4月8日スペインで、一部ですがベーシックインカムを導入することが決定したそうです。
それを受けて昨日のミニマリストしぶさんのライブ配信は、ベーシックインカムがテーマ。
しぶさんのお話は大変わかりやすく、勉強になりました。
国民全員に一律でお金が配られるベーシックインカムの実施は、私の中では大変な快挙!
皆様にもぜひシェアしたいと思い、記事にさせていただきました。
それでは早速ミニマリストしぶさんのベーシックインカム論を、ご紹介したいと思います。
ミニマリストしぶさんのベーシックインカム論
昨日スペインで、ベーシックインカムの導入が決定されました。
それを受けて昨夜、ミニマリストしぶさんのライブ配信はベーシックインカムの話題でした。
数日前のミニマリストしぶさんのライブ配信では、防災の話がメイン。
今月いっぱいくらいは毎日ライブ配信されるとか。
毎日のようにしぶさんの生放送があるのは、うれしい限り。
私も毎晩の楽しみになっています。
ベーシックインカムに関してしぶさんは賛成だそうですが、実は私も賛成派です。
数年前から耳にするようになった「ベーシックインカム」。
ベーシックインカムとは、年齢、性別、所得に関係なく国民全員に一定額の現金を給付する制度のこと。
しぶさんによると、過去にフィンランドで2,000人に7万円を配った実験があるとか。
それ以降、初の本格的なベーシックインカムがスペインで導入されることになりました。
今回はミニマリストしぶさんのベーシックインカム論の中で、大変参考になったと思うことを5つご紹介したいと思います。
1、コロナ失業者を救える
しぶさん曰く、コロナの影響で失業してもベーシックインカムを実施すればなんとか生きていけると。
コロナのあおりを受けて、なす術がない人が増えています。
個人の頑張りでは、どうにもならない状況になっている方が多いのでは。
そういう人を救うのが国のすべきことだと、私も思います。
実店舗など対面の仕事は、コロナの影響をもろに受けている様子。
コロナが原因で困っている人を、ぜひ救ってほしいものです。
2、行政を一本化できる
ベーシックインカムにすれば、役所の煩雑な手続きが緩和されるのもメリットの1つ。
日本の行政は、とにかくお金を配るまでの手続きが面倒らしいんですね。
年収や収入の割合で区切ると選別に時間がかかるので、給付までの時間もかかるそうです。
生活保護の手続きもかなり煩雑らしいのですが、廃止してベーシックインカムに一本化すれば楽になるとか。
確かに一律で国民全員に同じ額を給付すれば、国も助かるのでは。
3、労働の価値観が変わる
働きたくない人が働かなくてもいいという考えにも、納得です。
働きたくない、にはいろいろな意味が込められていると思います。
単に働きたくない人以外にも、事情があって働けない人もいるのでは。
病気や身体が不自由、高齢など、仕事をしたくてもできない人も大勢います。
現に私も目の具合が悪く、外に働きに出るのは躊躇している状態。
ベーシックインカムで一定の給付があれば、かなりうれしいですね。
また、 ブラック企業を辞められるというメリットも。
そうすれば過労死やうつ病での自殺も減る、とおっしゃるしぶさん。
確かにその通りだなと。
4、ミニマリストとも親和性が高い
ベーシックインカムが、ミニマリストと相性がいいのは意外でした。
しぶさんは、労働時間を減らしたいからミニマリストになった面もあるとか。
しぶさん曰く、地方在住で贅沢しなければ月7~8万円で暮らせるそうです。
福岡在住のしぶさんご自身も、1か月の生活費は家賃を含めて7万円とのこと。
もしベーシックインカムが開始されれば、基本的な生活費が保証されることに。
そうなれば、今まで以上に好きなことをして暮らせます。
ミニマリストはベーシックインカムとも親和性が高いことが、腑に落ちました。
5、ゆとりが増えて仕事の業績が上がったりクリエイティブな仕事が増える
今の日本は先進国の中でも、かなり自己責任の社会だとか。
この状況下では、自己責任にも限界が来ているそうです。
しぶさんは他責の考えではなく、自分の生活は自分で守るというのが基本的なスタンス。
そんなしぶさんでも、ベーシックインカムが求められているとおっしゃいます。
ベーシックインカムが導入されれば、多方面でゆとりが生まれます。
ゆとりがあるほうが仕事の業績を上げたり、クリエイティブな仕事が増えて社会全体が豊かになるとか。
