モンゴルのマンホールチルドレンをご存じでしょうか。
マンホールで暮らす、ストリートチルドレンのことです。
全捨離提唱者の櫻庭露樹さんは、マンホールチルドレンを支援しているのだとか。
メルマガでも時々発信されていて、子供たちの健気さについ泣いてしまったことがあります。
今回は櫻庭さんがモンゴルの子供たちから教えられた笑顔の大切さについて、ご紹介したいと思います。
モンゴルのマンホールチルドレンのこと
モンゴルのマンホールチルドレンの話を、聞いたことがあるでしょうか。
モンゴルには行き場をなくして、マンホールに住んでいる子供たちがいるそうです。
冬場は-30度にもなるモンゴルでも、温水供給パイプが通っているマンホールにいれば暖かいからだとか。
ただし衛生状態は劣悪で、病気や皮膚炎になる子供が後を絶たないそうです。
国や民間団体ができるだけ保護しているようですが、まだ保護しきれていない子供たちがいるとのこと。
そもそもモンゴルの子供たちがマンホールに住んでいるのは、1990年代の経済危機が大きく影響しています。
1991年にソ連が崩壊。
ソ連からの経済的支援がなくなったモンゴルは、壊滅状態に。
当時の失業率は60%ともいわれ、アルコール依存症患者が急増。
失業した親に捨てられた、親の暴力から逃げてきた、親が亡くなったという子供たちがやむなくマンホールで暮らすようになったんですね。
全捨離の櫻庭露樹さんがモンゴルの子供たちに教えられたこと
全捨離提唱者の櫻庭露樹さんは、そんなマンホールチルドレンの支援をされています。
何度かモンゴルにも出かけていって、子供たちに直接会っているとか。
その際、モンゴルの子供たちに教えられたことがあるそうです。
それは、笑顔の大切さ。
元マンホールチルドレンだった子供たちは、悲惨な体験をしているのにいつも笑顔なのだとか。底抜けに明るそうです。
櫻庭さんは、笑顔の素敵な2人の少年に尋ねました。
「なんでそんなにいつも笑顔なの?」
その答えはこうでした。
「笑っていると楽しくなるから」
別の子はこう言いました。
「笑ってると辛かった事も忘れられるから」
出典:全捨離メルマガ
子供たちの言葉は、櫻庭さんにとってかなり衝撃だったとか。
壮絶な経験をしていても、明るく生きていこうとする子供たち。
私も思わずもらい泣きしてしまいました。
また、とても素直で思いやりが深いんですね。
プレゼントをあげれば、たとえ下着でもうれしくて肌身離さず持っている子。
大学進学する仲間に、支援団体からもらったおこずかいを全部あげるという子。
伝統芸能を披露してくれればプロ級。
純粋な子供たちの様子を知って感動しました。
櫻庭露樹さんが支援しているのは、「ハミングバード」という団体です。
主催者自身もかなり出資しているようですが、資金繰りが大変な様子。
私も応援したくなりました。
あまり言いたくなかったのですが、私も別の団体を支援しています。
外国の女の子を助ける活動をしている団体です。
最近になって、日本の子供たちも支援するようになりました。
日本にも様々な事情で、満足な食事がとれない、勉強する環境でない子供たちが大勢います。
子供は自分で環境を選べないことが多いんですね。
社会が手を差し伸べる必要がある場合も多々あります。
私は支援といっても少額ですが、続けることが大事かなと。
櫻庭さん曰く、人のためにお金を使うと運気がアップするのだとか。
一番効果的なのは、縁遠い子供たちにお金を使うこと。
具体的な方法は募金になります。
櫻庭さんのおすすめは、ホームページが立派でない団体。
立派なところは募金の大部分が運営費に回ってしまい、子供たちに届く分が少なくなるからだとか。
もし少しでも関心があればできる範囲で構わないので、募金してみてください。
お手数ですが、押していただけたらうれしいです♪
最後に
過酷な環境を生き抜いてきたモンゴルの子供たちは、どこか突き抜けている印象があります。
死を意識することもあったかもしれません。
ただただ強いなと感心するばかりです。
笑顔は人を幸せにします。
私もできるだけ笑顔を心がけたいと思いました。