私は今月25日に、以前夫と住んでいた持ち家を売却しました。
そのおかげか、最近とても大きな心境の変化がありました♪
これも断捨離効果と言えるのでは、と思っています。
今日はその話をご紹介したいと思います。
持ち家を最終的に手放した
私は今月25日に、以前住んでいた岡山県北の家を売却しました。
5年前にその家を購入した際は夫と2人でしたが、夫が亡くなり今回は私1人。
数日前から、とても緊張して落ち着きませんでした。
それでも当日はおかげさまで、滞りなくスムーズに手続きが済みました。
手続きが済んだ後、新しい住人と一緒に売却した家に直行。
新しい持ち主の疑問に、いくつか答えました。
ほんの10分ほどでしたが、亡き夫と暮らした家に戻り感慨深い思いがしました。
もう二度とこの家に戻ることはない。
後で1人になった時に、しみじみと寂しいと感じました。
前日に宿泊予定のホテルに向かう送迎バスの中でも、懐かしい景色がたくさんありました。
1年前まで住んでいた町なので、なじみのある場所ばかり。
ホテルのそばには、夫の葬儀会場や毎週のように買い物に訪れたスーパーなど。
しみじみと懐かしいような寂しいような、複雑な気持ちでした。
手続きの前日にホテルの近くで夕食をとった際も、懐かしいものを発見。
亡き夫と一緒によく飲んだ日本酒がメニューにあり、つい頼んでしまいました。
お酒は弱いのですが、何だかうれしくて全部飲み干しました。
このように、亡き夫との思い出をたどる旅にもなりました。
夫と3年間暮らした家を手放すのはとても寂しかったのですが、それで良かったと思っています。
持っていても、住まなければ宝の持ち腐れ。
必要としてくれる人に譲ったほうが、家にとってもいいはずです。
やましたひでこさんは、こうおっしゃっています。
年齢を問わず、健康であっても病気であっても、それぞれが「今」を、いかにごきげんに、精一杯生きるか。そのために誰もができることが、住まいのガラクタを手放していくことなのです。
出典:『人生を変える断捨離』やましたひでこ著 ダイヤモンド社
近藤麻理恵さんもモノに対して「今」どう感じるか、を大事にしようとおっしゃっています。
今の感覚を大事にして精一杯生きるためには、やはり必要のない家かなと。
手放してよかったと思っています。
家を手放して気持ちがスッキリした
この旅行から帰ってきて2~3日経った頃、なんだかとても気持ちがスッキリしていることに気づきました。
どうしてだろうと考えてみたんですね。
まず思いついたのは、経費や管理の手間の問題です。
昨年5月末に、以前の家から引越して1年近くになります。
その間わずかな額ですが、水道代や固定資産税などの経費がかかっていました。
また冬以外は敷地や畑が草ぼうぼうになるので、シルバー人材センターに草刈りをお願いしないといけません。
そういった経費や手間がなくなるので、とても気楽になっています。
次にやはり、多少まとまったお金が手に入ったことも大きいかなと。
田舎の古い家なので売れたといっても雀の涙ほどですが、一人暮らしの私にはとても助かります。
亡くなった後でも夫に守られている気がして、夫には改めて感謝しています。
さらに亡き夫と暮らした家を手放したことで、夫のことも気持ちの整理が進みました。
もちろん法事は忘れずにする予定ですし、死ぬまで夫の事は忘れません。
ただ以前の記事にも書いたように、これから先も1人で生きていくのは寂しいんですね。
新しいパートナーを探したいと思っています。
そのためにも、夫との思い出が詰まった家を手放したのは私の中で大きな出来事でした。
これからの人生を前向きに生きていくためには、必要な断捨離だった。
家というモノを手放すことで、夫への想いも整理できたのでしょう。
これも断捨離効果と言えるのではないかと思います。
私は家を手放したほうが、夫との思い出が色あせない気がしています。
あの頃の幸せはもう戻りませんが、思い出は死ぬまで私の胸の中に深く残り続けることでしょう。
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最後に
亡き夫と暮らした家を手放したことで、とても気が楽になりすっきりしています。
これからは今まで以上に前向きに生きていきたいと思います。
パートナーが見つかったら、またご報告させていただきますね。
最後までお読みいただきありがとうございました。