私は20年近く前からガーデニングが趣味で、田舎暮らしの経験もあります。
近々高知に引越して、田舎暮らしを再開する予定です。
田舎暮らしに興味を持ったきっかけは、有名なある2人の先輩。
それはターシャ・テューダーさんと、ベニシア・スタンリー・スミスさん。
今日は私がお2人に憧れる理由について、ご紹介させていただきます。
ガーデニングを始めたきっかけ
私は20年ほど前に、ガーデニングを始めました。
当時はガーデニングブームだったことと、母が花好きだった影響かなと。
田舎にある実家は庭がそれなりに広く、敷地内に畑もありました。
物心ついた頃には、庭や畑だけでなくベランダにも母の育てる花が溢れていた状態。
若い頃は全く興味がなかったのですが、突然ガーデニングに目覚めたんですね。
歳をとって母と同じ趣味を始めたのですから、不思議なものです。
ガーデニングに興味を持った直接のきっかけは、最初の夫が一戸建てを購入したこと。
それまでは借家や賃貸のマンション暮らしで、思うように花を育てられませんでした。
持ち家の庭は猫の額ほどでしたが、植物を植えてみようかなと。
最初に植えたのは何か忘れましたが、とにかく花だった記憶があります。
それからはどっぷりガーデニングにはまり、バラやハーブも育てるように。
花の間にトマトなども増えて、ミニ家庭菜園も開始。
毎日が楽しくて仕方ありませんでした。
田舎暮らしで大きな影響を受けたターシャ・テューダーさんとベニシア・スタンリー・スミスさん
田舎で生まれ育った私ですが、若い頃は田舎暮らしに興味がありませんでした。
田舎暮らしに興味を持つようになったのは、2人の女性がきっかけ。
ターシャ・テューダーさんと、ベニシア・スタンリー・スミスさんです。
有名なお二人なので、ご存じの方も多いのではないでしょうか。
それぞれお二人に対する私の思いを、ご紹介させていただきます。
1、ターシャ・テューダーさん
私がガーデニングを始めたのは、ちょうどガーデニングブームの最中。
当時仲のよかった友人もガーデニングが趣味で、ターシャ・テューダーさんのことを教えてくれた気がします。
ターシャ・テューダーさんは、アメリカの有名な絵本作家。
バーモント州の田舎に広大な土地を購入して、19世紀の開拓時代の生活を自ら再現しました。
19世紀当時の服を着て、蜜蝋でろうそくを作り、手作業でりんごジュースを絞る暮らし。
手間はかかっても丁寧な暮らしに憧れました。
ターシャさんはシングルマザーで、絵本を描きながら4人のお子さんを女手一つで育てあげました。
子育て時代は子供たちと人形作りをするなど、常に注目の的だったターシャさん。
国内外で大変人気があり、絵本なども多数出版。
日本では、NHKで度々特集が組まれたほど。
ターシャさんのガーデニングへの情熱は、高齢になっても衰えなかったようです。
広大な土地の管理は大変だったようですが、花に囲まれた暮らしはまるで楽園。
テレビで印象的だったのが、80代の頃だったかバラの専門家になりたいとターシャさんが話していたこと。
いくつになっても目標を持つ姿に、感動しました。
残念ながら、ターシャさんは2008年に92歳で他界。
NHKで追悼番組が放送され、私も拝見しました。
ターシャさんの住んでいた家は、お孫さんが管理されているようです。
見学できるようなら、ぜひ行ってみたいですね。
ベルやヘンリー・ソローとも親交のあった、上流階級出身のターシャさん。
田舎暮らしを選び自分の意思を貫いた生き方は、大いに見習いたいものです。
先ほどのご著書は美しい画像が満載で、ターシャさんの暮らしぶりがよくわかる1冊です。
よろしかったら、ぜひ覗いてみてください。
2、ベニシア・スタンリー・スミスさん
もうお1人私がかなり影響を受けたのが、ベニシア・スタンリー・スミスさん。
NHKの「猫のしっぽ カエルの手」という番組で知りました。
ベニシアさんはイギリス貴族の出身で、現在京都にお住まいです。
イギリスの貴族社会に疑問を感じて、世界中を旅したベニシアさん。
最終的に日本にたどり着きました。
一時期は、岡山県倉敷市にもお住まいだったとか。
その後京都に移り、40年近く京都で英会話スクールを主宰。
1996年から京都大原で古民家暮らしを始めます。
ベニシアさんのお宅は一般的な広さの庭ですが、いくつかのテーマに分けて管理。
確か、スパニッシュガーデンやハーブガーデンなどがあったような。
広くない庭を有効に使う技は、最高のお手本でした。
楽しそうに植物のお世話をされるベニシアさんを拝見するたびに、私もガーデニングがしたくなったものです。
私が特にベニシアさんに惹かれたのは、ハーブの使い方が上手なこと。
自家製ハーブを使って家中を磨き、料理やお茶、コスメにも活用。
ハーブ好きな私には、真似したい使い方がたくさんあります。
植物のお手入れはプロの友人に相談して、いつも上手に管理されています。
やはり自己流より、プロに聞いたほうが確実ですよね。
またベニシアさんは友人作りが得意なことにも、憧れました。
すぐに誰とでも仲良くなれるようです。ぜひ見習いたいものです。
山岳写真家のご主人と一緒に近所を散策される様子も、素敵でした。
現在69歳のベニシアさん。
テレビ番組「猫のしっぽ カエルの手」はレギュラーではなくなりましたが、時折特別版が放送されます。
いつまでもお元気で、田舎暮らしを満喫していただきたいと思います。
こちらは、私が欲しいと思っているベニシアさんのご著書です。
近々購入して、ハーブを使いこなせるようになりたいですね。
ベニシアのハーブ便り ― 京都・大原の古民家暮らし Venetia's Ohara Herb Diary
最後に
田舎出身の私ですが、田舎暮らしに憧れたきっかけは有名なお2人の女性でした。
私は近々高知に引越して、もうすぐ田舎暮らしを再開します。
お2人のことを改めて勉強させていただき、生活に生かすつもりです。
高知へ引越すのが、今から楽しみです。