最近、勝間和代さんの片づけの本を拝読しました。
勝間和代さんは経済評論家ですが、断捨離もロジカル(論理的)にされているなあという印象を受けました。
今日は、勝間さんに学んだ断捨離の3つの効果と服を断捨離するコツを2つご紹介したいと思います。
断捨離という言葉の扱いについて
はじめにお断りさせていただきます。
数ヶ月前に私は「断捨離」という言葉を今後使わないと宣言しました。
ですが、これからご紹介する勝間和代さんのご著書では片づけのことを「断捨離」と書かれています。
勝間さんの言葉を私が勝手に変えてしまうと、勝間さんの真意が伝わらなくなります。
この記事に限っては「断捨離」を使わせていただきます。
勝間和代さんは汚部屋をロジカルに断捨離
勝間和代さんは有名なのでご存知の方も多いでしょうね。
勝間さんはもともと経済評論家ですが、汚部屋を断捨離して最近は片づけの情報発信もされています。
今回は『2週間で人生を取り戻す!勝間式 汚部屋脱出プログラム』(文藝春秋)の口コミをご紹介したいと思います。
拝読していて感じるのはロジカルだなということ。さすが経済評論家です。
断捨離のルールをしっかりと構築して、客観的にそのルール通りに片づけていらっしゃるんですね。
勝間和代式断捨離「成功のための基本ルール」
第4章には「成功のための基本ルール」というタイトルで、勝間式の片づけのルールが4つあります。
その4つのルールを簡単にご紹介しますね。
1、基本は「今、使ってないものは捨てる」
今使っていなくて将来も使いそうもないものは、捨てやすいですよね。
困るのは将来使うかもしれないもの。
そういうものは、再調達コストが3万円を上回らない物は捨てる、などのルールを設定。
ロジカルに片づけていきます。
2、断捨離の順番は、簡単で効果実感が高い場所から
自分が長く過ごす寝室や、目的がはっきりしているリビング、物自体が少ない場所などから優先して始めます。
そうすると成功しやすいそうです。
3、一度に全部終えようと思わない
一度に片づけようとしてもできないことがありますよね。
どうしても迷うものは、一定期間段ボールに保管することも有効。
勝間さんによれば、迷ったものはたいていいらないものだそうです。
4、リバウンドを防ぐ生活習慣を身に付ける
リバウンドを防ぐのに重要なことは2つ。
・「毎日使うものだけを外に出す」
・見えない場所に収納するものは「住所を明らかにしておく」
大変論理的でわかりやすいと思いました。
勝間さんが考えた「収納破産ポイント」という造語も、ロジカルな勝間さんらしいですね。
「収納破産ポイント」は、ある一定レベルを超えて管理不能になり、片づけそのものを放棄するタイミングのこと。
「収納破産ポイント」を超えるとものが溢れる汚部屋になるそうです。
勝間さんは以前はものが溢れた汚部屋に住んでいました。
一念発起して断捨離したところ、ホテルのような部屋に大変身。
断捨離を終えたら、睡眠も仕事も料理も全て効率がよくなったそうです。
そんな勝間和代さんから、断捨離の3つの効果と服を断捨離する際のコツを2つ学びました。
それでは早速ご紹介しますね。
勝間和代さんから学ぶ断捨離の3つの効果
勝間和代さんが断捨離して実感した効果の中でも、特に私の心に響いたことを3つご紹介します。
1、捨てると痩せる
勝間さんは、1ヵ月の断捨離期間中に2キロくらい痩せました。
片づけたりゴミを捨てに行ったり、という肉体労働をしたこともあります。
断捨離後に生活スタイルが変わったことも大きいそうです。
具体的に3つあげますね。
1、通販で買っていたものを、できるだけリアル店舗で買うようにした。
2、家事や片づけをためないでこまごまと動く。
3、キッチンや冷蔵庫から不要なものがなくなると、料理がしやすくなり料理のハードルがものすごく下がる。その結果、食生活が充実した。
これは以前の記事に書いた、梶ヶ谷陽子さんの『やせる収納』でも同じ事が書かれていました。
片づけると痩せるというのは本当なんですね。
2、断捨離してから収入が増えた
断捨離すると収入が増えるとのこと。
理由としてはまず、部屋が片づいて仕事に集中できるようになります。
また、寝室を片づけたおかげでよく眠れるようになったり、体に良くて美味しいものを食べるようになったことも関係があります。
収入が増えるのも大変うれしい効果ですね。
3、恋人ができた
3番目は恋人ができた事です。
以前家が汚かった時は、自信がなくて恋愛に積極的になれなかったそうです。
親しくなっても家に呼べない。
