私はちょうど1年前、以前住んでいた岡山県北の家を売却しました。
建物も土地も全て手放したはずですが、今月固定資産税の通知が届いてびっくり。
以前住んでいた町の市役所に問い合わせたところ、手違いがあった様子。
こんなこともあるのだなぁと、いい社会勉強になりました。
今回は全て売却したはずの不動産に対して、なぜか固定資産税が請求された話をご紹介します。
1年前に売却した家の固定資産税が届いた
私は2年半前に夫と死別しました。
当時住んでいた岡山県北の家は夫名義だったので、私が遺産相続することに。
昨年の4月、欲しいという方が現れめでたく売却。
私が所有する不動産はなくなったはずでした。
ところが数日前、以前住んでいた市から固定資産税の納税通知書が届きました。
最初は勘違いしており、昨年の売却で利益が発生したと判断されたのかなと。
話は今年2月にさかのぼります。
昨年不動産を売却したので税金がかかるかどうか、地元埼玉の税務署に問い合わせした時のこと。
6年前夫が購入した金額より昨年私が売却した金額のほうが低かったのですが、それは関係ないのだとか。
確か、購入時と売却時の土地や建物の評価額が関係していたような。
なんだかよくわからなかったのですが、とりあえず様子を見ることに。
納税通知書が届いて、てっきりその分が請求されたのかなと思いました。
固定資産税が課税されたのは未登記だったから
ところが固定資産税の納税通知書をよく見ると、どうやら違う感じ。
家屋課税標準額のところに金額が記入されています。
これはどう考えても建物に係る固定資産税。
固定資産税は1月時点の所有者に課税されるはず。
どういうことか気になって、以前住んでいた町の市役所に問い合わせをすることに。
すると全て売却したにもかかわらず、なんと物置3つだけが未登記なのだとか。
私は登記に関して、司法書士に全てお任せしていました。
まさか物置3つだけ登記漏れがあったなんて、今まで知らなかった。
このことを受けて、市役所が変更するための書類を送ってくれることになりました。
現在書類の到着を待っているところです。
その書類には、私が売却した相手にも記入してもらわないといけません。
また、今年は固定資産税の納税者は変更できないのだとか。
仕方がないので、売却した相手にお金を振り込んでもらって私が払おうかと考えています。
それにしても手放したはずの不動産に、固定資産税が課税されることがあるとは。
世の中は本当にいろいろなことが起こるものです。
今回納税通知書が届いてから、市役所に電話するまでの間はそわそわしました。
電話で説明を聞いたら納得して、気にならなくなりました。
こういったトラブルがあると、以前なら解決するまでずっと気になっていた私。
最近はだいぶそういうことも減りました。
いろいろな経験を重ねて図太くなったのでしょう。
自分名義の不動産を所有したのは、今回が初めての経験。
生きているといろいろなことがあるものだなぁ、とつくづく感じました。
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最後に
支払い義務のない固定資産税の納税通知書が届いて、驚きました。
それにしても未登記ということがあるんですね。
今後生きているうちに不動産を所有することはあまり考えられませんが、覚えておきたいと思います。
この記事が少しでも皆様のお役に立てばうれしいです。