ミニマリスト三昧

夫と死別した50代ミニマリスト。砂糖断ちとカフェイン断ち中のゆるベジタリアン。

離婚直後の寂しい思い出を書き換え!ミニマリストになって手放せた不安。

離婚した最初の夫には全く未練はありませんが、離婚後にある寂しさを感じていました。

再婚後には感じなくなったので、どうしてなのか自分でも不思議でした。

寂しいと感じるのは、決まって娘のことを思い出す時。

最近、やっとその理由が分かりました。

今回離婚後に感じていた寂しさを手放した話を、ご紹介します。 

最初の夫と離婚した

秋になって、物思いにふけることが増えました。

今まで思いがけず波乱万丈の人生だった私は、いくつかの大きな辛い出来事を経験しています。

 

そのうちの1つが、離婚。

20年以上連れ添った夫ですが、こちらから離婚を切り出しました。

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離婚したこと自体は、あまり後悔していません。

半年間の離婚調停を経て離婚が成立した時は、心底ホッとしたものです。

離婚後に感じた寂しさ

離婚した元夫に、全く未練はありません。

それでも離婚直後に、なぜだか寂しさを感じることがありました。

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寂しいと感じたのは、決まって当時の娘たちを思い出す時。

今思うと経済的な不安が、原因だった気がします。

 

離婚するまでの40数年間は、あまりお金に困った経験がありませんでした。

実家は特に裕福ではなかったのですが、希望通りの大学に通わせてくれました。

最初の結婚後も、平均よりも多少収入の多かった元夫。

セレブのような贅沢はできませんでしたが、それなりに欲しいものが手に入る暮らし。

 

離婚して一転、余裕がない暮らしに。

それでも何とかやりくりして、関西に住む娘のところにたまに遊びにいくのが楽しみでした。

娘は大学時代一人暮らしをしており、旅行気分で泊まりにいったものです。

 

娘に会うのも楽しみでしたが、娘の通う大学に行くのも目的の1つ。

娘の通っていた大学は見晴らしのいい場所にあり、とてもお気に入りの場所。

若い頃憧れた美術系の大学ということもあり、キャンパス内を歩くだけでウキウキ。

芸術系の大学は、やはり一般的な大学とどこか雰囲気が違うなぁと。

学園祭で日本画の教授と話をしたこともあり、いい思い出です。

   

楽しかったはずなのに、当時のことを思い出すと毎回なぜかとても寂しくなるんですね。

どうしてか、ずっと自分でも不思議でした。

最近やっと気づいたのは、当時は経済的な不安をずっと感じていたということ。

意識していなくてもいつもどこかで不安だったから、思い出がくすんでいたのでは。

20年間経済面で夫に頼りきりだった私は、自立して生活する自信がまだなかったのだなと。

 

おそらく娘たちに対する罪悪感も、あった気がします。

特に美術系の大学生だった次女のことを思うと、胸が痛みました。

作品制作の時間が必要な娘に、アルバイトをさせるのが申し訳ないなと。

 

娘に話を聞くと、アルバイトをする友人は多かった様子。

私の娘だけではないのですが、入学時には全額親が負担するはずだった学費。

娘にかなりの負担をかけたことに、とても罪悪感を感じていました。

 

アルバイト先では、先輩方にとてもよくしていただいたそうです。

飲食関係だったのですが、賄いの食事でたびたびおまけをいただいたり。

大学生の娘に対して、心配しすぎだったのかもしれません。

当時の私は、とにかく申し訳ないと思い込んでいました。

寂しい思いを手放す

経済的なことが原因で、当時楽しかったはずの思い出が書き換えられていたのでしょう。

最近になって、離婚直後の思い出を寂しく感じる必要はないと思うように。

客観的に考えれば、娘はそれなりに学生生活を楽しんでいたはず。

娘にそこまで罪悪感を感じる必要はなかったなと。 

 

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気持ちを切り替えたら、当時を思い出してもあまり寂しさを感じなくなりました。

心理学的な解釈は、よくわかりません。

ただ自分でいつの間にか、勝手に寂しいフィルターをかけていただけなのかも。

見方が変われば、思い出も変わるものですね。

 

見方が変わったのも、私自身のお金の不安がかなり減ったから。

少ない生活費でも、それなりに十分暮らせると実感中です。

これもミニマリストになって感じる、大きなメリット。

つくづくミニマリストというライフスタイルに出会えて、よかったと思います。

 

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最後に 

1つ1つは楽しかったはずの思い出も、自分が勝手に寂しいフィルターをかけていたようです。

今回心境が変わると、思い出まで変わることを実感。

つくづく人の心理というものは面白いですね。