この冬のトップスは無印良品のニット4枚のみ。
ほぼ毎日無印良品のニットを着ていますが、とてもしっくりきます。
どうしてだろうと思ったら、私が若い頃から好きなファッションに通じるものがあったんですね。
今日は、50代の私が無印良品のニットにホッとする理由を、お話したいと思います。
無印良品のニットが妙に馴染む
トップスは、無印良品のタートルネックニット4枚のみ。
冬は首元が暖かいタートルネックニット、と決めています。
首元も含め、4枚ともとても暖かくて助かっています。
4枚のうち1枚は昨年メルカリで購入した、ほぼ新品の編み込みのニット。
厚手のニットで、真冬に大活躍しています。
残りの3枚は、この冬に無印良品の店舗で購入したもの。
同じタイプのものを色違いで3枚揃えました。
(オフ白)
(オートミール)
(モカブラウン)
私は婚活用にエアークローゼットの服もレンタルしています。
エアークローゼットの服はおしゃれなものが多く、婚活など主に外出用。
普段は手持ち服を着ています。
毎日のように無印良品のニットを着て思うのは、違和感がなくてとてもしっくりくるなぁということ。
無印良品の服は、シンプルなものばかり。
余計な装飾がなくて、すっきりしたデザインが気に入っています。
色も落ち着いていて、毎日着ていても飽きません。
手持ちのどのボトムスにも合うので、コーディネイトに悩むこともありません。
素材もウールがメインで、化繊の苦手な私にはありがたい。
私にとって無印良品のニットは、デメリットが見当たりません。
それ以上に、無印良品のニットには、なんだか昔から着ているような懐かしさがあるんですね。
不思議な感じでしたが、最近やっと理由がわかりました。
無印良品の服はトラッドに通じるところがある
無印良品のニットが懐かしいのは、私が20代の頃から好きだったトラッドファッションに通じる点があるから。
そもそも、最初にトラッドファッションが日本に入ってきたのは、1950年ごろ。
アメリカ東部の大学で人気だった、アイビールックが日本に紹介されました。
その後、1960年代に銀座のみゆき通りに登場した「みゆき族」は有名です。
私が20代だった1980年代は、フェミニンなソフトトラッドが流行。
私も優しい雰囲気のトラッドファッションが好きでした。
(私が20代後半の頃の服装)
かっちりしたイメージの、J.プレス、ニューヨーカー、ラルフローレンなども、お気に入り。
着ていると、気持ちが引き締まりました。
現在、私が20代の頃のような、全身トラッドのコーディネイトはさほど見かけません。
それでもブレザーやダッフルコートといったファッションアイテムや、チェック、ヘリンボーンなどトラッド定番の柄は、すっかり日本に浸透していますよね。
無印良品がトラッドファッションの影響を受けていても、おかしくはありません。
イギリス発祥のトラッドは、長い年月を経て洗練されたファッション。
装飾が少なくてシンプル、かつ上品な服が多いと思います。
無印良品の服が懐かしいのは、トラッドファッション同様、シンプルなだけなく品があるからだと、ようやくわかりました。
無印良品のコンセプトを調べていたら、こんな文章を見つけました。
無印良品の商品の特徴は簡潔であることです。極めて合理的な生産工程から生まれる製品はとてもシンプルですが、これはスタイルとしてのミニマリズムではありません。それは空の容器のようなもの。つまり単純であり空白であるからこそ、あらゆる人々の思いを受け入れられる究極の自在性がそこに生まれるのです。
出典:無印良品ネットストア
「あらゆる人々の思いを受け入れられる究極の自在性」というのは、無印良品の本質をうまく表現しているなと感心します。
トラッドが好きでも、ナチュラル系やDCブランドが好きでも、関係なく受け入れる懐の深さが無印良品にはあるのですね。
ますます無印良品のファンになりました。
お手数ですが、押していただけると大変喜びます♪
最後に
1ヵ月前から無印良品のニットを着ていますが、着るたびにホッとします。
私が長年好きな、トラッドファッションに通じるからだったんですね。
無印良品のニットはどれも着心地が抜群。今後もリピート買いするつもりです。
今回は、私が無印良品のニットが懐かしい、と感じる理由についてお話しました。
誰得?とは思いましたが、少しでも楽しんでいただけたらうれしいです。