数日前、亡き夫の3回忌法要が無事に済み、ホッと肩をなでおろしています。
お寺で執り行ったこともあり、久しぶりに夫のことをしみじみと懐かしく思い出しました。
今後の婚活についても改めて考えることができて、方針を少し変更することにしました。
今日は、夫の3回忌法要で思い出したことと、婚活方針の変更内容についてお話したいと思います。
夫の3回忌法要で思い出したこと
夫は2年前に突然倒れ、帰らぬ人となりました。
夫の1周忌だった昨年は、近くにある同じ宗派のお寺に法要を依頼。
今年も数日前、同じお寺で3回忌法要をしていただきました。
1周忌だった昨年は、慣れないことばかりで無我夢中。
3回忌の今年は、だいぶ気持ちが落ち着いてきた気がします。
法要の間も、亡き夫のことをしみじみと思い出す余裕がありました。
普段から家でも毎日のように、夫の写真には話しかけています。
「いつも見守ってくれてありがとう。今日はこんなことがあったよ。」
そんなたわいもないことを、一方的に話しかけています。
そんな日常とは違って、法要は過去のことを大きく振り返るいいきっかけになりますね。
実は、夫と移住した当時の生活は楽ではありませんでした。
期待に胸を膨らませて田舎に移住したものの、なかなか夫の仕事が見つからずに経済的に大変でした。
私も体調がよくないので、パートに出てもすぐに辞めなくてはいけない状況。
夫も私も結婚前から、田舎に移住したいとは思っていました。
同じ夢を持っていることで、意気投合した面もあります。
ただ、初めての土地での仕事や慣れない農作業は、夫にはかなり負担だったのでは。
夫が精神的にも肉体的にも、かなり疲れていたことは事実。
無理がたたって夫は倒れました。
移住しなければ夫が倒れることもなかったのでは、と夫の死後に思ったことも。
夫が倒れたのは私にも責任があるのでは、という罪悪感がずっとどこかにありました。
もちろん夫名義の家なので、夫が同意しなければ移住は出来ません。
それでも、もう少し時期を遅らせてもよかったのでは。
年金がもらえる年齢になってからでもよかったかも、と思ったり。
夫が亡くなった後は、様々なことが頭の中を駆け巡りました。
夫が亡くなる2日前にこう言ったことは、今でも忘れられません。
「俺は今、幸せだよ」
この時、夫が本心から言っているように見えたのが、せめてもの救いです。
夫は自分の置かれた状況を、受け入れることができる人だったのでしょう。
苦しい生活の中でも、その中に幸せを見いだすことができた。
そのことは私も大いに学ばなければいけないと思います。
もちろん人間なので、夫にも欠点はたくさんありました。
それでも見習うべきところも多かった夫。
夫が毎回お風呂上がりに浴室を拭いていたのは、今でも感心します。
移住した家は古かったのですが、お風呂とトイレはリフォームしてきれいでした。
それが嬉しかったのか、家のメンテナンスはマメにしていた夫。
法要の間、そんなことも久しぶりに思い出しました。
今後の婚活はスローペースで
亡くなった夫のことは、今後も忘れることはありません。
それでも、私には新しいパートナーが必要だと感じています。
50代の私がこれからどれだけ生きるかは、正直自分にもわかりません。
長ければ、あと30〜40年生きる可能性もあります。
残りの人生を有意義に過ごしたい。信頼しあえるパートナーがいたら、どんなに心強いことか。
そう思って、今年の夏から本格的に婚活を開始しました。
婚活パーティーには2度参加。
会場以外の場所で男性に声を掛けられる、というハプニングもありました。
それなりに行動しているのですが、なかなか合う人と巡り会うことができません。
行動してみて思ったのは、焦っても良い結果は得られないということ。
きっとパートナーに巡り会うには最適なタイミングがあって、その時が来れば自然に出会えるのでは。
心からそう思えるようになりました。
なので、婚活はゆるく続けますが、ゆったりと構えてタイミングを待つことにしました。
パートナーに出会えるのが、1年後なのか3年後なのかはわかりません。
もしかしたら、来月出会うかもしれないし、一生巡り合えない可能性もあります。
実は、婚活の相手に経済的な安定を求めていたことに、最近気づいたんですね。
経済的な不安から焦っていました。
焦ってもいいことはありません。
経済的にはまだ不安定ですが、何とかなるだろうと思えるようになりました。
パートナーが欲しいという執着を手放した途端に、見つかったという話も聞いたことがあります。
どんな状況だとしても、焦らずにじっくり婚活したいと思います。
パートナーは欲しいのですが、入籍はしたくないというのが本音です。
夫の死後、手続きが大変だったので、もう二度とあんな大変な思いはしたくない。
お互いに心の支えになるパートナーが欲しいだけです。
あと何年かかるかわかりませんが、気長に待つことにします。
お手数ですが、押していただけると大変喜びます♪
最後に
夫の3回忌法要が無事に済んで、肩の荷がおりました。
また、今後のことを考える良い機会にもなりました。
婚活を焦ってもいいことはないと実感したので、今後はゆっくりしていくつもりです。
婚活で何か進展があったら、またご紹介させていただきますね。