ミニマリスト三昧

夫と死別した50代ミニマリスト。砂糖断ちとカフェイン断ち中のゆるベジタリアン。

作家の阿川佐和子さんに共感!苦境でも軽やかに生きる3つの秘訣とは?

最近、『ゆうゆう2月号増刊』に阿川佐和子さんの記事を発見。

人生を俯瞰して賢く生きる阿川さんは、私の憧れの女性。

以前から好感を持っていましたが、拝読してますますファンになりました。

記事内にある、上機嫌で暮らすヒントがまた深いんですね。

その中でも特に印象に残ったことを3つ、ご紹介したいと思います。

 阿川佐和子さんのファンだった

阿川佐和子さんは作家、エッセイスト。お父様が作家の阿川弘之さん。

壇ふみさんと大変親しいことでも有名です。

テレビ番組「サワコの朝」は亡くなった夫が大好きで、一緒に見ているうちに私もファンに。
阿川佐和子さんの軽快なトークが、毎週楽しみでした。

そんな阿川さんのご著書は、残念ながらまだ拝読したことがありません。

テレビや雑誌で拝見する程度ですが、いつしか憧れの女性に。

どうして本を読んだことがない阿川さんに惹かれるのか考えたら、どこか俯瞰したものの見方があるからかなぁと。

そのおかげで軽快に生きているように見えます。

そんな阿川佐和子さんのインタビューが、『ゆうゆう2月号増刊』に掲載されています。 

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その中で、私が特に参考になった3つのことを、ご紹介したいと思います。

阿川佐和子さんに共感した3つのこと

1、嫌だと思う仕事でも10%の楽しいことを面白がる

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阿川佐和子さんは、シスターの渡辺和子さんが書かれた『置かれた場所で咲きなさい』というエッセイに共感するとか。

ある期間決められた場所で毎日やることがあって、それを『ああ〜っ!いやだっ!』って思うことがある。でもそのときに、本当にそれが100%いやかどうかをよく考えてみると、そのうち10%くらい、『この時間だけは、私、けっこう楽しんでいるかもしれない』っていう部分もあると思うんです。そこをどう面白がるかで違ってくるのかなと。

 出典:『ゆうゆう2月号増刊』

これは確かにそうだなと納得します。

どんなに嫌だと思う仕事でも、少しくらいは楽しいと思える作業があったりするもの。

阿川さんの場合、報道番組のアシスタント時代に、短いニュースを読むことだけは楽しかったそうです。

その10%を楽しんでいるうちに、インタビュアーやエッセイストとしての道が開けたとか。

『置かれた場所で咲きなさい』は私も拝読しました。

確かに今自分がしている仕事が、100%やりたいことではないかもしれない。

それでも、その中にほんの10%でも楽しみを見つけて行動していたら、新たな道が開ける。

これは私にとっても大きな希望です。

とにかく、目の前のことをできるだけ楽しんですることが大事だと痛感。

私もブログをただ楽しく書いていたら、寄稿依頼やバッグブンドからのコラボなど、新たな展開がありました。

これからさらにどんなことが起こるのか、考えるだけでワクワクします。

阿川さんには大変勇気をいただきました。

   

2、大変な時でも笑いを見つける

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50代は心身ともに厳しい時期。

阿川佐和子さんは50代になって、更年期に伴うひどいホットフラッシュを経験されたそうです。

ホットフラッシュというのは、前触れもなく突然体が熱くなり、汗が噴き出すこと。

閉経後の女性に起こる、更年期障害の症状の1つ。

ホットフラッシュと同時期に、阿川さんはご両親の介護も開始されたとのこと。

50代の私には、この話がとても身につまされます。

私は実家から遠い場所にいたので、あいにく両親の介護経験はありません。

母は20年前に病気で半年ほど療養しましたが、その時は弟夫婦に任せきり。

父は倒れて10日後に亡くなったので、介護は必要ありませんでした。

それでも、更年期障害は現在真っ只中の私。

わけもなく不安になる、不定愁訴が時々やってきます。軽いホットフラッシュもあり、それだけでも結構苦しい状態。

阿川さんは私よりもっと大変だったのでは。

そんな時の対処法が素晴らしいんですね。

辛い時でも笑うことが大事、と阿川さんはおっしゃいます。

阿川さんが入院中のお父様に対する愚痴を、お母様に言った時のこと。

「どうでもいいけど、あんた、お父ちゃんにそっくりね」

出典:『ゆうゆう2月号増刊』

このお母様の言葉に笑って救われたのだとか。

どんなに辛い時でもその中に笑いを見つける。

これは更年期や介護中でなくても使える技では。

こんなところにも、阿川さんの軽やかな生き方が感じられました。

3、あえて後ろめたさをもつ

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阿川さんはご両親の介護をしていて、たまに仕事だと嘘をついて息抜きすることもあったとか。

そんな時は後ろめたさを感じるとのこと。

『後ろめたさをもつ』事は大事なんです。後ろめたさをもっていると、人には優しくなれるから。

出典:『ゆうゆう2月号増刊』

人に優しくなれるように、あえて後ろめたさをもつ、という潔さがかっこいいですね。

後ろめたい息抜きをしても、そのほうが介護のストレスが軽減されることは確か。

いつまで続くかわからない介護の負担を減らすには、必要なことでは。

上手に息抜きしてストレスをためないのは、さすがです。

ここでも、阿川さんが現状を見極めて軽やかに暮らす様子が感じられます。

 

「後ろめたい」という言葉で思い出したのは、曽野綾子さん

曽野綾子さんの後ろめたさは、自分がものを知らないことに対するもの。

大作家の曽野綾子さんが物を知らないとは思えませんが、そのほうが謙虚でいられるのだとか。

後ろめたさを感じる対象は違っても、作家というのは面白い考え方をするのだなぁと感心します。

 

それから、私が阿川さんに憧れる理由がもう1つ。

阿川さんは2017年に63歳で結婚されました。

介護や更年期障害で大変な中、なんとかなるだろうと言ってくれるパートナーが欲しかったのだとか。

その気持ちもとてもよくわかります。

63歳といえば私もあと数年。勇気をいただいた気がしました。

 

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最後に

女性の私から見ても、とても魅力的な阿川佐和子さん。

私も阿川さんのように、周りの人に優しく軽やかに生きたいものです。

 今後も阿川さんの動向には注目したいと思います。