ミニマリスト三昧

夫と死別した50代ミニマリスト。砂糖断ちとカフェイン断ち中のゆるベジタリアン。

無意識に持っていた2つの思い込みを手放す!老後の理想像は不要だった。

若い頃からうっすら感じていて、つい最近はっきり意識した思い込みがあります。

それは、持ち家とパートナーに関すること。

どうやら、無意識に理想の老後像を持っていたようです。

表面的にはそれぞれ考えがあったのですが、気づいてからはどちらでもいいと思うように。

今回無意識レベルで持っていた思い込みを、手放した話についてご紹介します。

無意識に持っていた老後の理想像は2つ

私がミニマリストになる過程で、ものだけでなくいろいろな思い込みも手放してきました。

自分でも意識していなかったことばかりで、驚くこともしばしば。

たとえば、食器収納についての思い込み

食器は食器棚に収納しなければ不衛生、という思い込みを持っていた私。

ミニマリストの娘に感化されて、いつの間にか手放していたことに気づきました。

 

今回気づいた思い込みも、今までうっすら感じていたもの。

ちらちらと、思い込みのかけらは感じていたような。

つい最近になって、やっとはっきり意識するように。

どんな思い込みかというと、パートナーがいて持ち家に住んでいる人がうらやましいということ。

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思い込みに気づいたきっかけは、近所に住む2組のご夫婦。

私の住んでいるマンションの前には、道路を挟んで民家が数軒あります。

そのうちの2軒に、年配のご夫婦がお住まいです。

どちらのお宅も持ち家のようで、庭には植物がたくさん植えられています。

時々それぞれのご夫婦が、庭のお手入れをされている様子も拝見します。

直接お話したことはないのですが、とても楽しそうで素敵だなと。

 

私が今の部屋に引越して、3ヶ月。

目の前なので自然と毎日目に入っていたのですが、数日前強烈に感じたことがありました。

どちらのお宅も持ち家があって、自由に好きな植物を植えられていいなぁ。

どちらもご夫婦揃ってご健在で、うらやましい。

 3カ月間お見かけしていたお向かいさんですが、はっきり意識したのはその時が初めて。

自分でもかなり驚きました。 

   

持ち家とパートナーについて表面的に思っていたこと

持ち家とパートナー。

どちらも、今の私には無いものです。

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持ち家に関しては、一時期亡き夫から相続した家がありました。

当時は岡山県北に、中古の一戸建てを購入して移住。

その後夫が亡くなったので、私が相続することに。

そのまま住み続けることもできたのですが、一人暮らしとなるとデメリットのほうが圧倒的に多いなと。

田舎暮らしは好きで夫と暮らすには良かったのですが、一人では管理しきれないと判断。

ご近所の方にも迷惑をかけそうだと思い、思い切って売却しました。

 

その後また気が変わり、ショコラさんの影響で一人暮らしでも持ち家が欲しいと思うように。

趣味のガーデニングも、持ち家のほうが気兼ねなくできそうかなと。

 

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パートナーに関しては、1年前本格的な婚活をしていました。

婚活パーティーやマッチングアプリを使って活動したのですが、なかなか見つからない状況。

やはり50代の婚活は難しいと思い、断念。

現在はパートナーというより、ボーイフレンドがいたらいいなというゆるい感じに。

 

数日前に気づいた思い込みでは、持ち家はもちろんパートナーをまだ諦めていなかったことが判明。

表面上はパートナーが見つからなくてもいいと思っていたのですが、どうやら無意識レベルでは違っていたようです。

 

手放すことができた無意識の思い込み

無意識で願っていたことがはっきり意識できるようになって、改めてどうしたいか考えてみました。

結果的には、家もパートナーもどちらでもいいなと。

どちらかというと家のほうが欲しい気持ちは強いのですが、持てなかったらそれはそれでいいと。

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今回持ち家とパートナーにこだわっていた理由も、はっきりしました。

両親の姿を、そのまま自分に当てはめていた模様。

死ぬまで持ち家に住んで、パートナーと暮らすものだと。

両親の老後のありかたが、幸せなのだといつの間にか刷り込んでいた様子。

 

最初の結婚以来、老後は私も持ち家にパートナーと暮らすものだとばかり思っていました。 

思いがけず3年前に夫を亡くし、自分の意思で家も手放すことに。

現在は、若い頃から無意識に思い込んでいた理想の条件を満たさない状況。

心のどこかで、幸せじゃないと決めつけていたようです。

 

はっきり思い込みに気づいたら、パートナーと持ち家がなくても今のままで充分幸せだと痛感。

やっと長年の思い込みを、手放すことができました。

 

持ち家にパートナーと一緒に暮らす老後は、昔の日本ではかなり多かったパターンでは。

最近は、かなり変わってきたと感じますが。

2回結婚して私も老後はそうなるはずだと思っていたのに、思いがけない一人暮らし。

無意識に持っていた老後の理想像が実現しそうもないことが、どこかストレスになっていたのかも。

今回手放した思い込みは、私の中でかなり大きな位置を占めていたようです。

2~3日心身ともに重かったのですが、思い込みを手放したらやっと軽くなりました。

 

もう1つ、老後の理想がありました。

なぜか若い頃から意識していて、早く歳を取りたいさえと思っていたこと。

それは、優しいおばあちゃんになること。

いつも穏やかでニコニコしている、おばあちゃんになりたいなと。

いつの間にか孫も2人生まれて、すっかりおばあちゃんになっていた私。

こちらの理想像は、努力次第ではなれそうな気が。

孫に優しいおばあちゃんを目指して、楽しく頑張りたいと思います。

 

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最後に

持ち家にパートナーと暮らすという老後の理想像を持っていたのは、自分でも驚きました。

もちろんどちらも叶えばうれしいのですが、今の一人暮らしも気ままで気に入っています。

無意識の思い込みは、結構あるものですね。

気づくたびに、手放していきたいと思います。