私は昨年の夏から断捨離をしていますが、終活の一環と言う意味合いもあります。
終活は決してネガティブなものではなく逆だと思っています。
今日はその理由をお話ししたいと思います。
終活のきっかけ
数日前に長女が訪ねてきたことで、生前整理について改めて考えてみました。
私は現在50代半ばです。
そんな私が終活を意識し始めたのは1年前のことです。
再婚した夫が突然倒れ、亡くなりました。
そのことについてはよろしかったらこちらの記事をご覧ください。
夫は倒れる直前まで元気でしたが、そんな人でも突然亡くなるということを目の当たりにしました。
亡くなった夫は60代前半だったので、私もですが本人もまさかそんなことになるとは思ってもいなかったのでしょう。
身辺整理は全くしていませんでした。
そのために、手続きをしながらの遺品整理はとても大変でした。
もし自分も突然この世からいなくなったら、遺品整理をする人は大変だなと感じました。
このように、私が終活のために生前整理をしようと考え始めたのは、夫の死がきっかけでした。
長女が訪ねてきたことで来客用布団について感じたことは、よろしかったらこちらの記事をご覧ください。
終活について考えること
終活とはどういうことか調べてみました。
終活(しゅうかつ)とは「人生の終わりのための活動」の略。人間が自らの死を意識して、人生の最期を迎えるための様々な準備や、そこに向けた人生の総括を意味する言葉である。
出典:Wikipedia
私が終活のために断捨離をしようと考えたのは、娘たちのためです。
私が亡くなった後、遺品整理をするのは2人の娘です。
彼女たちにできるだけ負担をかけたくないと考えました。
ですが、断捨離を続けてきてもう一つ感じたことがあります。
終活というのは実は自分がよりよく生きるためでもあると言うことです。
ウィキペディアにもあったように、終活は自らの死を意識して行うものです。
死を意識するということは決して後ろ向きではなく、より良く生きるために必要だと感じました。
スティーブ・ジョブズの言葉
私がとても気に入っているスティーブ・ジョブズの言葉があります。
それはこちらのスタンフォード大学の卒業式で行ったスピーチです。
「17の時に、こんな名言に出会ったよ。“毎日を人生最後の日のように生きれば、間違いなく最高の人生を送れる”ってね。それ以来33年間、私は毎朝鏡を覗き込んで、こう自問し続けた。“もし今日死ぬなら、今日やろうとしていることを本当にやるか?”そして、その答えがNoである日が続いたときは、何かを変えなきゃいけないんだってわかったよ。」
出典:Wikipedia
この言葉に出会った時は、大変衝撃を受けました。
毎日を特別な日だと思って過ごす、ということがどれだけ人生を充実させるか。
死を意識して毎日を丁寧に生きるというのは、素晴らしいことだと感じました。
人間はいつか必ず死にます。それは誰にも止めることはできません。
それならば毎日を人生最後の日だと思って過ごしてみようと思いました。
そうはいってもまだまだですが、死を意識するだけでも人生の充実度はかなり違ってくると思います。
終活を意識した断捨離は実はよりよく生きるためのものだと思いました。
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最後に
終活というと何か寂しい感じがしてしまうかもしれませんが、私は逆に大変ポジティブに捉えています。
ですから、そのための断捨離も自分の人生を豊かにするためのものだと思っています。
断捨離とは不要なものを手放して心豊かな人生を手に入れるものだと実感しました。