ミニマリスト三昧

夫と死別した50代ミニマリスト。砂糖断ちとカフェイン断ち中のゆるベジタリアン。

ミニマリストブームはコロナ禍であえなく終焉?2つの誤解と本質的な話。

2014年から日本で始まったと言われる、ミニマリストブーム

多くのミニマリストが誕生しましたが、コロナ禍でミニマリストブームが終わるという噂を聞きました。

理由をたどると、どうやらミニマリストの本質を理解していない様子。

今後もミニマリストは存在すると思っていますし、そもそもブームではなくなっているかなと。

今回コロナ禍でもミニマリストはいなくならないと思う話を、ご紹介します。

ミニマリストブームがコロナ禍で終焉する?

新型コロナウイルスの影響でミニマリストブームが終焉するという噂が、一時期流れました。

私が痛感したのは、どうやらミニマリストのことを表面的にしか理解していないということ。

2つの点で誤解があるようなので、順にご説明しますね。

1、ミニマリストは備蓄をしないという誤解

ミニマリストは、必要最低限の持ち物で暮らしています。

中にはミニマリストしぶさんのように、冷蔵庫すら持たないミニマリストも。

ミニマリストは食料品の備蓄をしないと、勘違いをしている方がいるようです。

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確かに無駄に大量の食材は持ちませんが、多くのミニマリストは普段から必要最低限の食材は備蓄しているのでは。

非常用品も必要最低限の持ち物に含まれると思います。

 

ミニマリストしぶさんを挙げると、1週間分の食材をローリングストック法で備蓄しているのだとか。

冷蔵庫を持たないしぶさんは、逆にかなり計画的に必要な食料品を確保されている気がします。

普段は毎日食材を購入するスタイルだそうですが、ストックが1週間分あるという前提でのこと。

非常時対策は、かなりしっかりされていると感じます。

 

私も非常袋に水や魚の缶詰、温めるだけで食べられるお粥を4~5日分持っています。

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また非常袋は、取り出しやすいリビングの入り口に収納。

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いざとなれば非常袋1つ持って、すみやかに避難できる体制です。

非常時に食材などの必需品が入手できない可能性があっても、困らないミニマリストが多いのでは。

   

2、シェアリング文化が衰退してミニマリストが困るという誤解

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ミニマリストがよく利用するイメージがある、シェアリングサービス。

カーシェアリングやレンタサイクル、B&B(簡素な宿泊施設)など、所有しなくても必要な時に利用できるシェアリングサービスは便利ですよね。

コロナ禍でシェアリングサービスが利用しにくくなったと言われれば、一理あるなと。

 

ただシェアリング文化が衰退しても、別に困らないというのが正直な感想。

私が思うにミニマリストは応用力が高い人が多く、臨機応変に対応できるはず。

極端な話シェアリングサービスが利用できなくても、何とかするのがミニマリストなのでは。

利用できるものは最大限に使い、そうでなければ何とかしのぐ。

ミニマリストはたくましいんじゃないかと、密かに思っています。

 

またシェアリング文化がコロナ禍で一時的に衰退しても、なくなることはない気もします。

私たちはすでにミニマルライフやシンプルライフといった、お金をかけずに暮らしを楽しむライフスタイルを知っています。

今後も上手にシェアリングサービスを取り入れていくのが、自然な流れではないかなと。

所有するのが悪いわけではありません。

所有とレンタルを上手に使い分けながら、ものと付き合っていく時代に入ったのかもしれません。

 ミニマリストはそもそもブームではない

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さらに言わせていただければ、ミニマリストそのものがすでにブームではなく定着しつつあるとさえ考えています。

ブームではない以上、しばらくは一部の人の間で定番になるはず。

いきなりコロナ禍で終焉、ということはありえません。

 

また今後は、より暮らし方が細分化される予感も。

マキシマリストもいれば、ミニマリストやシンプリストもいる。

様々な暮らしをお互いに尊重しつつ、ともに生きていく時代になるのかなと。

多様性が認められる社会に、変わっていく気がしてなりません。 

最後に

私もコロナの流行がきっかけで、生き方を大きく見直しました。

それでもミニマリストをやめたい、と思ったことはありません。

引越しもそうですが、ますますミニマルライフが快適だと実感。

ブームではなくなったミニマルライフを、さらに追及していきたいと思っています。