そう思うとどうしても消極的になってしまいます。
それが断捨離後に素敵な恋人もゲット。
私も今、 3人目のパートナーがほしいと思っているので、大いに励みになりました。
勝間和代さんから学ぶ服を断捨離する際の2つのコツ
勝間和代さんが断捨離する前は、ベッドの上にも床にもものが溢れていました。
ご自身でも驚いたのが、愛用している2割のものはボロボロで、使わない8割のものは新品のままスペースを占有していたこと。
やることは1つです。
・活躍しているものたちには、もっとお金とスペースを配分し
・活躍出来なかったものたちは、捨てるか、活躍先を探す
出典:『2週間で人生を取り戻す!勝間式 汚部屋脱出プログラム』勝間和代著(文藝春秋)
洋服に関しても、よく着る服はクローゼットにしまわずに出したまま。
そのために、必要な時になかなか見つからなかったり、しわくちゃで慌ててアイロンをかけたりと大変でした。
そんな勝間さんも、断捨離して必要最低限の服に減らしました。
私が勝間さんから学んだ服の断捨離のコツは2つあります。
1、ライフスタイルに合った服をチョイス
勝間さんは以前コンサルタントをしていた時、スーツをたくさん持っていました。
コンサルタントを辞めてから安倍首相に会った時は、スーツではなくワンピースだったんですね。
首相に会う時でもワンピースで良いのなら、もうスーツを着る機会はないだろう。
そう考えてスーツを全て処分。
また、最近のライフスタイルを見直しました。
最もよく着ている服が、黒系のワンピースだと気づいてからはワンピースをメインにしました。
ワンピースを導入してから、部屋着という概念もなくしました。
外出にも使えて、なおかつ家の中で着られる服を買えば洋服代は3分の2ぐらいになるはずです。
出典:『2週間で人生を取り戻す!勝間式 汚部屋脱出プログラム』勝間和代著(文藝春秋)
以前なら外出着を家で着ると汚れそうな不安感があったけれど、家がホテルのようになると外出着を部屋で着ていても違和感がないとのこと。
これは私も全く同意見です。
私も部屋着と外出着を分けないのですが、もちろん洋服代は減ります。
また、外出着を部屋で着ていても、以前ほど違和感はなくなりました。
家事をする時は、勝間さんと一緒で服の上にエプロンをしています。
こちらのエプロンは人気の雑貨ショップ「フランフラン」で購入しました。
大変気に入っていて使うたびにうれしくなります。
また、勝間さんはエアークローゼットで服のレンタルもされています。
youtube動画でも、勝間さんはよくエアークローゼットのお話をされています。
私も同じエアークローゼットを利用しているので、参考にさせていただいています。
2、バッグは究極の一個
勝間さんは以前たくさんのバッグを持っていたそうですが、今は究極の1個だけ。
ショルダーとリュックの使い分けが一瞬でできる、マザーハウスというブランドのものです。
この使い勝手の良い一つのバッグを、使い倒していらっしゃるそうです。
私はコーチとキプリングのバッグを2つ持っていて、天候によって使い分けています。
コーチのバッグは革製なので、雨の日は防水加工しているキプリングのバッグを使います。
少ないバッグでも十分生活できるなぁと私も感じています。
『2週間で人生を取り戻す!勝間式 汚部屋脱出プログラム』はキンドルがお得
クローゼットの8割捨てたとおっしゃる勝間さん。
8割捨てるのは、私が現在実践中の全捨離や、筆子さん、ミニマリストしぶさんも同じです。
他にも、タオルは白で統一するなど、具体的な断捨離のルールがあり大変参考になります。
巻末には、どの順番でやれば良いのかを導き出す書き込みシートもあります。
『2週間で人生を取り戻す!勝間式 汚部屋脱出プログラム』は片づけの際に大変役立つ本だと思います。
『2週間で人生を取り戻す!勝間式 汚部屋脱出プログラム』は紙の文庫本もありますが、キンドルのほうが少し安いんですね。
物も増えないのでおすすめです。
よろしかったらぜひキンドルでお読みください。
2週間で人生を取り戻す! 勝間式 汚部屋脱出プログラム (文春文庫)
他にもおすすめのミニマリスト・片づけ本をご紹介しています。
よろしかったらぜひご覧ください。
50代の私がおすすめする15冊のミニマリスト・片づけ本。 - ミニマリスト三昧
お手数ですが、押していただけるとうれしいです♪
最後に
経済評論家の勝間和代さんは大変ロジカルに断捨離をされていました。
参考になることも多く、これからも何度も読み返すことでしょう。
よろしかったら皆様もぜひご一読下さい。