ここ数年の自然災害や病気の流行により、社会全体で防災意識が高まっているのを感じます。
多くのミニマリストも、独自の防災対策をしている様子。
私も食料品などを備蓄しています。
他にも、持ち物をミニマルにすると防災にも役立つことを実感。
今日は私の防災に対する考えと実際に行っている対策について、ご紹介したいと思います。
ミニマリストでも防災対策は必要
ここ数年日本では防災意識が高まっていて、いい傾向だと思います。
そんな中、ミニマリストは災害に弱いという声も聞きますが、そんなことはないというのが私の考え。逆に災害に強いのではと思うほど。
ミニマルなもので暮らすことになれている分、あるものでやりくりするのが得意では。
そんなミニマリストでも、防災対策は必要だと考えています。
有名なミニマリストの方々も、それぞれ防災対策はしっかりされていますよね。
多くのミニマリストの中で私が驚いたのは、ミニマリストしぶさん。
食料は災害時でもなんとかなると想定して、備蓄しないのだとか。
かなり大胆ですが、確かに非常用品はかなりミニマルになりますね。
私はそこまで思い切れないので、自分にとって必要最低限の量を備蓄しています。
50代ミニマリストの防災に対する考え
個人的な話ですが、私は子供の頃から地震や洪水、津波などの災害が起こったらどうしよう、といつも心配していました。
理由はよくわかりませんが、とにかくひどい心配性で娘たちにも呆れられるほど。
よく被災した場合のシミュレーションをしていたものです。
災害を想定して必ず考えるテーマが、食料をどれくらい備蓄するかということ。
いつ救援物資が届くかわからないので、多少の食料備蓄は必要だと考えていました。
長年防災用の食料について考え続けた結果、出た結論。
それは災害時でも水とお米さえあれば生きられるのでは、ということ。
水は人間にとって必須なので、外せません。
お米もできれば完全栄養食といわれる玄米がいいのですが、非常用ではなかなかありません。
現在は、白米のレトルトパックを備蓄しています。
さらに、すぐ食べられる魚の缶詰があれば十分かなと。
それでは、備蓄を含む私の防災対策をご紹介したいと思います。
50代ミニマリストの防災対策3つ
1、防災用非常袋を用意
私は30年ほど前に最初の結婚をした時から、ずっと非常袋は用意していました。
時々バッグや中身を替えていて、2年前にも非常袋を新調。
ミニマリストの娘に部屋の片づけを手伝ってもらった際、新しい非常袋に替えました。
ちょうど使わなくなった旅行カバンがあったんですね。
ツモリチサトのバッグで使いやすかったのですが、スーツケースを購入して不要になったばかり。
ちょうどいい大きさで表面に防水加工もしてあり、防災用にぴったりかなと。
このバッグに入る分だけ、非常用として備蓄することにしました。
非常袋は取り出しやすい場所に収納。
押し入れの右下にルンバを置いている白い棚があるのですが、その下が定位置です。
非常袋の中身は画像をご覧ください。
左上から時計周りにご説明しますね。
・左上には、炊いた白米が3パック。
いくつか食べてしまい減ったので、もう少し買い足す予定。
・白米の隣には、2リットル入りの水が3本。
どこかで人間は1日に最低2リットル必要だと聞いたことがあり、3日分。
・水の下には、ポケットティッシュを3個づつ入れたジッパー付きの袋が2つ。
これは2年前に非常袋を用意する際、娘が分けたもの。
小分けにしたほうが、万一どちらか濡れても大丈夫だと考えてのことかなと。
・ポケットティッシュの左には、防災用ラジオ。
こちらは、机の上を片づけた記事でもご紹介しました。
手動で充電できライトもつくなど多機能な割に、大変コンパクトです。
普段、防災用ラジオは非常袋に入れておらず、クローゼットに収納しています。
・ラジオの下には、バッグの付属品だったポーチの中身。
衛生用品とシャープペンシルを入れています。
・その下側には、オレンジの使い捨てカイロとマウスウォッシュ、携帯用トイレ。
これも娘のアドバイスで入れたものです。
・左下には、スーパーの袋とヒモ。
・その上に、45リットルのゴミ袋と小さめのポリ袋。
・中央に魚の缶詰め8個と軍手。
以上が、私の非常袋の中身です。
これで私一人なんとか急場をしのげるのでは、と思っています。
水や白米、缶詰は、賞味期限が切れないうちに入れ替えています。
追加でタオルと下着を入れるか、検討中です。
マスクも入れたいのですが、現在なかなか入手できない状態。
マスクが手に入ったら、非常袋に追加するつもりです。
2、倒れたら危ないものを手放した
地震大国の日本では、倒れたら危険な家具はできるだけ置かないほうがいいですね。
そう思い、昨年背の高い本棚を処分しました。
この本棚は天井近くまであり、本が収納されたまま倒れたら凶器になるなと。
見た目にも圧迫感があったので、処分してよかった。
本そのものもかなり減らし、小さな家具を購入して現在は押し入れの中に収納。
ここなら本が倒れてけがをする心配も少ないですね。
本棚以外にも大きな家具は、できるだけ少ないほうが防災上いいのでは。
大きな家具が倒れたら危険だし、災害時に避難する場合の邪魔になったりと、デメリットのほうが多い気がします。
50代にもなると力がなくなってくるので、倒れた家具をどかすだけでも一苦労。
私は昨年、本棚と一緒にベッドや文机も手放しましたが、正解だった気がします。
家具が少ない点でも、ミニマリストは災害に強いかもしれないと思いました。
3、家族や親類と災害時に落ちあう場所(避難場所)を決めておく
昨年久しぶりに姉と会った時、災害時に落ちあう場所を決めようとの提案がありました。
翌日だったか、早速お互いの避難場所を連絡しあいました。
これはいざという時、かなり精神的な安心材料になりますよね。
一見些細なことですが、緊急時は大きな心の支えになるのでは。
特に一人暮らしの私は気が楽になり、姉には感謝しています。
以前娘たちと暮らしていた頃も、落ち合う場所は何か所か決めていました。
ご家族やご親族の方とお互いの避難場所を教えあうのは、大変おすすめです。
すぐにできることなので、よろしかったらぜひ実践なさってみてください。
必要最低限の備えをしておけば、いざという時も慌てずに済みます。
大きな家具を手放すことと、緊急時の避難場所を決めておくことも大変おすすめです。
よろしかったら、防災対策の参考になさってください。
お手数ですが、押していただけたらうれしいです♪
最後に
まずはミニマルな量でも、備蓄することが大事だと考えています。
もし余裕があれば、困っている人にあげることもできますし。
福島の震災でもおわかりのように、日本人は元々助け合いの精神が旺盛な国民性。
日本に住んでいるだけでラッキーでは。
それに加えて、個人が多少なりとも準備していれば十分だと思います。
私の防災対策が少しでもお役に立てばうれしいです。