ミニマリスト三昧

夫と死別した50代ミニマリスト。砂糖断ちとカフェイン断ち中のゆるベジタリアン。

思い出品の片づけかた。離婚や死別を経験した私が思うこと。

片づけが大変なものの一つに、思い出の品があります。

私が手放したのは、大きく分けて4種類。

離婚した夫関連のものや死別した夫の遺品、二人の子供、付き合わなくなった友人との思い出の品です。

実体験から思い出の品をどうやって片づけたらいいか、私なりの考えをご紹介させていただきます。

思い出品の片づけはむずかしい

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部屋の片づけを進めていくと、だんだん捨てるのがむずかしい物が増えてきます。

その中でも、トップクラスなのが思い出の品。

こんまりさんも、最後に片づけることをおすすめされていますよね。

それほど難しいものなんです。

なので、なかなか思うように片づけられなくても落ち込むことはありません。

 

私が実際に思い出の品をどうやって片づけたかお話しした後に、思い出の品を片づける際のポイントについて私の考えをご紹介します。

私の思い出の品の片づけ

私個人のもの

まずは私の個人的なものから始めたいと思います。

自分の思い出の品といえば、日記や手帳、家計簿です。

20代の頃は日記をつけていましたが、数年経って読み返した時にとても恥ずかしかったんですね。

誰かに読まれるなんてあってはいけないと思い、処分しました。

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手帳も数年分取っておきましたが、必要ないと思ったので昨年手放しました。

手帳には離婚した時の状況などが書かれていましたが、もう吹っ切れているので捨てようと思いました。

現在も持ってはいますが、新しい手帳を購入したら古いものは処分するつもりです。

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家計簿は最初の結婚をしてから30年分くらいありましたが、関東に引っ越してくる前にほとんどを処分しました。

残りも昨年手放していて、今は家計簿をつけていません。

家計簿は毎日の家計管理よりも、冠婚葬祭や大きな出費などの記録として利用していました。

一人暮らしの現在はレポート用紙に書き留める程度で管理できています。

亡くなった夫の遺品

私は2度結婚しています。

再婚した夫は1年半前に亡くなりました。

夫の位牌と遺影はもちろん残していますが、それ以外では思い出のあるバスタオルなどほんの数点しか残していません。

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夫が生前一番よく着ていた服は死装束として着せました。

残したかったのですが、そのほうが夫も喜ぶだろうと思い諦めました。

結局、夫の服は1枚も残しませんでした。

それは狭いアパート暮らしで収納スペースに限りがあるからですが、ほかにも理由があります。

思い出の品が少ししかなくても夫を忘れることはないからです。

4年半の結婚生活では様々なことがあって濃い時間だったんですね。

いい思い出も嫌な思い出もたくさんあります。

私が夫から学んだこともいっぱい。

そんな夫を忘れるはずがありません。

そう思えたので、手放すことができました。

またこんまりさんのご著書の記述にもハッとしたんですね。

「恋人の思い出を片づける」という項目で次のように書かれています。

新しいご縁をの望むのであれば、基本的には潔く処分するのがおすすめです。

出典:『イラストでときめく片づけの魔法』近藤麻理恵著(サンマーク出版)

夫の一周忌が済んだ頃から、新しいパートナーが欲しいと思うようになりました。

そのためにはあまり夫を思い出すものに執着するのはよくないのですね。

こんまりさんのおかげで少し気が楽になりました。

その夫は病気で急死したのですが、そのことで終活についても考えるようになりました。

その話もよろしかったらこちらの記事をご覧ください。

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二人の娘にもらったもの

私には社会人の娘が二人いますが、教科書やノートなどはだいぶ前に全部捨てました。

ただ、子供の頃にくれた手紙などはほとんど取ってあります。

二人ともイラストが上手なので、作品やラフなものも結構残しています。

また小学生の時にたまたま地域のイベントでお皿を焼いたのですが、今でも現役で使っています。

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ただ普段から使っていて傷んだものは手放しています。

長女が学生の時に初のアルバイト代でプレゼントしてくれたハンカチがそうでした。

今時そんなことをしてくれる子がいるなんて驚きましたが、とてもうれしくて大事に10年ほど使いました。

傷んでしまった時は寂しかったのですが、何年も使うことができて幸せでした。

それだけで充分だと思います。

その話はよろしかったらこちらの記事をご覧ください。

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子供のものは量的に少ないこともあり、手放すつもりはありません。

