2年前に夫と死別した私は、単身埼玉へ引越しました。
今年5月に都内への引越しを検討していましたが、新型コロナウイルスの影響で断念。
代わりに、孫のいる高知が最有力候補に。
実は外出自粛中に、また別の新しい引っ越し先が浮かびました。
こんな時は、長期スパンで将来のことを考えるいいチャンスですね。
今回はまた思いついた新しい引っ越し先の話を、ご紹介したいと思います。
再婚した夫との死別について
私は8年ほど前に、再婚した夫と出会いました。
夫とは田舎暮らしがしたいという共通の願いがあり、結婚後1年半で山間部に移住。
無農薬栽培がしたかった私には、理想的な土地でした。
慣れない田舎暮らしによく喧嘩もしましたが、夫はよく頑張ったと思います。
農作業は思いのほか重労働。
勤めに出ながらの農業が夫の寿命を縮めたのでは、と後悔したこともあります。
移住をもう少し遅らせてもよかったかなと。
移住する時は、少しでも若いうちがいいと思ったのですが。
こればかりは何が正解かわかりません。
元から寿命が決まっていたのなら、少しでも田舎暮らしができてよかったのかも。
夫の葬儀で夫と仲の良かった従姉弟がそう言ってくれたのが、せめてもの救いです。
残念ながら結婚4年半で夫が急死してしまい、私は再び一人になりました。
夫の死後引越した
家だけが残り、もう何も私を縛るものはありません。
どこでどんな暮らしをしても自由。
そう思うと逆にどうしたらいいか、途方にくれました。
孫のいる高知も頭をよぎりましたが、数か月考えて次女のいる関東へ行くことに。
次女とはしばらく連絡が取れなかったので、近くに行けば会うチャンスがあるかもしれない。
そう思い、岡山の山間部から埼玉へ引越し。
引越し後、割とあっさり次女に会うことができました。
半年ほど経ってまた連絡がつかなくなったのですが、現在は心配していません。
それは心理カウンセラーの友人がくれたアドバイスのおかげ。
娘とは音信不通ではない、と言ってくれたからです。
コロナ騒動でまた行く末を再考する
そして起こった新型コロナウイルスの蔓延。
そのおかげでまた、自分の行く末を改めて考えることになりました。
今年5月に現在住んでいる部屋の契約更新があるので、都内へ引っ越そうと考えていましたが、断念。
現在は、孫の近くに行きたいと思っています。
のんびりした田舎のほうが、私には合っている気がして。
私は茨城で生まれ育ち、東京の大学に進学。
ずっと関東にいるものだと思っていました。
意外なことに関西の人と結婚し、紆余曲折あって30年間西日本に暮らしました。
長年住むと愛着がわくものです。
特に一番長く住んだ岡山は離婚の嫌な思い出もあるけれど、娘たちが育った町。
仲のいい友人もいました。
行くたびに懐かしい思いがこみ上げてきます。
瀬戸内海も大好きな場所。
瀬戸内国際芸術祭も楽しみですが、高台や瀬戸大橋から眺めた瀬戸内海の美しさは言葉にできません。
風のない日は海面がまるで鏡のように穏やか。
夕方の海にキラキラと反射した光は、この世のものとは思えません。
海に浮かぶ多くの島々もまるでおとぎ話の世界。
初めて瀬戸内海を見た時、この海が一番好きだと思ったほど。
私の生まれ故郷にある太平洋とは全く違う海です。
太平洋は荒れていることが多く、苦手だったんですね。
こんなに穏やかな海が日本にあったなんて、と感動したものです。
孫が住む高知は瀬戸内海にかなり近いので、いつでも行けます。
ですが、よく考えれば高知に住む必要もないなと。
あまり近所だと娘も気を遣うかもしれません。
私が元気なうちは、少し離れていてもいいかなと思うように。
岡山か四国なら、すぐに孫に会えるはず。
そう思うようになったのは、交流のあるブロガーさんお二人のおかげです。
以前の記事に、はてなブロガーの切り株おやじさん(id:masuhiro6595)から香川の丸亀もおすすめ、とのコメントをいただきました。
今まで丸亀は通過するだけ。
住もうとは考えたことがないのですが、いいかも。
確かに交通の便はよさそうだし、いつでも瀬戸内海が見られます。
岡山に近くて、夫のお墓参りもしやすそう。
もうお一人は、はてなブロガーの3回連続10㎝さん(id:sankairenzoku10cm)。
高松にお住いの10㎝さんは香川愛にあふれた方。
うどん記事をシリーズ化されるほどです。
実は今朝ツイッターで瀬戸内海の画像をアップされていて、きれいだなと改めて感動。
瀬戸内海沿岸への移住に大きく心が動きました。
お二人ともありがとうございます。
具体的な引越しの予定は未定ですが、あれこれ考えるのもまた楽しい。
こんなことをゆっくり考えられるのも、新型コロナウイルスで外出を自粛しているから。
こういう時こそ、少し先のことをじっくり考えるいい機会では。
もうしばらく、新しい引っ越し先のことを考えて楽しみたいと思います。
お手数ですが、押していただけたらうれしいです♪
最後に
外出自粛中のこの時期は、ある意味長期スパンで将来のことを考えるチャンスだと思います。
私は引っ越したいので、引越し先を考えるのが楽しいんですね。
長年住んだ岡山は第二の故郷だと思っています。
岡山近郊は、人生の締めくくりにふさわしい場所のような気がします。
せっかちなので早く動きたくて仕方ないのですが、ここは我慢のしどころ。
今のうちに、できるだけ準備しておきたいと思います。
今日は私の引越し先の話にお付き合いいただき、ありがとうございます。
また何か進展がありましたら、ご報告させていただきますね。