ちでした。

余分なものがないというだけで、精神的にかなり余裕ができます。

佐々木さんも、手放して後悔したものは1つもないとおっしゃいますが、私も同感です。

不要なものを手放すと、それまでなかった目に見えないものが手に入ります。

2、失敗はすぐに認め、勉強代と考える(第3章 rule51)

損失は勉強代と考え、失敗した理由を心に刻んだほうが次はもっとうまくモノを選べる。

出典:『ぼくたちに、もうモノは必要ない。』 佐々木典士著(ちくま文庫)

 まさしくその通りで、買い物に失敗したものは潔く手放した方が精神衛生上も良いですね。

「元を取る」ことにこだわるよりも、どうして失敗したのか検討してみる方が次につながります。

 

私もこの夏服の買い物で何度か失敗しました。

ですが、自分に必要ないものとわかったので、すぐに手放しました。

自分に似合わない服を持っている方が、もったいないと思ったからです。

似合わない服を見るたびに、ストレスを感じたり管理の手間がかかったりします。

それほど無駄な事はありません。

失敗は次の買い物に生かせば良いのではないでしょうか。

3、ミニマリストは痩せている(第4章 健康になれる。安全である)

確かにミニマリストは痩せている方が多いですね。

佐々木さんも10キロほど減ったそうです。

ミニマリストが痩せているのは、ストレスが減るから。

ものを最小限に減らすとストレスが減ります。

ストレスから過食になっていた人は、ミニマリストになると痩せるのですね。

 

そういえば私も1年前に片づけを始めてから、少しですが体重が減りました。

体重が減ったのは、やはり1年前から始めた砂糖断ちのおかげだと思っていたんですよね。

私が痩せたのは、砂糖断ちだけでなく片づけの効果もあったのかもしれません。

4、ホコリや汚れは自分自身(第4章 生活が楽しめる)

ホコリや汚れは嫌なものだが、何より嫌なのはそれを放置した「過去の自分」と向き合うことになるからだ。

出典:『ぼくたちに、もうモノは必要ない。』 佐々木典士著(ちくま文庫)

この記述にはドキッとしました。

私もつい最近、やっと床の雑巾がけを始めました。

頻繁に雑巾がけをすると、床がきれいになるのはもちろん、毎日実践する自分に対して自己評価も高くなります。

掃除は面倒ですが、したほうが確実に気分は良くなります。

5、元気でも生前整理してみる(第3章 さらに手放したい人へ 追加リスト15‼ rule8 )

佐々木さんはまだ40歳くらいとお若いのですが、生前整理の話が出てきて驚きました。

自分にとっては大事なものでも、自分がいなくなれば物の価値はなくなります。

そういったものをたくさん残しておきたくない気持ちは私も一緒です。

 

私の場合は1年半ほど前に、再婚した夫が急病で倒れました。

夫が亡くなってから遺品整理をした際に、自分が亡くなった時のことを想像したんですね。

私には娘が2人いますが、娘たちには遺品整理で苦労をかけたくない。

生前整理も兼ねて1年前から本格的に片づけを始めて、ミニマリストを目指しました。

 

最近は、生前整理を考える若い方が増えてきたように思います。

死を考える事はどう生きたいか考えることだと、私は思っています。

自分らしい生き方を求める人が、増えてきたのでしょうね。

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この5つの他にも片づけの具体的なルールや、近藤麻理恵さんのときめきに共感する話など、興味深い話が盛りだくさんです。

よろしかったら、ぜひ一度『ぼくたちに、もうモノは必要ない。』 をお読みになってみてください。

こちらの本はアマゾンの朗読してくれるサービス、オーディブルで聴くこともできます。

一冊目のオーディオブックは無料です。初めてなら利用しない手はありませんよね。

『ぼくたちに、もうモノは必要ない。』

 

他にもおすすめのミニマリスト・片づけ本があります。

よろしかったらぜひご覧ください。

50代の私がおすすめする15冊のミニマリスト・片づけ本。 - ミニマリスト三昧

 

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最後に

人気ミニマリストの佐々木典士さんには、共感することがたくさんありました。

50代の私よりもだいぶお若い佐々木さんが、生前整理を考えていたのには驚きました。

今を充実させるには、死を考えることも必要なのかもしれません。

よろしかったら皆様もぜひ一度『ぼくたちに、もうモノは必要ない。』をお読みになってみてください。

この記事が少しでも皆様のお役に立てばうれしいです。