付き合わなくなった友人のもの

付き合いのなくなった友人にもらったものも、喧嘩別れしたわけではないのでどうするか悩みました。

その友人は美術系の学校を卒業していてイラストがとても上手なんですね。

付き合っていた頃、私のイメージでイラストを2枚描いてくれました。

そのイラスト自体は気に入っていましたが、友人のことを思い出して辛くなるかなと迷ったんですね。

どうするか悩んだので、壁にかけて毎日眺めるようにしました。

3ヶ月が経った頃、友人のことを思い出しても嫌な感じはしなかったので残すことにしました。

詳しい話はよろしかったらこちらの記事をご覧ください。

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離婚した夫

最初の夫には私の方から離婚を切り出しました。

経済的な不満はありませんでしたが、我慢できないと思う言動が増えたんですね。

何度か指摘したのですが、一向に改める様子がありません。

話し合いも何もできない状態だったので、離婚を決意した時にはすっかり冷めてしまい未練もありませんでした。

ですから、再婚後に離婚した夫を思い出すブランドバッグやアクセサリーなどは全て処分しました。

そういえば再婚した夫も喜んでいましたね。

ほかの方は別れた夫や恋人からもらったプレゼントは手放すのでしょうか。

気になるところではあります。

思い出の品の片づけ

思い出の品をどうするか迷うのは、残せなかったり残したくない理由があります。

そうでなければ悩まずに手元に置いておけばいいだけですからね。

残したいけれど残せないもの

残せないというのは、厳密に言うと残したいけれど残せないということです。

スペース的に厳しかったり管理が難しいことが考えられます。

スペース的に厳しい場合、どうしても残したければほかのものを減らしたりレンタルスペースを利用するのもいいかもしれません。

管理が難しいケースで私が思いつくのは絵や古文書などです。

美術館などでは厳密な温度や湿度調整をして劣化を防ぐと聞きます。

それを一般家庭でするのはかなり難しいですよね。

ですから、思い切って美術館などに寄贈するのも手だと思います。

そうすればきちんと管理してくれるはずです。

残したくないもの

残したくないのに残さなければいけないと思っているものもあるでしょう。

残したくないものは基本的に手放してもいいと私は思います。

残したくなくても処分をためらうのは罪悪感があるからではないでしょうか。

思い出の品を手放すとその人の事まで忘れてしまうのではないか。

そう思うのも無理はありません。

ですが案外忘れないものです。

私も亡くなった夫の遺品はかなり少ないのですが、だからといって夫のことを忘れた日はありません。

大事な人との思い出の品を減らしても、あの世でがっかりする事はないと思います。

むしろ頻繁に思い出してあげることが供養だと聞きます。

極端なことを言えば思い出の品を残して忘れてしまうよりは、品物がなくても頻繁に思い出す方が喜ぶのです。

そう思えば思い出の品でも手放しやすいのではないでしょうか。

本心と向き合う

思い出の品を片づける際もほかのものと一緒で、どうしたいのか自分の本心と向き合ってください。

そうすれば自ずとどうしたらいいかわかると思います。

すぐに決められなくても私のように数ヶ月考える期間があれば、ふっと感じることがあります。

それまで気長に待ってみるのもいいかもしれません。

思い出の品をどうするか決めるのは結局自分です。

迷った時はまず自分の本当の気持ちに気づくことが大事だと思います。

こんまり本はオーディブルで無料で読もう

『イラストでときめく片づけの魔法』も読みやすいのですが、こんまり本はやはり、人気の『人生がときめく片づけの魔法』がおすすめです。

現在、アマゾンでは『人生がときめく片づけの魔法』が、朗読サービスのオーディブルで無料体験できます。

30日間、無料で数冊読める権利があるんですね。

使わないのはもったいないですよ。

私もこちらの本をオーディブルで聴きましたが、やさしい声の朗読でホッとします。

意外だったのが、読むよりもスッと頭に入ってくることです。

ぜひ、この機会にアマゾンオーディブルを体験してみてください。

人生がときめく片づけの魔法 改訂版 

最後に

思い出の品を片づけるのはなかなか簡単ではありません。

私も少しづつ時間をかけて片づけてきました。

思い出の品を片づけるのは実は心の整理をすることでもあります。

ですから焦らずにゆっくりしていけばいいのではないでしょうか。

いろいろな考え方があると思いますが、よろしかったら参考になさってください。

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