以前、櫻庭露樹さんは汚部屋の住人から依頼があり、全捨離のお手伝いをしたことがあるそうです。
不用品を手放して床面積が広がり、部屋はきれいに変身。
意外なことに、依頼者は仕事の業績が悪化。
ただそのおかげで、もっと自分に合う天職が見つかったとか。
今回は全捨離して本当の自分に出会った、櫻庭さんの目撃談をご紹介したいと思います。
全捨離して売り上げが減った男性
全捨離を実践すると、様々な想定外のことが起こるようです。
全捨離提唱者の櫻庭露樹さんには、たくさんの驚くような体験談が飛び込んでくるのだとか。
櫻庭さんも一緒にいて目撃することもあるそうで、今回はそのパターン。
以前櫻庭さんが、ある依頼者の部屋を訪問した時のこと。
一人暮らしの男性は、カメラの転売を生業にしていました。
2DKの部屋にはカメラをはじめ、多くのもので足の踏み場もない状態。
掃除も全くしていなくて、まさに汚部屋だったそうです。
櫻庭さんがその部屋に4回通って、やっと片づいたのだとか。
全捨離すると、たいていの人は仕事の業績がすぐに上がるはず。
なぜかその依頼者の場合、全捨離が終了しても全く売り上げが増えません。
逆に売り上げが下がるという、櫻庭さんも想定外の結果。
それまで売り上げが下がったことがないという依頼者に、さすがの櫻庭さんも困って邪気のせいにするほど。
部屋の邪気がすごいパワーだから、引っ越すしかないと。
100件のうち3件は部屋に強力な邪気がいて、どんなにきれいにしても効果がないことがあるそうです。
そんな時は引っ越すしかないのだとか。
全捨離して天職を見つけた話
そうこうしているうちに減った売り上げを補填するために、その男性は別の方法で収入を得ようと画策。
発行していたメルマガで、カメラ転売のコンサル生を募集したそうです。
すると、5~6人の応募があったとか。
カメラ転売の知識を教え始めたら、その時初めて気づいたことがあったとのこと。
それは人に教えるのが好きだということ。
その男性はもともと先生気質だったよう。
それまでわからなかったけれど、転売がうまくいかなくなったおかげで気づいたんですね。
カメラ転売の知識はプロ級なので、その後講師として大ブレイクしたそうです。
全捨離で本当の自分が見つかる
この話を聞いて、全捨離はすごいなと。
全捨離してうまくいくのは当たり前で、そうでない時はほかの道があることを教えてくれているのですね。
櫻庭さん曰く、「床=自分自身」だとか。
依頼者の部屋は、最初床がほどんど見えない状態でした。
その男性は、櫻庭さんと一緒に9割のものを捨てたそうです。
ものがかなり減って床面積が広がったことで、本当の自分が見えてきた。
それで天職が見つかった、という櫻庭さんの説明にうなってしまいました。
神様はわざと失敗させて、その人が進むべき方向へ軌道修正させることもあるとか。
全捨離してもうまくいかないのは、今の道ではないということなんですね。
もし依頼者の転売がうまくいっていたら、講師業はしていなかったのでは。
つくづく興味深い話です。
あまりに面白かったので、シェアさせていただきました。
この話に比べるとスケールは小さいのですが、私にも似た経験があります。
一見困ったことが、実はもっといいものと出会えるきっかけになったんですね。
具体的には、以前より使い勝手のいいバタフライピー茶とトイレットペーパーを見つけたこと。
全捨離していると、こういうことは案外日常茶飯事なのかも。
困ったことが起こったらただ嘆くのではなく、どういう意味か考えたいと思いました。
櫻庭露樹さんのYouTube動画も、よろしかったらぜひご覧ください。
お手数ですが、押していただけたらうれしいです♪
最後に
今回の話は、全捨離の奥深さを物語るエピソードでは。
一見うまくいかなくても、それは別のほうが向いているという神様からのサイン。
このサインを見逃さないようにしたいものです。
この記事が少しでも、皆様のお役に立てばうれしいです。