引越し直後に、新居で収納できなかった脚立を手放しました。
代わりに購入した脚立がかなりコンパクトで、収納場所も選ばずとても助かっています。
ところが不器用なせいか折りたためなくなるという、かなり困った事態が発生。
歳を重ねて、自分のできる範囲を見極めることも大事だと痛感しました。
今回引越し直後に買い換えた脚立が、折りたためなくなった話をご紹介したいと思います。
引越してから古い脚立を処分した
先月7月に現在の部屋に引越しましたが、収納に困ったのが人の背丈ほどの脚立。
長年使ったアルミ製の脚立で、非力な私でも扱いやすかったもの。
新居でも何とか収納できると思ったのですが、現実は甘くありませんでした。
まだ十分使えましたが、ずっとリビングの片隅に置いておくのもストレスだなと。
もっとコンパクトなものに買い替える必要がある、と感じました。
そもそも収納が少ない部屋を選んだのだから、仕方ないのかもしれません。
これはミニマリストになった直後の買い替えに、似ている気がします。
それまでの持ち物が使いにくいことに気づいて、一時的に買い替える時期があるんですね。
引越しでも、部屋が変われば収納しにくくなるものが発生します。
部屋にそぐわないものは手放して、よりフィットするものに買い替える。
暮らしの快適さを追求すると、これは避けて通れない気がします。
コンパクトな脚立に買い替えた
古い脚立を手放したのには、もう1つの理由がありました。
6月に高知で部屋探しをした際、娘の家に寄りました。
娘が持っている脚立をたまたま目撃。
2段式でコンパクトにたためる脚立に、一目惚れしてしまいました。
同タイプの脚立なら、狭い我が家でも収納に困ることはないだろう。
そう思ったので、娘が使っている脚立と同タイプで新型のものを購入しました。
娘の脚立と同メーカーですが、たたみやすいように改良されたものだとか。
私が購入したのは、東谷社製の「アシスタ ステップ台」。
軽くてコンパクトな新しい脚立は、冷蔵庫と壁の隙間にも収まるコンパクトさ。
良い買い物をしたと思っていました。
新しい脚立がたためなくなった
新しい脚立が届いた直後、娘一家が布団を取りに来ました。
その際、一緒に開いたりたたんだりしてみたんですね。
娘はすんなりたためるのに、私はなかなかうまくたためませんでした。
歳を重ねるにつれて、手先が不器用になってきているのは自覚していました。
まさか簡単にたためるはずのものが、ここまでできないとは。自分でも驚きでした。
何度か試して、やっとたためることが出来るように。
困ったのは数日後のこと。
脚立を使った後いざたたもうとしたら、うんともすんとも言わないんですね💦
何度試しても、動く気配すらない状態。
とうとう諦めて、2~3日部屋の片隅に放置しました。
その後娘に報告したら、娘の脚立と交換しようかとの申し出が。
ありがたかったのですが、こんな簡単な作業ができない自分が悔しいなと。
なんとしてでもたたんでやる、と意気込んで再度チャレンジ。
やっとたたむことができました。
年を重ねるにつれて苦手になることは思い切って手放す
おかげ様で娘の脚立とは交換しなくて済みましたが、似たようなことが最近頻発しています。
本来ぴったりはまるはずの部品同士が、なかなか合わないのは日常茶飯事。
若い頃は当たり前にできたことでも、最近急に苦手になったことが増えてきた気がします。
一人で暮らす限り、できるだけ自力で解決するのは基本。
それでもどう頑張っても難しいことは、誰かに頼るに限ります。
できることとできないことを見極めて、できないことは潔くあきらめるのが大事かなと。
ここでも娘のそばに引越してきて良かったなと、実感しています。
ふっと思い出したのは、亡き夫。
夫は自分では不器用だと言っていましたが、私から見たらはるかに手先が器用でした。
何かの部品を取り外したり取り付けたり、交換したりはお手の物だった夫。
工事関係の仕事をしていたので、機械類の扱いには慣れていたようです。
娘一家も頼りになるけれど、そんな人がいたら素晴らしいですね。
お手数ですが、押していただけたらうれしいです♪
最後に
おそらく私以外の人はほとんど、新しい脚立をすんなりたためるのだと思います。
さほど不器用だとは思っていなかったのですが、最近こういったことがとても苦手になってきています。
これは私だけなのか、あるいはある程度歳を重ねるとこういう人が増えてくるのか。
謎ですが、どう頑張っても不得意なことは誰かに頼もうかなと。
今回娘が近くにいて、精神的にはかなり楽になりました。
歳を重ねて、自分のできる範囲を見極めることも大事だと痛感しました。