マイクロソフト社クラスの大手企業が週5日労働から4日に減らしたところ、売り上げが上がったそうです。
また、暇になったらクリエイティブな仕事をする人が増える、というのも頷けます。
働かなくていい状況が保証されているからこそ、空いた時間でよし自分でビジネスやってみよう、仕事やってみようという発想になるんで。
出典:ミニマリストしぶさんのYouTubeライブ配信
副業をする場合、一本に絞るよりも収入源を別に持つほうがうまくいくとか。
その点でも、ベーシックインカムが精神的ゆとりをもたらしてくれるのは納得です。
他にもさすがだと思ったのは、レジの人が危険だということ。
私の近所のスーパーでも、最近レジと客の間に透明のシートが設置されました。
こういう取り組みは、レジの人を守る点で素晴らしいと思います。
それよりももっと安全なのは、レジを無人化すること。
ユニクロのレジは無人化されていますよね。
ファミリーマートやイオンなどでも、セルフレジが増えています。
AI化の普及で労働の価値観が変わったところに、コロナがますます背中を押している感は否めません。
前澤友作さんのアンケートでも興味深い結果が出た
ZOZOTOWNの元社長である前澤友作さんがアンケートした結果も、興味深いものでした。
仮に日本でもベーシックインカムが導入された場合、あなたは仕事どうしますか?
— Yusaku Maezawa (MZ) 前澤 友作 (@yousuck2020) 2020年4月7日
*ベーシックインカムとは、生活するために最低限必要な現金を、政府が全国民に毎月一律支給する政策。
53万人が答えたアンケート結果は意外なことに。
このように、ベーシックインカムが導入されても「今の会社で相変わらず働く」と
「好きな仕事を好きな時に」で9割になります。
「全く働かなくなりそう」は1割弱という結果。
現金を給付したら誰も働かなくなると考えがちですが、どうやらそうではなさそう。
しぶさんがライブ配信中にアンケートしても、2番が多いとか。
3番がかなり少ないので、やはり前澤さんと似たような結果でした。
コロナが世界を変える
しぶさん曰く、人は暇だと意外と働きたいもの。
こうしてみると、ベーシックインカムにはメリットが多いですね。
実際に導入する段階では、問題が起こる可能性は十分あり得ますが。
それでもベーシックインカムが、人類にとって新しい生き方を示唆しているのは確か。
しぶさんがおっしゃるには、コロナが世の中の無駄なことを省いていくきっかけになるとか。
会社に出社しないでテレワークに移行したり、無人配達などが増えていくはずだと。
コロナは災害や不幸と捉えないで、来るべくして来たと考えて1年くらいコロナと共生していくしかないとも。
現在多くの人が、すでに暮らしの見直しを始めていると感じます。
その中でも変わらないことが、本当に自分がしたいことでは。
もし日本でベーシックインカムが始まっても、私はブログをやめないと思います。
ブログを書くことは、お金の心配がなくなってもしたいこと。
ますます気楽にブログが書けるのでは、と期待しています。
白の魔法使いエリサさんも昨年末のミニマリストオフ会で、同じことをおっしゃっていました。
バルーンアートはお金にならなくてもやりたいことだと。
ベーシックインカムのおかげで好きなことをして暮らせる人が増えたら、社会は大きく変わるはず。
楽しく暮らす人が増えれば、世の中が明るくなるのでは。
少しでも早く、日本でもベーシックインカム導入されることを願っています。
追加情報
スペインのベーシックインカム導入は残念ながら、全国民が対象ではないようです。
あくまで低所得者に限定されるとのこと。
それでも先進国で最初にベーシックインカムを導入したことは、評価したいと思います。
ベーシックインカムに関するミニマリストしぶさんのYouTube動画は、よろしかったらこちらをご覧ください。
お手数ですが、押していただけたらうれしいです♪
最後に
ベーシックインカムの話を初めて知った時は、衝撃的でした。
実現したらうれしいけれど難しいのでは、と思っていたんですね。
それがスペインで現実化して、感動しています。
アメリカやイギリスも、ベーシックインカムの導入を検討中だとか。
日本での導入はまだ厳しそうですが、私が生きているうちにぜひ実施してほしいもの。
この目で確認したいと思っています。
世界を変えているコロナですが、できるだけ早く収束してほしいのは当然のこと。
収束まで手を取り合って乗り越えていきましょう。