先日のミニマリストオフ会でお会いした中に、素敵なスタイリストさんがいらっしゃいました。
お話を伺っていて、ファッション業界でもミニマリストが増えているのだなと実感。
以前拝読した地曳いく子さんの『服を買うなら、捨てなさい』にも似たようなことを書かれていて、答え合わせをしたような出来事でした。
今日はそのお話をしたいと思います。
ミニマリストオフ会でミニマリストを目指すスタイリストさんに会った
数日前、白の魔法使いエリサさんとミニマリストタケルさん、ミニマリストラボ所長ハンドさん主催のミニマリストオフ会に参加しました。
たくさんのミニマリストさんやミニマリストに興味のある方にお会いできて、とても有意義な時間を過ごすことができました。
その中に、スタイリストさんが一人いらっしゃっいました。
ミニマリストですかと聞くと、目指していますとの返答が。
服を減らしたいとのことでした。
服はシンプルなものにして、アクセサリーで変化をつけているとのこと。
当日のお洋服は黒のシンプルなカットソーで、とても着回しがしやすそう。
黒のカットソーに付けた、存在感のあるブローチもとても素敵でした。
服の着こなしはさすがプロ。
手持ち服を減らしても、十分おしゃれはできるのですね。
私も大変勉強になりました。
地曳(じびき)いく子さんの言葉が腑に落ちた
そのスタイリストさんと話していて思ったのは、やはりファッションのプロでも服を減らしたいのは本当だったんだということ。
私は以前、地曳いく子さんの『服を買うなら、捨てなさい』をご紹介しました。
人気スタイリストの地曳さんが、少ない服でおしゃれするコツを書かれた本です。
(↑アマゾンのサイトに飛びます)
スタイリストというと、服をたくさん持っているイメージがありました。
それが大きく変化したことを、地曳さんは肌で感じていたようです。
私の仕事場であるファッションの世界でも、最近は皆、同じ服をよく繰り
返し着ています。昔より服の価格が高くなったこともあって、「数を少な
くしていいものを選ぶ」という傾向が強まってきたのでしょう。ある意
味、これ自体がトレンドです。
出典:『服を買うなら、捨てなさい』地曳いく子著(宝島社)
地曳さんは、実際に他のスタイリストさんが高額なセーターを、週3回着ていたのを目撃されたとか。
ファッション業界の最先端にいるスタイリストも、手持ち服を減らすご時世なんですね。
先ほどのスタイリストさんにお会いした時、ふとこのことを思い出して答え合わせをしたような気がしました。
また、「数を少なくしていいものを選ぶ」ことがトレンドでもあるのは、大変興味深いこと。
これは、片づけが日本中に浸透してきた証拠ではないでしょうか。
50代の私が若かりしバブル全盛期には、たくさんのものを持つことが幸せだという風潮がありました。
その後日本経済にも陰りが見えて、そうとは限らないことに日本人が気づき始めたのでしょう。
人と同じではなく、自分らしい快適さを追求する時代になったのでは。
私が昨年から片づけしてきて思うのは、ものと向き合うことは自分を知ることだということ。
持ち物が必要かどうか考えることは、自分がどんな暮らしを望むのか、を知るきっかけになります。
それまであまり意識してこなかった自分自身のことも、見えてきます。
私も面倒くさがりなことや何にストレスを感じるかなどに、改めて気づきました。
自分のことが少しずつわかってくるのは、単純にうれしいものです♪
未知の自分を知るためにも、楽しみながらミニマルライフを送っていきたいと思います。
お手数ですが、押していただけると大変喜びます♪
最後に
実際に手持ち服を減らしたいというスタイリストさんにお会いして、ミニマリズムがファッション業界にも浸透していると実感。
地曳いく子さんの書かれていたことが、腑に落ちた瞬間でした。
リアルに話をするのは、ネット上の情報とはまた違った良さがありますね。
これは先日のミニマリストオフ会でも、主催者の皆さんがおっしゃっていたことでもあります。
初めて参加した大規模なオフ会ですが、やみつきになりそうです。
また何か気づきがあったら、ご紹介させていただきますね。