ミニマリスト三昧

夫と死別した50代ミニマリスト。砂糖断ちとカフェイン断ち中のゆるベジタリアン。

全捨離すべき娘の卒業制作をしぶしぶ処分。解体中の不思議な出来事も。

先日の記事でご紹介した、卒業制作をやっと手放しました。

私にとっても思い出の品で内心辛かったのですが、反面処分できてほっとする気持ちも。

これは今年の夏から実践していた、全捨離の締めくくりでもあります。

ゴミに出す準備段階ではタイミングの良すぎる出来事もあり、ビックリ。

今日は1年半がかりでやっと処分できた、娘の卒業制作のお話をししたいと思います。

娘の卒業制作をやっと処分した

私の次女は、数年前に美術系の大学を卒業しました。

専攻はイラストレーションで、卒業時には卒業論文ではなく、作品を制作。

娘のオリジナルストーリーに登場する、キャラクターの等身大パネルを作成しました。

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娘が作った卒業制作のパネルは、全部で7枚。

そのうちの1枚は早い段階で、娘の友人に譲渡。

残りの6枚を、娘の卒業時から私が預かっています。

以前住んでいた岡山県の家はかなり広かったので、パネルの収納には困りませんでした。

1年半前にアパートに引っ越してからは、私の背丈よりも高いパネルたちはかなりの存在感。

手放したかったのですが、1年前からまた娘と連絡がつかなくなり、勝手に処分できなかったんですね。

吹っ切れたのは、ミニマルな暮らしになってきて、もう自分には必要ないと思えたから。

娘の作ったパネルを見ると、辛かった思い出が蘇ります。

娘たちの父親と離婚して、経済的に苦しかったこと。

そんな中、大学を辞めるかどうか悩みながらも、娘が作った卒業制作。

よくがんばったと思います。娘の思いを忘れたくなかったのですね。

でも、これは私の勝手な執着でした。

ここ1年半、ミニマルな暮らしを目指すようになって、その執着心にやっと気づきました。

人気ミニマリストの筆子さんも、大切な思い出の品を捨てたエピソードがあります。

それは筆子さんが高校の修学旅行で、仲良しと購入したカワウソのぬいぐるみ。

ですが、今の私は、思い出の品を捨てることに、さほど抵抗はありません。カワウソを捨てても、思い出は消えないことを知っているからです。

出典:『1週間で8割捨てる技術』筆子著(KADOKAWA)

たとえ辛かったとしても忘れたくない思い出なら、ものを手放しても覚えているはず。

最近、改めて『1週間で8割捨てる技術』をアマゾンオーディブルで聴いて、この言葉を思い出し、背中を押されました。

娘の卒業制作のパネルをゴミに出した

娘が卒業制作で作ったパネルは、1枚だけ親戚に譲る予定です。

それまでは、クローゼットの端に収納することに。ご覧のようにすっぽり収まりました。

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1枚だとかなり存在感が減って、あまりストレスも感じなくて済みそうです。

 

それ以外の5枚は、数日前に処分しました。

パネルの本体は、硬めのウレタンフォーム。

4つに折ってゴミに出しました。

緩衝材に包んであったので、そちらも一緒に処分。

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困ったのは、裏側についていた細い木材。

150センチ前後のものが5本ありました。

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私の住む自治体では、木材は50センチ以内に切ってからでないとゴミに出せません。

ノコギリで切らないと無理そうです。

アパートの部屋でノコギリを使うのは、音が気になります。

近くにある公園を調べて、木材を切りに行きました。

1本が150センチ前後なので3等分にしたのですが、意外とあっけなく切れて10分ほどで終了。

木材も、燃えるゴミに出しました。

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背の高いパネルを処分したことで、部屋はさらにスッキリしました。

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木材を切った時のタイミングのよすぎる出来事

細い木材を切るのに公園に行った時、あまりにタイミングのよすぎる出来事があったのでご紹介したいと思います。

私が行ったのは、近所にある初めての公園。

公園に着いた時、2人の知らない子が遊んでいました。

どうやら姉と弟のよう。

お姉ちゃんは小学校中学年、弟さんは1年生くらいでしょうか。

邪魔にならないように、できるだけ離れた公園の隅にしゃがんで木材を切り始めました。

5分ほど経った頃、お姉ちゃんらしき子が私に声をかけてきました。

「あの、弟が靴を木にひっかけちゃったんですけど」

私は立ち上がって、靴が引っかかっているという木を見に行きました。

見ると、私よりも50センチほど高い木の枝に、靴の片方が引っかかっています。

その時タイミングのいいことに、まだ切っていない150センチほどの木材があったんですね。

木材を1本取りに戻り、すぐに靴を落とすことができました♪

その後、その2人は10分ほどで帰っていきました。

帰り際にお姉ちゃんが、近所で拾ったという栗を私に1個くれるとの申し出が。

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子供なのに気を遣うなんて、と感心しつつ、ありがたくいただきました。

その日は半日、温かい気持ちに包まれていました。

私が公園にいたのは、わずか20分余り。

20分間に起きた、不思議なくらいタイミングの良い出来事でした。

栗はしばらく部屋に飾るつもりです。

 

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最後に

娘の卒業制作で作った存在感のあるパネルを、やっと処分することができました。

自分の中では納得した上で処分なので、気持ちはスッキリしています。

処分する過程で、不思議な出来事も起こりました。

先日の記事でご紹介したほかの2つも、できるだけ早く手放したいと思っています。

なかなか処分しにくい不用品ですが、頑張ります。