私は夫の遺品を2ヶ月前に全部手放したつもりでした。
ところが、普段あまり開けない引き出しの中にまだ残っていました。
今日は、その遺品を泣く泣く断捨離した理由と新たな断捨離の課題についてお話したいと思います。
まだ夫の遺品が残っていた
私は1年前に夫を急病で亡くしました。
その夫の遺品は2ヶ月ほど前に手放しましたが、実はまだ残っていたんですね。
普段あまり開けない引き出しを昨日開けたところ、夫の遺品が見つかりました。
すっかり忘れていたので、自分でもびっくりしました。
その遺品は、昨年 6月に娘と初めての大規模な断捨離をした時にその引き出しに収納したはずです。
その様子はよろしかったらこちらの記事をご覧ください。
その引き出し自体は、手前にお線香やろうそくを入れているので時々開けていました。
ですが、遺品は引き出しの奥に入れていたので、すっかり忘れていました。
見えないところにあると忘れてしまうものですね。
見つかった遺品
昨日見つけた遺品というのは、夫がファンだったミュージシャンのバスタオル3枚とフェイスタオル2枚です。
このようにすべて透明の袋に入っていて、どれも未開封でした。
2ヶ月前に手放したものは袋から出した状態のタオルばかりでした。
ほとんど使った形跡はありませんでしたが、多少かび臭かったんですね。
その遺品を手放した様子は、よろしかったらこちらの記事をご覧ください。
今回見つかったタオルは、1枚だけ外袋を開けて匂いを嗅いでみましたが、カビ臭さがなく、防虫剤の匂いがほんのりしました。
防虫剤が中に入っているわけではありませんが、保管していた時の匂いが残っていたのでしょう。
かび臭くなくてホッとしました。
遺品を手放す理由
夫の遺品はファンの間ではレアものと言われるタオルもあるようです。
なので、私が持っていても宝の持ち腐れだと思ったので、ファンの方に譲りたいと考えていました。
ですが、2か月前はかび臭かったために泣く泣くゴミに出しました。
その後、読者さんでそのミュージシャンのファンの方から、もったいないと言われました。
それで、カビ臭くても欲しい方がいたのならば、譲ればよかったと後悔しています。
今回はかびの匂いもしていないし、袋に入っていたので汚れもありません。
欲しい方がいたら譲ろうと思います。
私が持っているよりも、価値のわかるファンの方に譲ったほうが、夫も喜ぶような気がします。
今回はどういう手段で手放すか、まだ具体的には考えていませんが、夫が一番喜んでくれそうな方法を考えたいと思います。
今回も感謝して手放します。
遺品を手放す際に思うこと
夫は1年前に亡くなりました。
先月、一周忌法要を済ませた際に感じたことを記事に書いています。よろしかったらこちらの記事もご覧ください。
夫が亡くなってまだ1年しかたっていないので、遺品を手放すことにまったく抵抗がないわけではありません。
もちろん申し訳ない気持ちはあります。私が保管できればそうしたいのはやまやまです。
ですが、2か月前に遺品を手放すことができたのは、思い出の品は手放しても思い出はなくならないと心から思えたからです。
夫との思い出は、死ぬまで忘れずにいようと思いますし、忘れようもありません。
それが夫への一番の供養だとも思います。
私は無理に遺品を手放すべきだと言いたいわけではありません。
様々な事情があって手放す方がいらっしゃると思います。
それでも、大事な人の遺品を手放すのは誰でも辛いものです。
ですが、こんな風に考えれば少しは気が楽になるのではないでしょうか。
今回見つかった課題
たまにしか開けない収納の中に、まだ夫の遺品があるとは思ってもいませんでした。
今回気がついたのは、見えない場所にあると存在を忘れてしまうことです。
狭い部屋でも死角は必ずあります。
今後、普段あまり目につかない場所にあるものをどうやってチェックするかが課題として浮かび上がりました。
もうしばらく考えたいと思います。
最後に
夫の遺品はファンの方に譲りたいので、今回も手放すことにしました。
価値をわかって大事にしてくれる方に譲るのが、一番良い方法だと思います。
夫もきっと喜んでくれるに違いありません。
また、断捨離の新たな課題も見つかりました。
いいアイデアが思いついたら、またご紹介させていただきます。