私は先月末にシャンプーを断捨離しました。
気分的にはスッキリしたのですが、ある困ったトラブルが起きていました。
それがここ3日という早さで解決したので、ご紹介したいと思います。
シャンプーの断捨離
私がシャンプーそのものを使わなくなったのは先月11月末です。
前から湯シャンという、お湯だけで髪の毛を洗うことに大変興味がありました。そのうちやってみたいとずっと考えていたんですね。
カリスマブロガーの筆子さんも湯シャンをされているそうです。
それまでも自然派と呼ばれるシャンプーを使っていましたが、11月末にちょうどなくなったので、いい機会だと思い湯シャンを始めました。
その時の様子はよろしかったらこちらの記事をご覧ください。
宇津木龍一さんの本を参考にした
湯シャンを始めるにあたっては、宇津木龍一さんの「宇津木式スキンケア事典」を参考にしました。
宇津木さんはアンチエイジング専門の美容形成外科医です。
これまでの治療経験がもとになっているので、説得力があります。
この本には、次のように書かれています。
界面活性剤や化学物質が大量に含まれていることは、シャンプーも化粧品も同じです。洗髪のときにシャンプーが顔につけば当然、その界面活性剤によって肌を傷めてしまいます。そこで、化粧品を断ったついでにシャンプーもやめて、ぬるま水洗髪にしてはどうでしょう。
出典:「宇津木式スキンケア事典」宇津木龍一著(角川書店)
シャンプーは髪だけなく顔にも悪影響があるんですね。
私は日頃からできるだけ化学物質を避けたいと考えているので、3か月前から化粧水をやめて肌断食をしています。
その記事はよろしかったらこちらからご覧ください。
シャンプーもやめれば顔への影響はかなり減ります。
このことが湯シャンを始めた大きな理由の一つになっています。
「ぬるま水」というのは34度以下の水のことで、洗髪もこのぬるま水でするのがおすすめだそうです。
湯シャンに失敗した原因
私は最初34度ではかなりぬるいと思ったので、40度で洗っていました。
結構自己流でやるのが私の悪いところです💦
10日ほど湯シャンをしていたら、髪の毛にトラブルが発生してしまいました。
洗髪後がかなりベタベタして乾かす時も手に脂が付くようになりました。
娘に会った時も髪の毛が汚れていると言われ、またシャンプーを使うしかないかも、と半ばあきらめました。
宇津木流によると、37度以上のお湯には石けんに相当する洗浄力があるのでよくないんですね。
どうしても頭皮や髪のべたつき、ニオイが気になる時は35~37度のお湯、それでもダメならもう少し温度を高くしたお湯、純石けんという段階で続けることをおすすめしています。
トラブルが解決した方法
ところが、娘に会った日の晩に素晴らしいことが起こりました。
よくお邪魔するブログでその解決法が見つかったのです。
それはこちらの「楽野由乃ブログ」の記事です。
楽野さんはもう6年も湯シャンを続けていらっしゃるそうです。
長年の経験から得た解決法が書かれていて、まさに私が求めていたことだったので、引き寄せたかとビックリしました。
それは湯シャンを始めると必ず誰でも経験するべたつきの解決法でした。
私もべたつきが原因で一度やめています。
興味津々で読ませていただくと、解決法はクエン酸をリンス代わりに使うというものでした。
クエン酸なら化学物質が含まれていないので私でもできます。また、食べられるものなので安心です。
早速、翌日セリアで粉末のクエン酸を買ってきました。
クエン酸をリンス代わりに使った感想
お湯の温度を下げる
クエン酸を使う前にまずお湯の温度を下げました。
楽野さんもお湯の温度は高すぎない方がいいとおっしゃっています。
宇津木さんと楽野さんの意見を参考に、39度のお湯で洗髪しました。
洗髪しただけではいつもと変わらず、やはりベタベタしています。
クエン酸でリンス
次に粉末状のクエン酸を大さじ1ほど目分量で洗面器のお湯に溶かします。
そしてその中に髪の毛をつけました。
髪の根元にもそのクエン酸液をかけました。
最後にクエン酸液を全部頭にかけてから髪を触ってみると、なんとツルツルでした。
ベタベタ感はだいぶ薄れて、指通りが格段に良くなっているではありませんか。
今までお湯だけで洗っていた時のベタベタが嘘のようです。
少し酸っぱい匂いがしましたが、乾かすとほとんど気にならない程度でした。
この方法でしばらくやってみよう、シャンプーは買わなくても良さそうだと思いました。
クエン酸は粉末と液体のどちらがいい
ここで私には粉末のクエン酸を使うことに不安がありました。
水分の多いお風呂の中で使うので、いつか袋の中に水を入れてしまうのではないかということです。
それを避けるために頭に浮かんだのは、セリアにあったスプレーボトル入りの液体のクエン酸です。
このボトルなら少々水に濡れても大丈夫だし、中に水が入ることもありません
また、スプレータイプだと髪の毛全体に吹き付けやすいんじゃないかと考えました。
2日目は液体を使った
2日目はスプレー容器に入った液体のクエン酸を使ってみました。
スプレーなので髪全体には吹き付けやすかったですね。
ところが、どうしたことか洗い上がりがまたベタベタに戻ってしまいました。
スプレーボトルに入ったクエン酸は粉末を溶かしたものよりも濃度が薄い気がしました。
これはやはり粉末のクエン酸を使ったほうがいいと思い直しました。
3日目は粉末に戻した
3日目は初日と同じように粉末のクエン酸を使いました。
そうしたら、クエン酸を使用して3日目にして髪がベタベタしなくなりました。
脂が少し残るくらいでサラサラとまではいきませんが、シャンプーを使っていた頃の感触にかなり近づきました。これには少なからず感動しましたよ。
楽野由乃さん、ありがとうございます。おかげさまで湯シャンを続けていく自信がつきました。
余談ですが、クエン酸は水垢の掃除に使うものなので、湯シャンで毎日使っていたらお風呂が汚れにくいのでは、と期待しています。
湯シャンのべたつきにはクエン酸がおすすめ
湯シャンにはべたつきがつきものです。
私はクエン酸を使い始めて3日で効果を実感しました。
もしお困りの方がいらっしゃったら、クエン酸を使うことをおすすめします。
少しでもこの記事が皆様のお役に立てばうれしいです。