今回断捨離したのは、四つ葉のクローバーで作ったしおりです。
このしおりを見ていると、亡くなった夫のことを思い出します。
そんな思い出の品をどうして断捨離するのか、また今思うことをお話したいと思います。
四つ葉のクローバーの事
四つ葉のクローバーは幸運を呼ぶと言われます。
見つけるとうれしくなりますよね。
亡くなった夫と暮らしていた田舎の家には、庭にたくさんのクローバーが生えていました。
そのクローバーはよく見ると四つ葉がたくさんありました。
近所のホームセンターには四つ葉のクローバーの種が売られていたので、前の住人が蒔いたのかもしれません。
とにかく庭中に広がったクローバーは、どこを探しても四つ葉がすぐに見つかりました。
時々は五つ葉や六つ葉もありました。
その家に住むまでは四つ葉のクローバーは珍しかったので、うれしくて毎日のように探していました。
しおりにした
たくさん見つけたのは良いのですが、花瓶に挿すのも限度があります。
そのままにしておいたらしおれてしまうだけです。
そこで思いついたのがしおりにすることでした。
私は以前から好きな柄のカレンダーや包装紙があると、こちらのようにしおりにしていました。
それでクローバーもしおりにしようと考えました。
ただ、あまり乾燥していないクローバーを使ったので、透明のテープを貼るのが難しかったんですね。
今思うと、クローバーを押し花にする期間が短くて、生乾きの状態でした。
そのせいか、しおりにしたクローバーの色があまりよくありません。かなり黄ばんできたものもあります。
また、透明のテープが上手に貼れていなくて、所々きたなくなっています。
20枚ほどあったしおりの内、見た目が良いものを8枚だけ残して、残りは手放すことにしました。
残すものと手放すものの画像はこちらです。
(残すもの)
(手放すもの)
夫のこと
四葉のクローバーを探していると、亡くなった夫がまた探してるね、と言って笑っていたことを思い出します。
いい年をして、クローバー探しに夢中になっている私がおかしかったのでしょう。
このしおりを眺めながら、そんな当たり前だと思っていた幸せな日常をふと思い出しました。
最近は、夫と出かけた場所のこともよく思い出します。
花が好きな私のために、夫はよく花見や紅葉狩りに連れて行ってくれました。
サクラやアジサイはもちろん、2月ごろには珍しい自生の節分草を毎年見に行ったものです。
あの頃、花見をした山や公園、よく一緒にお参りした神社などが今はどうなっているだろう、ととても懐かしく思い出されます。
夫とは4年半という短い結婚生活でしたが、たくさんの思い出があります。
最近は夫のことを思い出して、ほのぼのした気持ちになることが増えています。
今、夫には一緒にいてくれたことに感謝の気持ちしかありません。
夫が亡くなって1年がたち、一人暮らしにも慣れてきて、これからの自分の人生についてもじっくり考えることも多くなりました。
私自身もこれからより前向きに生きていこう、という思いが強くなってきています。
先月、夫の一周忌法要が済んで、少し気持ちに余裕ができたからかもしれません。
その時の気持ちについては、よろしかったらこちらの記事をご覧ください。
最後に
今回、四つ葉のクローバーを断捨離して、気持ちを新たにすることができました。
断捨離というのはすごい効果がありますね。
これからも楽しみながら続けていこうと思います。