最近購入した雑誌『ゆうゆう2月号』で、作家の曽野綾子さんの記事を拝見しました、
90歳近い曽野さんは、2年前にご主人の三浦朱門さんを亡くされたそうです。
奇遇にも、私も同時期に夫と死別。
一人でも寂しくないとおっしゃる曽野さんに、大変ショックを受けました。
今回は、曽野綾子さんの自立した魅力的な生き方から、私が特に参考になった3つのことをご紹介したいと思います。
曽野綾子さんは私と同じ独り身
今回ご紹介するのは『ゆうゆう2月号』に掲載中の、曽野綾子さんの記事です。
もうすぐ3月号の発売日でご紹介が遅くなりましたが、よろしかったらお付き合い下さい。
以前も、曽野綾子さんとお母様のことを記事に書きましたが、今回はそのさんご自身のお話です。
作家の曽野綾子さんは90歳直前。
お手伝いさんが同居しているそうですが、とても自立した暮らしをされているようです。
そんな曽野さんは、2年前に夫の三浦朱門さんを亡くされました。
実は私も2年前に夫と死別しているので、とても親近感を持ちました。
曽野綾子さんに見習いたい3つのこと
『ゆうゆう2月号』の記事からは、曽野綾子さんが毎日生き生きと暮らしている様子が伝わってきます。
目から鱗が落ちたこともいくつか。
その中でも、特に私が共感して見習いたいと思ったことが3つあります。
早速ご紹介したいと思います。
1、人の目を気にしない
曽野さんはあまり人目を気にしないようです。
ご主人が亡くなった5日後にオペラに出かけたとか。
その裏には、ご主人との強い結びつきがあったんですね。
『君がオペラに行くのをやめたら僕は生き返るのか』とご主人なら言うだろうと思ったそうです。
ご主人が亡くなっても、それまでと変わらない生活を続けてほしいと望むはず。
いずれにしても、ひとりの境地をどう豊かにするかは、何より自分次第。
出典:『ゆうゆう2月号』(主婦の友社)
自分の軸がぶれない様子は、とても衝撃的。
つい周りの反応を気にしてしまいがちな私には、目から鱗でした。
自分次第で今の暮らしをもっと豊かにできるのだなぁ、と痛感しました。
2、一人でも寂しくない
「ひとりが寂しいっていう人もいるとは思いますが、私にはよくわからない。家にいてもやることがたくさんあるので」
出典:『ゆうゆう2月号』(主婦の友社)
この言葉にも大変驚きました。
私が一人になったのは、曽野さんと同じ2年前。
私は最近、寂しい思いが強くなってきました。
曽野さんは私と真逆だったとは。
曽野さんは1人になってから、片づけが趣味になったそうです。
不要な洋服や古い家具などを処分したとか。
また、ご主人のへそくりで猫を2匹買ったとも。
確かに1人を寂しがっている時間はなさそうです。
私も片づけが趣味になったのは同じですが、もう少し活動的になりたいと思いました。
3、謙虚でいる考え方
ご自分のことをもともと怠け者とおっしゃる曽野さん。
自然発生的に生きていればいいし、後ろめたいと思っている人のほうがいいとか。
ちょっと後ろめたい思いで生きるのが好きなんです。(中略)物知りより物知らずのほうがいいとも思います。後ろめたいがゆえに、物を知らないがゆえに、謙虚になれますから。
出典:『ゆうゆう2月号』(主婦の友社)
曽野さんがものを知らないとは思えないので、この発言からして謙虚だと思います。
この言葉の真意は、自分は多少何か足りないと思っているくらいのほうが謙虚でいられるということでは。
「後ろめたい思い」という表現が、作家の曽野さんらしいなぁと感心します。
こんなに人気があって有名な作家でも、謙虚でいるというのはすばらしいですね。
私も生涯、こんな風に謙虚でいたいものだと思いました。
『ゆうゆう2月号』は780円ですが、電子書籍のキンドル版は660円。
発売後しばらく経つと、キンドルの読み放題サービスでも読めます。
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最後に
強い芯を持っていらっしゃる、という印象の曽野綾子さん。
90歳を目前にしても、ご自分のやりたいように生きる姿にはとても惹かれます。
夫を亡くして2年という同じ境遇でも、こんなにも違うのかと驚きました。
だいぶ年上の曽野さんからは、多くの元気をいただきました。
婚活中の私ですが、一人でいるのも悪くないかもと思えてきたほど。
とにかく、曽野さんのおかげで前向きになれたことは確か。
これからも曽野さんには注目していきたいと思います。