「ジャムの法則」をご存知でしょうか。
人は選択肢が多すぎると逆に選べない、という法則性があるのだとか。
最近、これは服にも当てはまるなぁと痛感。
私は2年前からミニマリストを目指して、服のミニマル化を開始。
服選びで迷わなくなりました。
今回は、ジャムの法則と服のミニマル化について、お話したいと思います。
選択肢が多すぎると選べないジャムの法則
「ジャムの法則」は、コロンビア大学ビジネススクールのシーナ・アイエンガ―教授が発見したもの。
アメリカの高級スーパーマーケットで24種類と6種類のジャムを並べて、売れ行きを比べたそうです。
一般的に種類の多いほうが、売り上げが多そうですよね。
それが意外なことに逆だったとか。
24種類のジャムを並べた時売れたのは、6種類のジャムを並べた場合の10%だったとのこと。
たった10分の1しか売れなかったんですね。
そのことから導き出されたのは、選択肢が多すぎると逆に選べなくなるということ。
これがジャムの法則と呼ばれるものです。
手持ち服にもジャムの法則が作用する?
この法則を思い出して、ふと個人の持ち物にもあてはまるのではと思いました。
私は2年前からミニマリストを目指して、最初に服の片づけを開始。
服だけはすぐに、ミニマルになりました。
そうすると、毎朝の服選びに迷わなくなったんですね。
ミニマルになったほうが選択肢が少ないので、着る服が即効で決まる。
以前マキシマリストだった頃は、1畳分くらいのウォークインクローゼット一杯に服があり、出かける際かなり悩んだこともしばしば。
こんなに服があっても着る服がない、とよく思ったものです。
これは多すぎると選べないジャムの法則通りでは。
服を着ないわけにはいかないので、結局同じ服ばかり着ていた覚えがあります。
ミニマリストは服選びでストレスを感じない
ミニマリストになった現在は春服が9枚ですが、悩むことはほぼ皆無。
毎日の服選びで悩むどころか、ミニマルな中から選ぶのが楽しみにさえなっている今日この頃。
服に関して選択肢が少ないのは、かなりストレスが減ることを実感。
また、着きれないほど服を持っていた時は、本当に着たい服がよくわかっていなかったことにも気づきました。
それでなんとなく目についた服を買い集めて、満足していたのかなと。
当時、服をたくさん持っていればおしゃれだと、勘違いしていたんですね。
そういう状態だとどんなにたくさんあっても、気分にピッタリの服が見つからないのは当然では。
ミニマリストが服選びでストレスをあまり感じないのは、本当に着たい服が分かっているか、服にこだわらないという2極だと思っています。
おしゃれが好きなミニマリストはとことん自分の好きなファッションを追求するだろうし、こだわらないミニマリストは白や黒などで制服化するのかなと。
前者の代表が白の魔法使いエリサさん、後者の代表がミニマリストしぶさんだと思います。
いずれにしても、服選びで迷わないような服を持っているのがミニマリスト。
私も服がミニマルになって、メリットしかないと感じています。
たくさん持っていることが悪いわけではありませんが、ストレスを感じるなら減らしたほうがいい合図。
試しに少し減らしてみるといいかもしれません。
最後に
ジャムの法則は服選びにも当てはまる気がしています。
そうなると、やはりミニマルな量に減らしたほうが断然楽なのでは。
ふとそんなことを思ったので、シェアさせていただきました。
よろしかったら参考になさってみてください。