最初の夫と離婚した当時、大学生だった娘2人は奨学金を利用。
2人とも私立大学だったので、利用額は合わせて350万円ほど。
収入の少なかった私は、娘たちに返済させるしかないことに申し訳ない気持ちでいっぱいでした。
ところが、実際は私が娘たちの奨学金をほぼ全額返済。
これは長年続けたトイレ掃除のおかげだとしか考えられません。
一体何が起こったのか、早速ご紹介したいと思います。
離婚後に娘たちは奨学金を利用した
これは全捨離の櫻庭露樹さんを知る、ずっと前の話です。
私は9年前に最初の夫と離婚しました。
夫とは直接話し合いができる状態ではなかったので、裁判所で協議離婚。
半年かかって精神的にかなり辛かったのですが、成立した時は心底ホッとしたものです。
離婚が決着した時、夫は離婚解決金には合意したものの娘2人の学費は出さないという結果に。
当時娘たちは、別々の私立大学に在籍中の4年生と2年生。
私と同居中の長女は大学生活が残りわずかなこともあり、借りた奨学金は少額。
一方、県外で一人暮らしの次女は美術系私立大学に在籍中で、学費が長女の倍近くも。
さらに卒業まで2年以上ある分、必要な学費もかなり多額。
離婚当時に私は仕事をしていましたが、薄給で生活するだけで精一杯の状態。
娘たちの学費は離婚解決金ではカバ―できない額だったので、足りない分は奨学金で補うことに。
離婚後1年近く次女は大学を続けるかどうか、かなり悩んだようです。
入学時は親が負担すると約束したのに、申し訳ない気持ちでいっぱいでした。
通勤途中で交通事故に遭った
できれば私が奨学金を全部返済したい気持ちでしたが、どうにもならないとあきらめていた矢先のこと。
8年前の真冬に自転車で職場に通勤する途中、交通事故に遭いました。
横断歩道が青になったのを確認して渡り始めたら、なんと横から車が突っ込んでくるではありませんか。
ぶつかる直前に気づいて、もうダメだと思い目をつぶると気を失いました。
気がつくと私は自転車ごと路上に倒れていて、相手の車が私に横付け状態。
相手の大丈夫ですかという声掛けと共に、助手席に乗せてくれたことは覚えています。
その時妙に冷静で、事故に遭ったことを会社とアルバイトに向かっていた長女に連絡。
ホッとしてまた意識が遠のきました。
次に意識が戻った時は病院の中。
確か右足首が骨折しているという説明を受けて、すぐに手術したはず。
そのうち娘や会社の上司も来てくれました。
不可解だったのは、骨折して手術した部分が全く痛くなかったこと。
足首の骨が2本折れたのですが、その部分も手術跡も全然痛くなくて看護師さんによく不思議がられました。
むしろ退院して歩き始めてから、やっと傷みを感じたくらい。
なので入院中は休みがもらえてラッキー、などと不謹慎なことを思っていましたね。
1か月入院して無事退院し、さらに1か月後に仕事に復帰。
その職場で再婚した夫と出会いました。
交通事故の損害賠償交渉を敏腕弁護士に依頼
交通事故で入院したのは人生初だったので、直後は心配だった入院費。
幸い100%相手の責任ということになり、私の治療費は全額相手負担に。
退院後には、多少の賠償金ももらえるという話でした。
いざ退院して相手が加入する保険会社から書類が届くと、かなりの少額でがっかり。
納得がいかなかったので、岡山市内の弁護士さんに無料相談することに。
その弁護士さんは敏腕で、交通事故の賠償交渉が得意だとか。
何度か相談に通って、結局交渉を依頼しました。
その際、手術した病院で後遺症の証明をしてもらう必要があり、証明書を発行してもらいました。
弁護士さんに依頼してからは、自分で相手の保険会社と交渉することが皆無に。
交渉の都度、弁護士事務所から報告が届くのを待つだけ。
かなり気が楽になりました。
私は事故直後の手術で足にボルトを数本埋め込んだので、1年後の再手術で取り出すことに。
賠償交渉は再手術後だったので、決着したのは事故に遭ってから2年後のこと。
この時娘たち2人の奨学金をなんとか返済できる賠償金が、手に入りました。
当時、長女はすでに社会人で毎月奨学金を返済中。
残額が50万円ほどあり、一括で返済。
次女は大学を卒業した直後でした。
次女が返済すべき奨学金は全額残っていて、300万円ほど。
こちらもありがたいことに一括返済できました。
こうして、思いがけず交通事故の損害賠償金で娘たちの奨学金を完済。
肩の荷が下りました。
わずかに残ったお金はすでに使い切りましたが、娘たちの負担を減らせただけで十分です。
奨学金を一括返済できたのはトイレ掃除のおかげかも
私は交通事故に遭う10年ほど前から、毎朝トイレ掃除をしていました。
確か李家幽竹さんなどの風水で毎日トイレ掃除すると運がよくなる、と聞いたことがきっかけだったような。
事故当時も、朝6時起きして出勤前に掃除するのが日課でした。
その頃は朝トイレ掃除をしないと、気持ち悪いと思うほどに。
どんなに時間がなくても、必ずトイレ掃除をしてから出勤したものです。
後で振り返ってみると、奨学金を完済できたのはトイレの神様が困った私を助けてくれたとしか思えないんですね。
また手術直後に足が全然痛くなかったことも、どう考えても不思議。
そう考えるようになってからは、ますます熱心にトイレ掃除するように。
昨年夏に櫻庭露樹さんに出会ってからは、素手でトイレ掃除するようにもなりました。
最近では櫻庭露樹さんのライブ配信で知った、トイレ願文も毎日実践中です。
四国移住を計画していてボーイフレンド募集中の私に、どんな想定外なことが起こるのか今からワクワクしています。
お手数ですが、押していただけたらうれしいです♪
最後に
交通事故に遭ったおかげで、すべて返済できた奨学金。
つくづく不思議ですよね。
私はやはりトイレの神様はいると信じています。
今後も執着せずに、楽しくトイレ掃除を続けたいと思います。