ミニマリストの次女は、持ち物に関するこだわりがかなり強いほうです。
娘には好きなキャラクターがあるのですが、昨年私にそのグッズをくれました。
その時はどうして好きなキャラものを手放すのか、理解できませんでした。
私も暮らしがミニマルになってきて、やっと少しその気持ちがわかるようになりました。
今日はそのお話をしたいと思います。
1年前はミニマリストの娘の行動が理解できなかった
次女は自覚はないのですが、私から見たらミニマリスト。
持ち物に関するこだわりが、とても強いんですね。
以前、私が娘のために買った密閉容器が気に入らずに、結局返されたこともあります。
部屋が狭いこともありますが、家に入れるものはとにかくとてもこだわっている様子。
そんな娘には、好きなキャラクターがいます。
それは絵本シリーズ『くまの学校』に出てくる「ジャッキー」。
ジャッキーは12人兄弟の末っ子で、唯一の女の子。
兄11人の中で育ったせいか、とてもおてんばで可愛らしいキャラクター。
娘がジャッキーのことを語り出すと、なかなか止まりません。
またジャッキーグッズを見かけると、必ず立ち止まってチェックするほどのお気に入り。
1年ほど前のこと、娘が私にジャッキーのミニメモをくれました。
その時思ったのは、どうして好きなキャラクターのグッズを手放すのだろうということ。
私なら手元に置いておくのに、とも。
その頃は、娘が手放す理由がわかりませんでした。
娘の気持ちが少しわかるようになった
最近そのミニメモを見つけたのですが、今ならなんとなく理由がわかる気がしました。
キャラクター自体は好きでも、ミニメモは使わない。
自分にとって何が必要かわかっているから、好きなキャラものでも手放せたのかなと。
私自身やっと1年かけて、ミニマルな暮らしがどんなものか少しわかってきました。
1年前の私のように、好きなキャラもの=全部残す、というのはちょっと違うなと。
もの自体を使わないければ、どんなに好きなキャラものでも不用品。
娘の中ではそのことがはっきりしていたから、躊躇なく手放せたのでしょう。
自分にとっての必要最低限がわかっているのは、やはり娘はミニマリストなのでは。
また、今の若い世代は、もともとそういう傾向がある気もします。
娘と同世代の20~30代は、50代の私とはものに対する意識が違う話を、長女からも聞いたことがあります。
次女にミニメモをもらってから1年。
やっと娘の意図が理解できるようになりました。
私はやっと、ミニマルな暮らしのスタート地点に立ったばかり。
まだまだ奥が深いミニマリストというライフスタイルを、今後も楽しんでいきたいと思っています。
最後に
ミニマルな暮らしを意識するようになって、私も少しは娘の気持ちがわかるようになりました。
ものは持ち主が快適に暮らすためにあります。
持ち主がどんな暮らしを望むのかはっきりしていれば、自ずと必要なものもわかりますよね。
自分にとってのミニマルな暮らしを、今後も追及していきたいと思います。