今日は本を120冊以上断捨離しました。
一気に手放したのは理由とそれぞれ基準があります。
これからそのお話をしたいと思います。
本を120冊一気に断捨離した理由
私は今回、ずっと気になっていた本の断捨離を一気にすることにしました。
今ならできそうな気がしたからです。
以前も少しずつ本を手放していましたが、なかなか思うように進みませんでした。
今まで本の片づけがはかどらなかったのは、本には思い入れがあったからです。
なりたかった夢や思い出が詰まっている本がたくさんありました。
それが最近になって私の中で大きな心境の変化があったので、この勢いに乗って片付けようと思いました。
最近、自分が本当に望んでいる状態がだんだん明らかになってきたんですね。
それで本についても、自分にとって必要か必要でないかが判断できるのではないかと思いました。
私が本を断捨離した基準
今回私が手放した120冊の本はこちらです。
全部の本をご紹介するのは無理なので一部だけですが、どんな本をどんな基準で手放したのかお話ししたいと思います。
なりたかった夢が詰まった本
私にはなりたかった夢がいくつかあります。
以前もカフェ経営の本を手放した時に記事を書いています。
カフェ経営以外にもまだいくつか夢がありました。
そのうちの一つに翻訳家になるという夢があります。30年来の夢です。
若い頃、外国語に興味があり一通り勉強はしたのですが、向いていなかったようで途中でやる気が途切れてしまいました。
それでもなかなかその夢をあきらめきれずに本だけは持っていました。
最近になって私がこれから何をしたいかと考えた時に、もう翻訳家は無理だし、なろうとも思っていないことに気づきました。
なりたかった夢をあきらめていたんですね。
それで思い切って手放しました。
なりたかった夢を思い出させる本と言うのは本当に手放しがたいものです。
それを手放せたと言うのは、自分の本当の望みがわかったからだと思います。
翻訳家の夢は手放しましたが、今こうしてブログを書いていると書くことが好きなのだと感じます。
翻訳家というよりも文章を書く仕事がしたかったのかもしれません。
ブログに出会えてよかったとつくづく思います。
絵本
絵本は今年5月に今の部屋に引っ越した直後に一回断捨離しています。
その時に手放した絵本は結婚して子供がいる娘に送りました。
でも、どうしても手放せなかった絵本が数冊あります。
それは友人からの結婚祝いの絵本や、大好きなイラストレーター安野光雅さんの「旅の絵本」シリーズ3冊と「100万回生きたねこ」でした。
結婚祝いに絵本をくれた友人とは30年来の付き合いで、今でも年に数回連絡を取り合っています。結婚祝いということで、思い出の品でもあります。
こういう本は一番手放しにくいものです。
また、安野光雅さんの絵本も3冊あります。
これは言葉がなくてイラストだけの本なのですが、とても綺麗で見ているだけで癒されます。
「100万回生きたねこ」は有名なので皆様もご存知なのではないでしょうか。
この絵本もお気に入りで手放せませんでした。
それがどうして今なら手放せるのかというと、私には絵本を開く時間がなかなかないからです。
また、もし娘がまた欲しいと言えば、孫に譲ったほうが私が持っているよりいいような気がします。
それで絵本を全て手放すことにしました。
娘にはまだ聞いていないのですが、いると言えば送るし、いらなければ図書館に寄付することも考えています。
レシピ本
これは辰巳芳子さんと言う有名な料理研究家の本です。
豆料理の本で、私は大豆製品が好きなので買ったのですが、なかなか最近はゆっくり料理する時間が取れないんですね。
それに、私にはハードルの高いレシピが多いので使いこなせませんでした。
せっかく買ったのですが、大豆料理のレシピ本は別にムック本を持っています。
そちらの方が簡単なので、今の私には向いている気がします。
手放す本はほとんど開いていないので綺麗な状態です。
私が持っているよりも必要な人に渡ったほうがいい気がするので手放すことにしました。
小説
小説も何冊か手放します。
その中でもファンであるドイツの文学者ミヒャエル・エンデさんと日本の北杜夫さん、遠藤周作さんの本も手放します。
今回は一人の作家さんの本を一部だけ手放します。
その基準は、今後も手元に置いたら読み返すかかどうかということです。
今後読みたいと思わない本を手放す、今後読む本だけ残すことにしました。
そうするととても判断がしやすかったですね。
これ以外は雑誌や趣味の本などです。
120冊の本に今までの感謝をして手放したいと思います。
今回の断捨離で本棚がだいぶスッキリしました。
本棚の6段のうち5段を本の収納に充てていましたが、そのうちの1段が空きました。
また前後に重ねて置いていた本もなくなり、見た目にもかなり余裕ができました。
今回はとりあえずこれで本の断捨離は一旦終了します。
また手放せそうな本が見つかったら断捨離したいと思います。
ミヒャエル・エンデさんの「ジム・ボタンの機関車大旅行」はお子さんと一緒に読める冒険ストーリーです。
「ドクトルマンボウ航海記」も北杜夫さん独特のユーモアが感じられる船医時代のエッセイです。
古い本ですが、いまだに読まれ続けている名作です。
どちらも紙の本よりもキンドル版のほうが少し安くて、物も増えないのでおすすめです。
また、2冊ともキンドルの読み放題サービスでも読めます。
30日の無料体験があるんですね。
30日以内に解約すればお金もかかりません。
お手数ですが、押していただけるとうれしいです♪
最後に
本の断捨離は私にとってはハードルが高いことでした。
本には思い入れがあるものが多くなかなか難しいと思っていましたが、今回一気に120冊も手放すことができました。
本棚もかなり余裕ができて、気分的にもスッキリしています。
この調子で断捨離をすすめていきます。
この記事が少しでも皆様のお役に立てばうれしいです。